豊 橋 鬼 祭


国指定重要無形民俗文化財・豊橋鬼祭が行われる安久美神戸神明社(あくみ かんべ しんめいしゃ)
に参拝した。豊橋鬼祭がどんな祭りか,下の写真を見れば,愛知県民ならお判りかと思いますが…
「愛知の公式観光ガイド AICHI NOW」によれば,
東三河地方に春を告げる祭りとして古くから受け継がれてきた祭り。
神話を田楽に取り入れて神事としたもので,それぞれの所作がものがたりに裏付けられている。
祭のクライマックスは2月11日に行われる「天狗と赤鬼のからかい」
悪さをする赤鬼を天狗がこらしめます。赤鬼は何度挑戦しても天狗にはかなわず,その非を悟って
持っていた白粉餅や穀物の粉で罪・けがれを祓い清めて里人に償いをした…というお話。
この餅がタンキリ飴の由来。これを食べると夏病みをしないと言われています。

←安久美神戸神明社 本殿

神社の由緒書きによれば,「940年,平将門の
乱平定の報賽として,朱雀天皇より伊勢神宮に
三河国の飽海荘(あくみのしょう)が寄進されまし
た。その際,伊勢神宮祭主の庶流大中臣基守が
この地の司き,天照皇大神を奉斎して地域の繁
栄を祈願したのが当社の始まりと伝えられてお
ります」とのこと。

本殿前には八角形の「儀調場」が設けられてい
て,鬼祭神事の多くはここで執り行われる

赤鬼

安久美神戸神明社へのアクセス



国指定重要無形民俗文化財・豊橋鬼祭の詳

細は下表・最下段の豊橋市発行「ふるさと再

発見ガイドブック 知るほど豊橋その10」を。



参考

安久美神戸神明社

安久美神戸神明社/フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

豊橋鬼祭−安久美神戸神明社HP

豊橋鬼祭−国指定文化財等データベース(文化庁)

豊橋鬼祭−豊橋市発行「ふるさと再発見ガイドブック知るほど豊橋その10」


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