運転情報記録装置

運転情報記録装置・・・列車の走行履歴(運転速度・非常ブレーキの使用履歴など)を記録する装置のことです。

こちらは2005年に起きた尼崎脱線事故以後、列車の走行履歴を記録し、万が一の事故の際の原因解明に
役立てる為、2006年1月より先行的に一部の211系(5000番台)に搭載、3月より設置が本格化しました。

該当車両はJR東海所属の車両(廃車処分の決まっている113・115系及び123型は対象外)です。

2006年1月に出場したC11・K12編成で先行設置した後、3月までの出場車両は同装置が設置されずに出場しましたが、
3月出場の車からは本格的に取り付けが始まり、2006年度からは一部の車両については臨時入場させて設置を急ぐなど
普及に努めている様子が伺えます。

幣サイトでは詳細を211系(5000番台)にて説明させていただきます。

車内から見た装置類
車内から見ると 車内から見た装置全体
211系(5000番台)の場合、助士席側は窓が低く、シートもあることから絶好のかぶりつき席
となっています。画像はその座席からの撮影ですが、AとBの装置が置かれているのが
確認できます。
また、213系5000番台(H11編成)で確認したところ、こちらは211系5000番台と完全同一の装置・
電源装置の位置となっておりました。
カードリーダー(装置A) カードリーダー(装置A)
こちらは一番上の画像で示す装置Aです。これはカードリーダと思われ、状態を示すランプが
3種類あります。
電源装置(装置B) 記録装置(装置B)
カードリーダの内容等を読み込む装置のようです。
当初は電源装置と予想しましたが、装置Aのカードリーダのカードへデータを送る為の装置と推測を
変更させていただきました。
(機械のラベルは「運転情報記録装置」となっております)

車外比較@211系5000番台
改造未施工、C14編成 改造未施工のC14編成
「5014」とある運行表示機の下、すなわち助士側には何の装置も載せられておりません。
また、運転士側にある装置は架線および補助電源電圧計です。
改造後のC11編成 改造されたC11編成
拡大画像の「C11」の下にあるもの(矢印C)が最上部の画像の「装置B」と、
同じくこちらの拡大画像のD(矢印D)が最上部の画像の「装置A」と呼応しています。


その他の系列  117系では臨時入場で取り付けが、311・キハ75系などは入場時に装置が設置されました。
装置発見 117系S8編成
211系(5000番台)のような電源装置は車外から見た為か発見できませんでしたが、カードリーダは
助士席上部に置かれていることが判明しました。(矢印の装置、上部画像での矢印Aの装置と同一)
75系気動車(1次車) キハ75系(装置その1、75-6.106の編成)
キハ75系では運転席背面の上部に211系5000番台などとは別物のカードリーダが設置されました。
(211系5000番台で言う装置Aに該当)
75系の装置(その2) キハ75系(装置その2、時刻表示装置も兼用)
キハ75系はカードリーダの他に車内時計の装置を兼ねた機械も設置されております。75系は1次車・2次車ともに
装置「その1・その2」を共通して積んでおりますが、「装置その2」のみは設置箇所が異なります。
1次車は運転席右側上部(海側乗務員ドアから出ないと確認不可)、2次車は運転台左側上部(車内から確認可)
に設置されております。
ほぼ211系(5000番台)と同一です 311系(G8編成)
211系と兄弟車両ということで装置の形状・設置位置とも5000番台と同一となっております。ただし、カードリーダ
に関しては下部に足が足され、211系5000番台より高い位置に装置が置かれております。
313系にも設置 313系(B103編成)
313系はモニター側で対応している思いきや、カード差込口が無い為かカード読取装置が取り付けられました。
しかし、機械そのものはその他の系列とは大きく異なり、長さ(画像で言う手前から奥への長さ)が長いものに
なっております。
119系カードリーダー 119系(M2編成、カードリーダー)
119系も検査入場時に211系とほぼ同じタイプの記録装置が設置されました。なお、1両電車のM編成は下り方運転台
のみに設置され、上り方の運転台には装置がありませんでした。
119系装置本体 119系(M8編成、記録装置本体)
運転台の狭い119系は211系0番台と同じく、乗務員仕切りドアの上に装置が取り付けられました。
新313系は登場時から整備済み 新313系(Y101編成)
新313系の記録装置は従来313系に改造されたものと同一品ですが、従来313系は取り付け座+装置のところを
新313系は装置がそのまま助士席テーブルに置かれております。
キハ11 キハ11型(キハ11-115)
キハ11型は運転台スペースに設置する場所がないため運転席上部に取り付けられました。
カード差込口 211系0番台(クモハ211-1)
211系0番台ではカードリーダは添加励磁グループ(211・213・311系)と同じ位置に設置されておりますが、
他の機械と干渉させないためにリーダそのものは斜めに設置しています。
こんなところへ 211系0番台(クモハ211-1、電源装置)
添加励磁グループでは助士席側ドア横に置かれている電源装置です。しかし、211系0番台では方向幕設置装置
があるために、同じ位置の設置は不可能。
カードリーダ下に隠し入れるかと思いきや、そこにも他の機械があるのか、なんと貫通路上部に設置されました。

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