今日の一言(H17/05/01)

オグリキャップ里帰り〜地方競馬を考える



入れ込みが激しく、レースと勘違い?



すごい人出。やはり彼の力は凄い



4月29日はあのオグリキャップが笠松競馬場へ里帰りする日。第14回オグリキャップ記念(今年からG2から地方重賞に格下げ)も開催されるということで、いてもたってもいられなくなり笠松競馬場へ出かけました。
午前10時15分から彼のお披露目があるため、開門時間も9時30分になっていましたが、私が到着したのは午前9時ちょうど。すでにたくさんの方が門の前に並んでいました。

彼のお披露目は左の写真のとおりですが、スタンド前の直線を常歩で2往復しました。安藤勝巳ジョッキーも駆けつけ、オグリキャップの思い出などを話されていました。オグリキャップはかなり入れ込んでおり、安藤騎手も「レースと勘違いしている」とコメント、20歳になっても気性は変わっていないですね。できたら安藤騎手に乗ってもらいたかったです。

さて、本題に入りますが、私自身笠松競馬場を訪れるのは本当に久しぶり(たぶん5年ぶり)です。自宅から1時間半ほどかかりますのでなかなか行けません。
やはり平日開催の多い地方競馬は、中央競馬にはない工夫を凝らさないと集客面で生きのびる道はないと思っています。
「夜間(薄暮)開催」や「馬券 ・レース映像のIT化」については重要だと思いますがここでは割愛させていただいて、私が提案したいのは地方競馬組合による一口馬主制度の創設です。

各地方競馬組合(または別法人)が競走馬を購入し、一口馬主を募るのです。
一口馬主は、夢を買っているのだと思います。別に所有馬が勝てないことには慣れています (^_^;
やがては中央のGTに繋がる道筋ができていれば良く、賞金なんて少額で十分です。安くて丈夫な馬を探して、偶にコスモバルクやオグリキャップのような馬が出れば大成功。乗り越える課題は多いかと思いますが決して実現不可能ではないはずです。
ホッカイドウ競馬のサポーターズクラブの成功は、馬主になりたいという競馬ファンの心理的側面を裏付けているのではないでしょうか。馬券も売れるようになり、入場者も増加すると思います。
どちらにしても、番組面でのJRAとの連携は欠かせませんし、JRA(農林水産省)も地方競馬のハード、ソフト両面での取り組みに対し、積極的な資金面での協力をすべきです。地方競馬の衰退は自分の足下のぐらつきであることを認識しなければなりません。
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