0系は1964年から1986年までの長きにわたり製造された初代新幹線車両です。
3200両以上の製造両数は未だに全新幹線ナンバーワンの両数を誇り、1980年代まで数の上では最大勢力を誇っていました。
しかし、後継の100系登場以後は勢力を徐々に弱め、1999年には住み慣れた東海道を去り、山陽区間で「ひかり」「こだま」と
して走行していました。
2000年には「ひかりレールスター」の700系に優等運用を譲り、2002年には現在のグレー基調と両に変更され、2004年には
青色基調の0系が撤退しました。
N700系登場時から引退が噂されましたが、同系投入に伴い捻出された500系を「こだま」に転用する形で2008年秋の
完全引退がJR西日本から発表されました。 |