211系0番台、誕生からさよならまで(Page11)

2017年6月の重要部検査出場時からK51編成が故障して同系で最長記録タイとなる3か月の運用離脱を起こした2019年3月までの様子を紹介します。

編成 入場日  出場日 
K51編成  不明 2017年7月21日 
K52編成  2017年6月5日  2017年6月21日 


ピクトグラム図
遂にWハンドル化改造 外ほろ交換(2013年11月ごろより) 併結可能系列:211・213・311・313系 最高速度は120キロ
種別・行き先別個表示の幕 K50番台編成 セミクロスシート 均衡速度
ヨーダンパあり 311・313系用LED操作確認装置 増圧ブレーキあり 出入り口付近の床、滑り止め改造
EB・TE装置取り付け 停車駅接近報知装置取り付け改造 車椅子スペース設置済み ドアチャイム取り付け済み
パンタグラフ載せ変え つり手増設 運転情報記録装置取り付け ATS-PT設置改造
スカート改造   映像記録装置 ベビーカーマーク
 優先座席の明確化

2018年8月より
   

他系列均衡速度: 211系(2M1T)         A13
            211系・311系(2M2T)   A5
            213系(1M1T)        A5
            313系            A30

写真  出場試運転 重要部検査後の試運転を行うK52編成(2017年6月21日、大曽根駅)


 2017年に全般検査から法定期限の4年間を迎え、K52編成が重要部検査に入りました。入場期間は2010年検査時と同様の13日間(土休日を除く)であり、他系列と同様に優先座席のオレンジ色による明確化、同部のつり革のオレンジ化、出入り口滑り止めの黄色着色による明確化が実施されました。
 それに対して、K51編成は法定期限ぎりぎりまで延ばさず、K52編成の1か月後に出場しました。
 また、2018年8月にはK51編成のクモハ211-2に中央線南木曽以遠も乗り入れ可能であることを示す◆マークが設置されました。パンタグラフ取り換え当初より乗り入れは可能であったと思われますが、なぜ2018年に設置されたかは謎です。

 運用としては2014年改正以後変化はなく、平日に区間快速、休日に亀山→名古屋の1本の快速運用を有しております。