211系0番台誕生からさよならまで(Page2) |
ここでは1986年誕生時から1999年改造前までを追ってみたいと思います。 |
ピクトグラム図 | |||
他系列均衡速度:113系(2M1Tor4M2T) A6 113・117系(2M2T) B8 |
写真 | (ご提供:境川のオッサン様、ありがとうございます。) |
1986年の登場以来、117系と一緒に「東海ライナー」の一端を担った快速用電車の時代です。 なお、この中京色時代はまだ新快速は存在せず、「快速」「普通」で使われていました。 当時は電気連結器がなく、5000番台も登場し大垣区転属の上塗料変更した1988年に電気連結器と一緒に取り付けたものと思われます。 電気連結器が装備されていない時代は列車の顔の左側にジャンパ線が1本ありました。 また、当時、現在のC1編成がK2編成、現在のC2編成がK1編成とクモハの車号にあわせて編成番号が構築されていました。 |
ピクトグラム図 | |||
他系列均衡速度 113系(2M1Tor 4M2T) A6 117系(2M2T) B8 211系(2M1T) A13 211系・311系(2M2T) A5 213系(1M1T) A5 313系 A30 |
写真 | (ご提供:shibu2170Y様、ありがとうございます。) ご提供者のご好意により管理人によりでヨーダンパなし台車を協調するべく画像編集を加えております。 側面オレンジ帯の箇所にあるホワイトのJRマークな点も懐かしいですね。 |
湘南色になってから大垣電車区へ移った時代です。 この時代は113系の大活躍、313系の登場に伴なう113系の引退、213系の転出など動きの多い時代でした。 まず、80年代末期に電気連結器が取り付けられ、ジャンパ線が撤去されました。 後の89年に新快速が誕生、同系も「新快速」を担当した時代がありましたが、95年ごろから99年までは快速(ブルー快速&グリーン快速)と普通の2本立てで活躍していました。 1999年4月にC2編成が入場、7月の出場後C1編成に120キロ対応化改造を受けると言う登場以来もっとも大きな改造を受け、姿が変わりました。 それだけではなく、運転関連機器の多くが追加され、311・313系とも一緒に走ることができるようになりました。 C2編成改造中は313系3000番台2連2本(当時は神領電車区所属)が大垣へ貸し出されて代走を勤めていました。 当時東海道線では最初の313系運用となり話題を集めました。 C1編成入場時は代走車両が目まぐるしく変更されました。 代走編成が、313系(大垣区4両編成)→311系→117系と代わり、最後に313系(大垣区4両編成)と4回も変わりました。 次のページでは120キロに改造された「新・211系0番台のページになります」。 |
改造概要 | ・台車にヨーダンパの取り付け ・最高速度120キロに向上させるため、制御器の改良 ・方向幕を311系同様、種別・行き先で別々に表示出来るように改造 ・ブレーキ距離短縮の為増圧ブレーキを取り付け ・311,313系のLED表示器を操作できるよう操作盤を取りつけ、車掌が動作確認できるようLED装置を配置 ・方向幕交換の為幕設定装置を改良、この装置には311系の時計を制御するためそのための機械も装備、時刻・動作確認できるように時計も装備 ・上記の機械に笠寺・三河塩津停車駅設定追加可能に設定 |
当時の運用1999年 (列車番号) |
運用区間(このほかにもご存知でしたらお知らせください) |
平日 | 553M(浜松→大垣、運用1) 589M(豊橋→大垣、運用1) 1495M(大垣→関ヶ原、運用2) 4137M(豊橋→大垣、快速、運用2) 2134M(大垣→豊橋、快速、運用1) 4140M(関ヶ原→豊橋、快速、運用2) |
土・休日 | 553M(浜松→大垣、運用1) 4137M(豊橋→大垣、快速、運用2) 4130F(美濃赤坂→浜松、快速、運用2) 2134M(大垣→豊橋、快速、運用1) |