211系0番台、誕生からさよならまで(Page14,Last) |
いよいよ最後の年となった2022年の動き、2022年2月から始まった後継車両315系の車内広告掲出、3月1日からの引退編成札の掲出から同月の廃車回送までを紹介します。 |
ピクトグラム図 | |||
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他系列均衡速度: 211系(2M1T) A13 211系・311系(2M2T) A5 213系(1M1T) A5 313系 A30 |
写真 | K52編成営業最終運用(2022年3月5日 4132M 八田駅) | |
K51編成所定最終運用(2022年3月6日 回送列車 名古屋→金山間) | ||
K51編成、K52編成(→中津川)廃車組成(2022年3月6日 神領車両区) | ||
K52編成、広告撤去後の姿(2022年3月7日 春日井駅) | ||
K51編成、K52編成廃車回送(2022年3月7日 高塚駅) |
2022年に入り、黙々と運用をこなしていた211系0番台もいよいよ引退の日がやってきました。 同系の動きとして注目されたのは2022年2月に後輩315系のデビュー広告を掲出したこと、及び2022年3月1日から引退の3月5日(K52編成)、3月6日(K51編成)まで元編成札掲出箇所に載せられた引退札があげられます。この引退札は211系0番台の運行に関わる4つの運輸区(亀山運輸区、神領運輸区、中津川運輸区、名古屋運輸区)が作成したものです。 3月6日の名古屋駅→神領車両区の運用をもって所定の運用をこなした211系0番台。同日のK51編成は1時間程度で整備を終え、10時過ぎに入れ替えのうえ、既に電源投入されていたK52編成と組成されました。そこでドア開閉、ブレーキ試験等の仕業検査を実施。実施後に車内の広告撤去が行われました。 3月7日の早朝に神領車両区を出区、名古屋駅からはかつて通いなれた東海道線を走行。ただし、その行先は二度と帰ることの無い浜松。 故障、事故等の遭遇はありましたが、踏切事故や自然災害などの大規模な事故に恵まれず、その使命を完遂しました。 余談ですが、リニア鉄道館の鉄道レイアウト内の名古屋工場入場中の211系0番台(クモハ211)はどうなるのかな・・・。あちらでは先輩の0・100系新幹線などもいるため、永遠の現役車両でしょうか。 |
211系0番台の運用 (2022年3月引退時点、2021年3月改正と同様) |
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平日その1 | 1301M(桑名→亀山)→2352M(区間快速:亀山→名古屋)→回送(名古屋→神領車両区) 回送(神領車両区→名古屋)→2357M(区間快速:名古屋→亀山) |
平日その2 | 2350M(区間快速:亀山→名古屋)→305M(名古屋→四日市)→2356M(区間快速:四日市→名古屋)→回送(名古屋→名古屋車両区) 回送(名古屋車両区→名古屋)→339M(名古屋→桑名)→342M(桑名→名古屋)→1325M(名古屋→亀山)→1328M(亀山→名古屋)→353M(名古屋→四日市)→358M(四日市→名古屋)→363M(名古屋→桑名) |
休日その1 | 4301M(桑名→亀山)→4312M(亀山→名古屋)→回送(名古屋→神領車両区) 回送(神領車両区→名古屋)→5357M(区間快速:名古屋→亀山) |
休日その2 | 4308M(亀山→名古屋)→4309M(名古屋→亀山)→5300M(快速:亀山→名古屋)→回送(名古屋→名古屋車両区) 回送(名古屋車両区→名古屋)→3337M(名古屋→桑名)→3338M(桑名→名古屋)→4323M(名古屋→亀山)→4334M(亀山→名古屋)→3351M(名古屋→四日市)→3354M(四日市→名古屋)→3361M(名古屋→桑名) |
211系0番台の引退に伴い、本ページもここで終了です。ご高覧ありがとうございました。 |