真夏の馬インフルエンザ(H19,8,17)

8月15日、美浦・栗東のトレセンでインフルエンザにかかった馬が発見されたことに端を発した騒動は、ついに今週の競馬開催を中止に追い込んだ。
競馬の主催者であるJRAは、当初はたいしたことではないと考えていたようで木曜日に今週の出馬投票を実施していたが、今週(8/18,19)出走を予定していた163頭中29頭にインフルエンザ感染を確認するに及んで今週の開催を中止するに至った
過去には、昭和46年暮れから47年の2月にかけての2ヶ月間、インフルエンザによる開催中止が あったそうだが、三十数年前の話で対応策の参考とするには古すぎる。JRAとしても新たな視点で今後の対応をお願いしたい。

一口馬主として一番心配なのは、3歳未勝利戦の扱いだ。通常の未勝利戦が今開催の3週、スーパー未勝利が次開催の4週を残すのみとなり、3歳未勝利馬にとっては最後のサバイバル戦となる。中止になった3歳未勝利戦はなんとか工夫して代替レースを実施してもらいたい。

うちの馬の中で3歳未勝利馬はシルクファンタジーだが、こちらは天栄HPに放牧中で現況では調整具合が遅く、今開催中には出走できそうにない。したがって、今開催で中止になった3歳未勝利戦の代替レースが次開催で実施されれば、時間的に出走できる可能性も出てくるわけで、ある意味ありがたい話となる。
あと気になるのは、来週のキーンランドカップに出走予定のクーヴェルチュールで、こちらは絶好調のようなので、なんとかレースを実施して欲しい。
どちらにしても、今後のJRAの対応に注目したい。