みかんの疾走:113系東海道名古屋地区疾走レポート

このレポートでは99年12月改正で東海道名古屋地区から撤退した113系が「突発営業」した際の姿をご紹介しております。
また、その突発運用を果たした113系たちのその後もあわせてご紹介いたします。
なお、第二幕の画像は一部「113系展示室」から流用しております、あらかじめご了承ください。

第一幕:2002年4月26日(金)に神領区配置・豊橋常駐だった113系N11編成の運行模様を紹介
第二幕:2005年7月10日(日)に静岡区配置・豊橋常駐だった113系L25編成の運行模様を紹介

第一幕  N11編成(2002.4.26)
 この時は大垣区所属だった211系5000番台の故障により当時の169F→192Fで登場
その後のN11編成  この運用後、2002年7月頃に重要部検査を受け、8月には中央線運用に活躍していたことを確認。
 他の113系とともに2005年にはひのき舞台の「エキスポシャトル」運用の一役を担いました。
 しかし、2006年7月には全検切れを向かえ浜松工場へ廃車回送されました。
刈谷駅にいる神領区113系

刈谷駅のぼり待避線で新快速待ちをしている113系N11編成
方向幕は豊橋を示しております。また、間通路のところには車号である
2127と表記されています。
(この車両はクハ111−2127です。)

【2006年追記】
113系も廃車になり、背景のコンテナ置き場も国道23号線沿いに移転
たった4年間とはいえ車両と風景の変化の早さをしみじみと感じたものです。



新快速と並んだ113系@刈谷駅

刈谷駅で新快速と並ぶ113系N11編成

ドアが開いているので、間違いなく営業列車です。
ちなみに横にいる313系は300番台です。



蒲郡駅に進入する113系

蒲郡駅で貨物列車・新快速を待つために入る113系。高架化される以前の
貴重な写真になるでしょう。
場所 東海道本線蒲郡駅

第二幕  L25編成(2005.7.10)
 東海道線大雨の影響で遅れた「ムーンライトながら」の代役として豊橋→大垣間で運転(復路回送)
その後のL25編成  一時期「デカ目」で名高いクハ111-158,166を連結したことで有名だった同編成も2004年に編成組み換えを受け、
普通の113系になりました。
 しかし、2005年開催の愛知万博により神領区113系の豊橋常駐が不可能になり、また2004年10月改正で
ATS-Pを持つ静岡区113系T編成の 東京乗り入れが廃止された為、余剰となった静岡区の113系が
豊橋常駐の一役を担うことになりました。

 この間、愛知環状鉄道も本数増加+車両増結で検査予備が不足した為、なんと「愛環の代走」も
このL25編成が担っておりました。
 しかし、この編成も2005年秋に全検切れを向かえ廃車されております。
L25編成
大垣より先頭車は99年改正まで大垣所属だったT'c111-506。この突発運用では大垣まで向かったので久々に
かつての旧友と顔を合わせたことでしょう。
場所 名古屋駅 時刻 6:17
緑のドア 緑のドア
一部の2000番台を除いて緑のドアのままだったJR東海113系。
この車も例外ではありませんでした。
時刻 6:07
大垣へ 大垣へ
静岡区の幕となった以後も「大垣」のコマは残っていた為「大垣」表示で走行しておりました。
0'の特徴の大きめの便所窓も既に過去のもの・・・
場所 名古屋駅 時刻 6:15
同時発車(違) 両方案内
駅の発車案内は突発列車・正規の列車の双方が表示されておりました。実際、正規の列車は約1時間近くの遅れで
運行されていた模様です。
場所 大高駅 時刻 5:48
原型室内 L25編成室内
JR東海の2000番台に多く見られる白色系の化粧盤にリニューアルされていない、
オリジナルの車内を維持しておりました


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