2009年09月26日(土)    のち                                
長野 南木曽岳(登山)〜昼神温泉 

オフバイのちょっとした転倒から3ヶ月、ようやく足の痛みもとれ、今日は久しぶりの山歩きです。  1〜2週間程度で、治るかと思って
いましたが、じじいになるとそうは行かない・・ さすがに山登りは出来なく辛い(おおげさな・・) 日々が続きましたが、やっと完治です。
不幸中の幸い、バイクに乗るのは問題無かったのが、ほんと、ありがたかったです。

今日の行き先は、長野・南木曽岳です。  久しぶりということで、比較的近場で、標高の低い山・・ かる〜く、ひと登りと思っていたのですが・・。

豊明I.C〜伊勢湾岸〜東海環状〜中央道〜中津川I.C〜国道19号〜国道256号〜南木曾山麓・登山口

 
しか〜し登り始めから、いきなり急斜面の連続  まったく休憩するポイントすらありません。  登れど登れど、深い山の中を、
モクモクと、よじ登ります。   

 
途中、開けた景色・・ 眼下に清内路村の集落が見え、ちょっと一息・・  どんどん登ります・・久しぶりのためなのか、実力以上の急斜面が
襲いかかってきます。 ”運動不足が身にしみる”   そして、ようやく尾根沿いに出ました。

  
この辺は、一番歩き易かった所・・ 景色もなかなか見応えがありますが、ちょっと怪我上がり?には、きついかも・・。


まもなく頂上です。 脇には、雄大な山岳風景が見え隠れしてきて、足にも再び気合いが入ります。 そして・・


<南木曽岳・頂上> 到着。  標高1677m でも、ここは展望がありません。 まさかこれで終り・・
非難小屋の案内を頼りに、下山道に入ります。  そして・・  展望広場に到着です。

                      
<御嶽山・乗鞍岳・北アルプス>

                  <中央アルプス・主峰>
今日は、雲が多くて少し残念ですが、この広場からの、360度の景色は、絶景そのものです。


そして、まるで日本庭園のような景色です。 熊笹が緑の絨毯のように敷き詰められ、そして花崗岩と見事に調和しています。

 
少し脇に目をやれば、赤い屋根の非難小屋・・ そして、広大な熊笹絨毯が続きます。 

”いや〜〜素晴らしい ”  苦労して登った甲斐がありました。 今日も、黄昏弁当が美味しいです。

 
 ・・最高の景色に別れを告げ山を下ります

 
早くも、頂上付近は紅葉が始まっています。  朝、雲っていた天気も、透き通る気持ちの良い青空です。

下山もまた、キツイ急斜面の連続で、油断は出来ないです。 一歩踏み外せば、今日の完治登山が、無意味なものに成りかね
ませんから・・。  笑う足を慎重に降ろし無事下山・・、昼飯込みで、約5時間の登山でした。

今日の南木曽岳・登山、上りも下りも全線急斜面ばかりで、息のつくことが出来ない工程で、正直疲れました。 しかし、頂上での
景色は予想を越える絶景で、その苦労が報われた感じです。  やはりこの達成感は、なにものにも変え難いものがありますね・・。

国道256号〜(昼神温泉)〜国道153号〜県道33号〜県道11号〜ローカル県道〜帰宅

本日の走行距離   Km              黄昏度 南木曽岳・頂上