キヤ97系は2007年末から2008年に登場したレール輸送用気動車です。
定尺レールタイプの0番台がR1〜4の2連8両、ロングレールタイプの200番台がR101編成の13両、合計21両在籍しています。
前者は2008年1月頃から試験走行に入り、4月の新年度明けからデビューしました。
気動車化に伴う加速力の向上のほか、運転最高速度もレール積載時に95キロ(従来+20キロ)、レール非積載時110キロ(従来+35キロ)
と大幅な速度向上を実現、特にレール非積載時は営業列車との協調ダイヤも可能となりました。
貨車のような車両が本線をすっ飛ばす新しいタイプの工事車両に伴い、従来の機関車やレール輸送貨車はいよいよ引退。
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