第2回
「ダーティペア」
1985年の7月から半年間放映されたSUNRISE作のテレビアニメ。
原作は「クラッシャージョウ」等で有名な高千穂 遥氏。
この人の執筆した小説版もソノラマ文庫で何冊か出ています。
ところで最近のマンガはやたら女性が強いですね。
しかも美人ときたもんだ。
そんな近頃のスタンスを印象的に位置づけたのがこの作品であると私は思っています。
どんな話かとゆーと、
宇宙のトラブル解消請負機関WWWA(スリーダブリューエー)の
トラブルコンサルタント(まーエージェントですわ)の二人の女性、ユリとケイが数々の困難な任務をこなしていく・・・・といったスペースロマン(?)みたいな感じ。
頭脳派でロングの長い髪を持つユリと直情型で赤いほつれ髪のケイ。
自分はユリ派でした(爆)
二人共美人なんですがしゃべり方がアネゴ言葉で今見ると笑えます(「ぁにヨォ!」とかスケバン刑事?)
コスチュームデザインは現在ギャラリーフェイクを連載している細野 不二彦氏(スキトキメキトキスの肉丸くんもこの人かな?なんて題名だっけ)でかなりセクシー。
そんな彼女らの活躍をテレビの前で多くの男性が見守っていたに違いありませんな・・・
話がずれましたが・・・・これらほとんどの事件がグッドエンディングで終わるワケはありません。
ココがこの作品のミソ。
事件は解決するのですが多くの一般人が事件に巻き込まれ犠牲になったり
時には都市ごと惑星ごと壊滅してしまったりします。
そんな結末になってしまったの後に決まってこの二人が「あ〜あ・・・まいっか!」
と流して次の話に行くと。
こんな二人じゃあ巷では“ダーティペア(汚い二人)”と呼ばれるのも無理ありませんね。
誰も二人の自称“ラブリーエンゼル”とは呼んでくれないのであります。
ちなみに自分は子供の頃木曜ロードショーかなんかで「ダーティハリー」をダーティペアの実写か?と勘違いして見ました。
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