将来展望(H24/2/5)
東日本大震災から1年が過ぎ去ろうとしている。
昨年は、日本にとって最悪の1年であり、震災後に落ち込んだ景気は、相変わらず低迷している。昨年のJRA売り上げも減少し、貿易における日本製品の優位性も中国や韓国に追い抜かれているといっても過言ではない。
私自身も、昨年4月に人事異動があり、慌ただしい1年であった。公私とも周囲の変化はめざましく、この先どうなるのだろうと不安がよぎることもある。でも、たった一度の人生である。背負うべきものを背負って楽しく生きてゆこう。
さて、恒例の昨年の一口馬主の成績だが、まあまあの成績といったところか。昨年前半はなかなか勝てず、初勝利は8月(メタギャラクシー500万下)と遅めだった。9月にはヴィンテージイヤーが久々の新馬勝ちを収め、3歳クラシックへの夢を抱かせてくれた。
また、年末の12月25日には、メタギャラクシーが1000万の八女特別を14番人気で快勝し、準オープン入りし、今年の活躍が楽しみである。
加えて、盛岡在厩のシルクマイハートが6月のデビュー以来半年で13戦を走り抜き、2歳ホープフル(JRA認定)勝利も収めてくれた。小さな馬なので冬場はゆっくり休んで、春の盛岡クラシック戦線で活躍してもらいたい。
年が明けると、シルクドリーマーが京都の未勝利戦を勝ち上がることができたし、デビューが遅れていたシルクバーニッシュもゲート試験に合格し、調教も良いタイムをたたき出しているので、期待している。
怪我に泣いたシルクディアーナとフィールグリュックも持ち直しているので、何とかデビューまでこぎ着けて欲しい。両馬とも能力は高いと思う。
最後になったが今年はクーヴェルチュールの初子が2歳になり、デビューを迎える。母ほど仕上がりは早くないようだが、早くターフを賭ける姿を見たいものである。