今日の一言(H16/11/10) | |
シルクゲイナー(新馬戦)観戦記 | |
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11月7日の日曜日、シルクゲイナーが京都4レース新馬戦(D1200)に出走しました。
調教でも栗東坂路で53秒台をたたき出し、ぼく馬メールでも調教でA評価をもらうなど下馬評が高かったため、口取りに申し込み(当選)、京都遠征を敢行しました。 パドック 一言でいうと大変落ち着いていました。物見もほとんどせず、首をうまく使って歩きます。 特に歩く時の首の位置が低く、写真を撮ると常に首の向うに厩務員さんの顔が写る状態でした。首の使い方が上手いということは、距離の融通が利くはずで、これから本当に楽しみです。 余談になりますがシルクチャンピオンの新馬戦の時もパドックを見ましたが、あの時は物見がひどく単勝1.7倍で武豊騎乗でも多分負けると思いましたが、ゲイナーは勝負になると思いました。 あと、心配していた馬体重は442キロありひと安心しました。育成場であるグランデ牧場では430キロ台だったので、ひょっとすると400キロをきるのではと危惧していましたが杞憂でした。きっと今が成長期なのでしょう。 気性も臆病なところがあるという話でしたが、パドックでは淡々としていて、臆病な素振りは見せませんでしたし、メンコやシャドーロールなども付けていませんでした。 レース スタート良く飛び出し、特に二の脚が早かったです。すぐに先頭に立ちましたが3コーナーの手前で一番人気武豊騎乗のキャントンガールが外から並びかけてきました。 3コーナーから本田騎手の手が少し動いていましたが武騎手は持ったままです。4コーナーに入るとキャントンガールが捲くリ気味に先頭に立ち、ゲイナーはうちで一杯のように見えました。大外からもう一頭が良い脚でゲイナーを交わし去ろうとする瞬間、本田騎手の鞭が入ると、ゲイナーがもう一度内から差し返すではありませんか。しかし時すでに遅く、1着のキャントンガールに1馬身1/4迄つめた所がゴールでした。 2歳の新馬戦で内から差し返す勝負根性はなかなかのものだと思います。やはり欲目かもしれませんが父パントルセレブルの血のなせる業だと思います。 総 括 馬体も丈夫そうでしたし、首の使い方が上手く小気味の良い馬といった印象でした。余計なところでエネルギーを使わないところも良いです。 とにかく雰囲気のある馬ですので次走を期待しましょう。 ダート1200mは守備範囲内とは思いますがベストではないと思います。次は芝も視野に入れてマイルぐらいが適当ではないでしょうか。 |
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