![]() | シルキーフォルテ(2-29) | マーベラスサンデー×アイバーズイメージ |
奥平真治(美浦) | 460s 153p 182cm 20.0cm | |
ショートトラックでのダク、キャンターの動きも軽快で結構首を使うフォームで好感が持てました。番号が一番若いため20頭の先頭をつとめていましたが、騎乗者の指示によく従っている感じがしました。 ダートコースの調教でも息遣いも良くかなり仕上がっている感じが見受けられました。 騎乗者の方は「このくらいの仕上がりで入厩する馬もいる」「上の兄弟より走る」「脚元は丈夫」「馬群に入ると前へ出ようとする」「気性は素直」という話でなかなかの好感触。 第13仔ですからこの値段(600万円)でしょうが、母はイタリアオークス馬 、走られても驚けません。 ちなみに、母親が高齢出産で生んだ子で走った有名な馬はセクレタリアト(米三冠馬)ですが、セクレタリアトは、第9仔(母親との年齢差は18年)です。フォルテは第13仔(母親との年齢差19年)ですからネックとしてはこのあたりでしょうか。私は気にしません。 現時点で追加出資の一番手です。 |
![]() | シルクホームラン(2-57) | マイネルラヴ×ウインクドリーム |
佐山優(栗東) | 458s 156p 173cm 19.5cm | |
ショートトラックでは結構首はうまく使うのですが、少し動きが硬い感じがします。ただ、ダート向きのピッチ走法なのかもしれません。 ダートコースの調教では、動きの硬さはあまり気になりませんでした。ハリ明けですがよい動きだったと思います。 騎乗者の方は「いつもは気の荒いところを見せるのだが今日はおとなしい」「トモにまだ力がついていない。本格化するのは秋ぐらい。無理に使って壊すよりはじっくり仕上げたほうがよい」と仰っていました。 ラフィアンのラヴ産駒は、結構仕上がりが早いという話ですが、シルクとは好対照で面白いです。兄(ダッシュ)は1勝し、姉(ヴィザージュ)にも出資していた関係でとても気になる1頭です。 こちらも、兄が勝ちあがっており、800万円はお買い得か。ラフィアンのラヴ産駒の6月デビューを見てからの決断になりそうです。 |
![]() | シルクマイティー(2-64) | Giant's Causeway×Priory Belle |
尾形充弘(美浦) | 504s 157p 180cm 21.0cm | |
装鞍所から見ていましたが、エラスティクという馬具を着けていました。エラスティクはあごの下と胸前をゴム紐で結び、首が上がらないようにする矯正馬具だそうです。 馬体は写真のとおり凄い迫力ですがどうやら性格もきつめのようです。目つきが鋭く、ある意味威厳みたいなものを感じました。シルク・ホームページの動画とはかなり異なる印象を受けました。 調教は矯正馬具のおかげか、首の低い良いフォームで走っており、息遣いも良かったように思います。 騎乗者の方は「脚元はとても丈夫」「エラスティクは走る時に悪さをしないようにつけている。首の高いフォームを矯正する効果もある」「気性は荒い方」と仰っていました。 個人的には、きつめの性格が良い方向に出ればかなりの大物になるかもしれないと思っています。 |