211系0番台誕生からさよならまで(Page6)

ここでは、2008年に実施された重要部検査からATS-PT改造前(C1編成は2008年、C2編成は2011年)までの模様を紹介いたします。

ピクトグラム図
遂にWハンドル化改造 外ぼろも取り付け 併結可能系列:211・213・311・313系 最高速度は120キロ
種別・行き先別個表示の幕 編成記号・C セミクロスシート 均衡速度
ヨーダンパあり 311・313系用LED操作確認装置 増圧ブレーキあり 出入り口付近の床、滑り止め改造
EB・TE装置取り付け 停車駅接近報知装置取り付け改造 車椅子スペース設置済み ドアチャイム取り付け済み
ATS-PT準備 パンタグラフ載せ変え つり手増設 運転情報記録装置取り付け

他系列均衡速度:117系(2M2T)        B8
            211系(2M1T)        A13
            211系・311系(2M2T)  A5
            213系(1M1T)       A5
            313系            A30

写真
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要検出場10日後

2008年2月〜3月にかけての重要部検査で211系0番台も他系列に習い、パンタグラフのシングルアーム化、運転情報記録装置取り付け工事、つり手増設(211系のみ)、ATS-PT導入準備工事がなされました。

次に、運用としては2008年3月15日ダイヤ改正でおよそ1年半ぶりに快速運用が復帰しました。区間快速のため岡崎から名古屋までの短い距離ではあるものの、311系と手を組んで120キロ運転で沿線にMT61サウンドを響かせています。
さて、MT61モータに関連したお話で、C1編成のクモハ211-2の連結面ではMT61オリジナルタイプ(外扇)を搭載しており、実に10年以上のブランクで211系0番台&MT61オリジナルという、製造当初のコンビが復活しました。

211系0番台の運用(2008.3.15〜2009年3月)
平日その1 回301F→110F→131F→150F→1101F→1118F
平日その2 2601F(区間快速)〜601F→124F→回送列車→147F→164F→173F〜回173F→243F→236F
休日その1 回3301F→3110F→3137F→3154F→3165F→3190F→4101F→4116F
休日その2 3117F→3136F→3149F→3164F→5954M→4111F