緑色が好き♪

2004.2.19
(2004.9.4新車追加)

MTB


2003年秋 瀬戸海上の森 大正池にて


『自転車と僕と』という歌で語っているように
ボクは自転車が好きでたくさんの自転車を乗り継いできたのだ。

子供の頃の自転車はまだ色を意識していなかったので何ともいえないのだが、
まず、大学に入って名古屋で一人暮らしを始めて、
生活の足として生協で買った自転車が緑色だった。
ケッタマシーンというインパクトのある自転車の呼び方に驚いたこともあったね。

自転車で行けない所はなかったってくらい乗りまわしていた。
普通の人が電車で行くところにも、飲み会にも、いつも緑色の自転車で行っていた。

先輩にもらったスクーターは赤色のタクトだった。
しばらくは便利な赤のスクーターがメインの足になっていたが、
とうとう乗れなくなってボクは新しいスクーターを買うことにしたのだった。
それが緑色のキュート。
ステップの部分にギターケースを置いて走るのがお決まりのスタイルだった。

同郷のサークルの後輩から キャンピング用の自転車を買った
寝袋と着替えを積んで野宿旅 真っ黒に日焼けした
僕は自転車でさらに遠くまで走った 走りながら思いをめぐらせた夢を見ていた
四国への帰省も自転車を使った フェリーにも渡し舟にも乗せた
朝のラッシュ時の国道2号線 車に当てられおなくなりになった
顔に怪我をして病院送りになった 自転車はやめろと親に言われたけど
愛車は修理してよみがえり その後も旅を供にした

♪から♪は前述の『自転車と僕と』の歌詞そのまんま。
自転車でできれば日本一周くらいしたいと思っていた大学4年の夏。
たまたま手に入れた自転車は緑色で、
そのころまだできていなかった瀬戸大橋の橋げた工事を眺めながら
船に乗せて瀬戸内海を渡ってきたのだった。

社会人になって、自転車通勤をするようになって、
手に入れたマウンテンバイク(MTB)はもちろん緑色。
盗まれてしまって『盗難に学ぶ』っていう歌もできたりもした。
ホントによく乗ったね。

結婚して妻と色違いのママチャリを買った。
妻のは赤、ボクのはもちろん緑色。
主に買い物と地下鉄駅までの足として使ったので、
憧れのキュリー夫妻のように近郊への休日サイクリングはできなかったけどね。

そして、やっと今回写真のMTBに乗ることになる。
もちろん緑色だといいたいのだが、
実は買ったときはレモン色のフレームに前フォークは青というデザインだったのだ。
今では絶滅したエレベーテッドチェーンステイというフレームスタイルが気に入って買ったのだけど、
色は購入当初から塗り替えればいいやと思っていたのだった。

始めはダークグリーンに白い水玉の入った色にしてもらった。
当時は通勤に毎日乗ってたので消耗は半端でなく、
チェーンや変速システムやタイヤはみんな交換していた。
色も塗り替えてたから全く購入当初の面影ないってとこ。
そして2度目の(3度目だったかな?自信なし)塗り替えで、今のビアンキ(もどき)カラーになったのだった。

MTBも通勤だけではなくて、
キャンプはもちろん、スキーに行くときも車に積んで行ったりもしたし、
仲間とレースに出たりもした。
今では通勤も時々だし、レースなんてとんでもない、
って感じに堕落しているのだけど、
息子とツーリングなどの夢はかないつつあるし、
乗ることをやめることは考えられないのだった。

いつも緑色の自転車で。
そしてもちろんヘルメットもジャンパーもサイクルパンツも手袋も水筒も
緑色なのだった。


***ここから2004.9.4追加***

さて、何度も塗り替えたり、パーツを交換したりして乗ってきた愛車だけど、
とうとう限界が来たのだった。
だから新しいのを買っちゃうのだ。
今度のは本物のビアンキだ。
緑色のを、という一点で探したのだが、
やっぱ緑色はビアンキしかないのだった。
バッグとかドリンクホルダーとかライトは大事に載せ換えてと。
前サスもビアンキカラーなのが嬉しい。


新車!大高緑地公園にてセルフタイマー