211系0番台、誕生からさよならまで(Page8)

2011年9月に実施された神領区への転属から2013年に実施された全般検査までの様子をご紹介します。

編成 転属回送実施日 新編成名付与日 大垣時代編成番号
K51 不明 2011.9.18 C1
K52 2011.9.7 2011.9.10 C2

ピクトグラム図
遂にWハンドル化改造 外ぼろも取り付け 併結可能系列:211・213・311・313系 最高速度は120キロ
種別・行き先別個表示の幕 K50番台編成 セミクロスシート 均衡速度
ヨーダンパあり 311・313系用LED操作確認装置 増圧ブレーキあり 出入り口付近の床、滑り止め改造
EB・TE装置取り付け 停車駅接近報知装置取り付け改造 車椅子スペース設置済み ドアチャイム取り付け済み
パンタグラフ載せ変え つり手増設 運転情報記録装置取り付け ATS-PT設置改造
スカート改造

他系列均衡速度:117系(2M2T)        B8
            211系(2M1T)        A13
            211系・311系(2M2T)  A5
            213系(1M1T)       A5
            313系            A30

写真
関西線内で活躍するK52編成
(富田浜→四日市間、名古屋→亀山方面の快速は2012年ダイヤ改正以来設定なしでした。)

2011年3月改正(当時は全車両大垣区)で事実上の隠居生活の始まりとなった211系0番台。
新ダイヤ実施後わずか半年で旧C2編成が神領区へ転属、同区では兄弟格の211系5000番台が配属されており、4両のK0番台編成の編成記号を踏襲しながら、車内設備等が異なるため、当時神領区に在籍した313系一般仕様の3連にならい50番台の区分が与えられました。

9月上旬に旧C2編成が、中旬には旧C1編成がそれぞれ転属し、両編成とも9月末より213系を置き換える形で関西線を主体に、一部中央線で運用されていました。
転属を機に新製当時と同じく、クモハ211の車号と編成記号の下一桁を統一させるかと思いきや、大垣時代の車号と編成記号を逆にした状態を続けることに。

帯の色と住処を1989年に移動して以来20年強過ごした大垣を離れ、生まれ故郷の神領へ帰ってきた211系0番台。
117・119系淘汰完了後はJR東海最長老の電車となるため、かつて所属した113系と同じようにラッシュタイムを中心とする助っ人的な隠居生活に。
名古屋〜亀山間の快速運用も2012年春の改正で一旦撤退。少ない運用で晩年スタイルを過ごしました。

運用(2011.9.30より)
管理人の撮影分では以下の通りです
【関西線・平日】
4312M、2356M、1313M、305M
【関西線、休日】
4312M、5302M、2314M、4311M、2301M、2317M
【中央線・土休日】
3601M、3604M