旅の楽しみの一つは言うまでもなく,その土地の料理。今回の旅行では残念ながら「食」こ関しては基本的にハズレであった。唯一,救われたのは西安の餃子づくし。
お土産も旅を楽しむ重要なポイントだ。このページは食事とお土産について紹介する。
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莫高窟,第407窟天井の「三兎蓮華図」を模した絹織物(第205窟とは,違う三兎図)
敦煌から西安へ移動する日,織物工場へ案内された。手作業による絨毯作りが如何
に大変かという説明を実技を含め,説明を受ける。説明の部屋の横は…もちろん,販
売コーナー!説明の部屋の10倍は広い。買うつもりはなかったが,このデザインの敷
物(壁掛け)を見つけ,俄然,購入意欲が…女房の干支がウサギ!!
客?は我々二人だけ…買う気があると見た店員が,織物の隅を裏返し,貼ってあるメ
モを見て,「1800元(1800×14円)ですが,今日最初の客なのでオマケしますよ」
…と流暢な日本語で話しかけてきた。まさか思いつつ,中国語で「600元なら」と返す。
「これを作るのに1ヶ月はかかりますよ…」ここで,最前の実技説明が聞いてくるハズ…
この作戦が通じないと分かったのか,レジにいる人となにやら話してから,「900元!」
ここから数度やりとりがあって,結局700元でお買い上げ。ガイドがビックリしていた
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夜光杯:祁連山脈近くで取れる墨玉石を磨き削って作った器。光の当て方で雰囲が変
わる。(色の変化と詩は,ここを)先ず,洗脳工程…夜光杯の工場に案内され,一つの
器を作るのに,如何に手間がかかるか−ソコソコの価格だぞ!を見学者用に作られた
と思われる工場?で簡単な説明を受け,展示販売コーナーへ。
お土産に買って帰るつもりでいたが,特級品はダルマ状態(とても手が出ない)で,1級
品のところへ戻る。この段階で,この客は買う気があると判断され,「この形が好きです
か?オマケしますよ〜」とフレンドリー。「30%引きで650元。どうですか?」う〜む
予想よりかなり高い。完全に予算オーバー,頑張らねば…価格交渉は中国語で…何回
かやり取りがあり,6個で1300元でお買い求め…1個220元ほど…
2女さん情報では「日本人でこれだけ値切る人は珍しい」と店の人が言っていたらしい。
ただ,敦煌は11月に入ると,観光客の足はバッタリ途絶える(寒すぎる)ので,なる
べく多くの商品を売っておきたいという,お店(絨毯の店も)の事情もあったようだ。
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国土資源部西安鉱産資源鑑定センター(西安)で翡翠の品質つについて,研究員(?)から説明を受ける。白衣は着ていたし,建物自体,政府か西安市のものと感じた。右上の
写真を。「陝西省地質鉱物実験研究所」「国土資源部西安鉱産資源鑑定センター」などの看板が掲示されているので,研究員かな?曰く,偽物が横行していて,政府,陝西省も
困り,観光客対象に研究者が説明をしている。ここにあるものは,研究者が暇なときに作ったもので,品質は保証付きだ…要するに,政府,陝西省もグルになって翡翠を売りまく
ろうという魂胆らしい…で,左上の翡翠製の健康ローラーを購入。瑪瑙のものあったが,美顔だけなら,瑪瑙,全身の血行を良くしたいのなら翡翠だと言われ,翡翠に決めた。
瑪瑙なら,まだ日本でも産出するしね…これは親類に配ったので価格はヒ・ミ・ツ!…(^^;;
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今回の旅行で嗜んだアルコール飲料。
左上の写真は「敦煌」という銘柄の白酒(トウモロコシ・小麦などを原料にした蒸留
酒)これは43%,60ml。この写真は空瓶に鳴沙山の砂が入れてある。
敦煌のホテルに着いたのが22時過ぎで,仕方なく,ホテル併設の土産物店で買う。
次の日,町で同じものを1/3の価格で購入…
右上は紹興酒。日本では「老酒」という呼称が一般的だが,中国では「黄酒」といわれ
ている。このような形の瓶に入った紹興酒は初めて。「古越龍山 清醇五年」と書かれ
ていた。この日は白酒を飲みたかったが,信じられないことに「置いてない」といわれ,
やむなく紹興酒に…
調味料入れの向こうに写っているのは食前酒としてだされた「米酒」…どぶろくの上澄み
?さわやかな甘味があった。2女さんは口に合わないと言っていた…
左は敦煌にいる間,呑んでいたワイン。敦煌周辺はブドウと綿花の生産地。白ワインっ
て,製造しているのかな?中国の人は「赤」という色を好むし…陽関への途中,遅い昼
食を摂ったブドウ畑レストランでは「敦煌紅」という甘味の強いワインを楽しんだ。という
か,これしかない!といわれたし…
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ホテルに荷物を置き,西安市の中心部へ行く途中,回族の住宅街の屋台で求めた。
2女さんが探していたのは,羊の肉のものだったが,これは牛肉。
イスラム式のハンバーグ?小麦粉を焼いたもの(彼らは「餅」という文字を当てて
いるが,もちろん,日本でいうモチではない見れば分かるか…)
今回の旅で買い食いをしたのは,これだけ。不味くはなかったが,美味しいもので
はなかった。今回の旅では「食」に見放された感じであった。
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旅行第1日目の夕飯…麺だけの貧しい夕食であった。これにはビックリ!
北京で一泊するはずがフライト時刻変更で,敦煌3泊となり,北京空港内のレストランで
食事というのは予め分かっていたが,この内容では…
ただ,深読みすると…青島→北京 機内食(軽食)/北京→蘭州 機内食 ということは
旅行社は把握しているはずだから,簡単な食事にした…?
しかし,夕食を楽しみにして,機内食をパスor控えめにする人もいるはず(我々もそうだ
った)写真では美味しそうな麺に見えるが…
写真提供:2女さん
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敦煌・西安5日間の旅,最終日の夕飯。初めてまともな時刻に,まともな夕飯にありつけた。下の写真は蒸し餃子。動物の顔だったり,野菜の形をしていたりと工夫されており,
楽しく,美味しく頂けた。最後の写真で,お玉に入っている小さなものは水餃子。
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