北京・天壇公園


中部国際空港から青島経由で北京へ。青島で2女さんがトイレに行っている間に北京へ行くグループの移動が始まり,待つよう に伝えたが,「すぐそこだ」みたいなことを言われ,
基本的に無視される。
移動の列が視界にあるうちに2女さん(日程と歩いた歩数のページ,基本情報を)が戻り,一安心(2女さんは中国語が出来るから,放っておいても大丈夫だけれどね…)。
北京でこのツアー参加者が2女さんと二人だけと判明。…天壇公園へ。国慶節で賑わっていた。
北京空港内のレストランで早い夕飯…麺だけの貧しい夕食であった。この日は軽食を含めて三回の機内食!!日本での朝食を含めると五回の食事…
北京から蘭州経由で敦煌へ。22時半少し前に敦煌着。

北京空港の鉄条網

中国に着いて真っ先に目に焼き付いたものは…北京空港の鉄条網。


台湾でも同じような鉄条網を見た。日本の「針状」のものとはかなり違う。


日本のは「刺さる」コチラのは「切れる」?

天壇公園の回音壁の外の西側に生えている樹齢500年の柏槙に向けて手を出し,


いわゆる”気”を得ようとしている。人間が考えることは民族が違っても同じか…


因みに樹齢500年の柏槙は「九龍の柏槙」と呼ばれている。「九」は日本では嫌われて


いるが,数字(1〜9)の中で一番大きいということで中国では大切にされている。


皇帝の象徴である龍の爪も9本。また,「9」は中国では「jiu3」と発音し,「久」と同じ発


音であることから,「永久に」の縁かつぎの意味もある。


「jiu3」の【3】については中国語の発音についてご自分でお調べ下さいな。

パワースポット?
漢字と満州文字

天壇公園の回音壁の中心,皇穹宇の東側の建物の中に「日,月,星,辰,風, 雨,雷,曇」


などの神の位牌が置かれていた。


漢字と満州文字で書かれている。満州族が皇帝になったことがこんなところから確認できる。


モンゴル文字かと思ってガイドに質問したら,満州文字だと言われ,納得。

門の外側に見える,階段状の施設は「園丘壇」天壇の南部にある。


祭天台・拝天台・祭台ともいう。


皇帝が毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い,雨が少ない年は雨乞いを行った。


天壇では立派な建物があるので祈年殿が有名だが,本来的な意味では圜丘壇こそ


が最も重要な場所。

園丘壇
園丘壇最上部

女性のおしりを撮った訳じゃないよ〜。


中央にある”天心石”を撮りたかったんだ!!


折しも,国慶節。日本でいうゴールデンウィーク。


観光客でごった返していて,ほんの一部しか見えない。


皇帝がこの天心石”の上に立ち,その年の出来事を天に報告した場所なので,


皆さん,皇帝の気分を味わおうとして必死。この写真を撮った直後,白人がこ


こに立ち,拳を挙げ,大声を出していた。

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