久し振りの観劇をしてきました。
観に行けただけでも本望で、それだけで嬉しい幸せ満喫なので、きっといつも以上にまともな感想ではないと思います(笑)。
桂ちゃんの主演だけあって、楽しみに張り切って行って参りましたが、久し振りに見る桂ちゃんは一回りも二回りも大きく見えてすっかり立派な男役さんでした。
19世紀のイギリス人将校、ジェフリー少尉を演じた桂ちゃんですが、裕福な家に生まれ母を亡くしたときから汝鳥さん演じるお父さんとは折り合いが会わず、お母さんが亡くなったのをお父さんのせいにして「父の望む物以外の物になりたかった」と反抗から軍人さんになったわけですが、久し振りにうちに帰ってきたジェフリーはお父さん主催のパーティーでモテモテでしたが、晴華みどりちゃん演じるエレノアを一目見たとたん「あの美しい彼女は?」なんて心の声が聞こえそうで、手を取り合い踊るのですがそれが幼なじみのエレノアだとは気付かず…
気付かない?よっぱどエレノアは子供の時と大人になってからと、そんなに変わってしまったのかしら?なんて…
エレノアから思い出のネックレスを見せられて、幼なじみのエレノアだと気付くジェフリーでありました。
このお話は「親子」「友人」「幼なじみ」との愛情のお話しでしたが、3つの愛があるからか深く感じることが難しかったですが、晴華みどりちゃんの包み込むようなふんわりとした愛がとても印象的でよかったです。
綺麗・可愛い・歌も上手い・お芝居も出来る…そして桂ちゃんと歌うデュエットがとても合っていて耳に心地よかったです。
お父さんとの親子愛は、先ほども書きましたがお父さんが仕事人間で家庭を顧みなかった…感じなのですが、もちろんお仕事は大事だったでしょう、でも最愛の奥様を亡くして悲しみはジェフリーと一緒…亡くなったことが受け入れられなくてさらに仕事に走ってしまったようで、ジェフリーが心を閉ざしてしまい後になって「あのとき一緒に悲しむべきだった」と後悔しているようでした。
お父さんにはお父さんの苦しみがあったんですね。それをジェフリーもわからないものだから、お父さんを憎んでしまったのでしょうね。
でもやっぱり親子なので、お父さんが横領の罪を着せられたときは、「そんなことをする人じゃない」とちゃんと分かっていました。
そして連日の取り調べで倒れ亡くなってしまった事を悔やみ、無実を晴らしたいと涙する一面も…
それから戦場で出合った沙央くらまちゃん演じるエドウィン中尉、彼女は本当に大きな役を貰って頑張りましたね。いっぱいいっぱい背伸びしている感じはありましたが、なかなか骨太の中尉さんでした。
そのエドウィン中尉との友情ですが、最初の出会いは取っつきにくい感じの中尉で、ジェフリーも「なんだコイツは!」と言うような表情をよくしていたのですが、だんだんとお互いのことが分かるようになり信頼も生まれてきた感じでした。
欲を言えばもっと2人で話し合うような場面や、飲み交わすような場面があったら、友情ももっと浮き出てきたのかな?なんて思いましたが、確かにしっかりと2人の間に仲間を思う気持ち・友情はありました。
エドウィン中尉もお父さんに反抗していた所があり、きっと2人はどこか似たところがあったのかなと思いました。
お父さんの事件に関わっていたのが宙輝れいかさん演じるクレイトン大尉でしたが…いやなヤツでした。って、彼女がじゃなくて、クレイトン大尉がね…
お父さんに罪をかぶせた憎いヤツ…パーティーの時に大尉がお父さんの書斎に忍び込んで、偽りの証拠を残して行くのですが、書斎から出てきた所をジェフリーは不思議に思いながら見ていたので、大尉を捜していたんですね。
それが偶然戦場で会って、問いつめてももちろん白状するわけがなく…そこでは解決しなかったのですが、その後で彼の方から事件のことを突き止められる前にジェフリーを殺しに追いかけてくるのですが、肺の病におかされていて後一歩の所でジェフリーにナイフを突き立てられず倒れてしまい、そのすきにジェフリーがナイフを拾って突き立てようとするのですが、いくら憎い相手でも苦しんでる人間にそんなことは出来なかったんでしょうね。
でもそこでやらなかったおかげで、大尉が亡くなる前にお父さんの事件のことを白状してくれたのでした。
戦場から帰ったジェフリーですが、自分の家が競売にかけられてるのを知り、そして自分が戦死したと告げられていた事に驚き…そんなところにエレノアが幸せそうに赤ちゃんを抱いてあらわれて…あ〜戦死したと思って他の人と結婚してしまったのね〜「お約束やん(T_T)」と突っ込みを入れてしまいましたが、大きな勘違いで赤ちゃんは他人の子を預かっていただけ…
幸せそうなエレノアの姿を見たジェフリーは「幸せな姿が見れればいい」と、勘違いのままこっそり去ってしまい…
でもエレノアもすぐジェフリーが帰ってきたことに気付いたので、後を追いかけたのですが、なんせジェフリーが勘違いしている物だから普通なら飛びついて抱きしめ合うところでしょうが距離を保ったまま去ろうと…
エレノアも勘違いしてることに気付き、子供の頃から大事にしていたネックレスを取り出して「ずっと待っていた、勘違いよ」と言うことを告げてめでたしめでたしでした。
ハッピーエンドでなによりでした。
あ、でもエドウィン中尉は銃弾に倒れてしまったので残念でしたね。
15人と言う少ない人数でしたが、その少なさは全然感じませんでした。下級生が何役もやって頑張っていたからでしょうか…今回は女役さんも立ち回りに参加してましたからね。
他に目立った子は連城まことくんでしょうか、ジェフリーとエドウィンがいる小隊にいる軍曹でした。あ、でもこの小隊にはこの3人しか出てこないんですけどね(笑)。
戦争が始まって、本隊を連れてくる〜!とジェフリーが一人で砂漠をいくのですが、帰ってきても本隊は?????結局三人で戦っていました(^_^;)。
お父さんやエドウィン、大尉が亡くなったりしてウルウルとしましたが、私が一番感動したのはフィナーレナンバーでした。
桂ちゃん一人いいお衣装を着せていただいて、真ん中で歌い踊り、デュエットダンスもあり、なによりも最後にみんなに迎えられて寸断だけど階段を下りてくる姿に涙が出ました。
もちろんまだ研8で新公卒業したばかりで、男役もこれからの桂ちゃんなのでしょうが、私には久し振りの舞台で観る桂ちゃん…その姿はとても立派で大きくて、感慨深くなりました。
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