緑色が好き♪

2006.9.4

腕時計(日常生活&遊び用)


前に仕事のときに使う腕時計についてとりあげたけど、
今回は日常生活&遊びのときに使うやつについてなのだ。

そういえば初めて腕時計をした高校生の頃から
大学生、そして社会人になっても、
腕時計は一つしか持ってなかったような気がする。
使い分けるようになったのは、
たぶんマラソンを始めて、大会に出るときに、
ストップウォッチ付きのを買ってからだと思う。
もちろんその時計も緑色だったのだけど、
走るときだけ使うのではもったいないので、
仕事以外のときはそれをするってことになったんだと思う。

つい最近まで使っていたのは写真下のカシオのプロトレックで、
これはたまたま貰ったものだけど、文字盤が緑色だったから
ずっと愛用してきたのだった。
方位が測れたり、温度が計れたり、高度が測れる高機能なところも
まあ便利といえば便利だったけど、
そういう機能はなくても困りはしないのだ。

はじめついてた緑色の布のベルトが汚くなって、
プラスティックのベルトに交換したのだが、
黒のしかなくて、しばらくは我慢してたけど、
やっぱり緑色のがイイと再交換したこともあったっけ。

そのプロトレックの液晶の表示が消えてしまったので、
また電池切れかと思って、何かのついでのときに交換しようと思って放置していたのだ。
実は、仕事以外のときはそんなに時間に正確でなくてもいいかな、とか、
時間は携帯電話でわかるじゃないか、とか、
むしろ、キャンプのときなど、太陽の位置で大体の時間がわかればいいのだ、とか、
いろいろ考えてて、しばらく時計ナシで過ごしていたのだ。

腕時計ナシは実際にはとっても不便だったけど、
意地で使わずにいて、キャンプも何度かそれで過ごしたのだったが、
どうにも限界を感じたのが、
情けないことにキャンプの朝食にカップめんを作ったときだったりする。

そして、サイパンへの旅行に出発する日に、
集合時間とか、飛行機の時間とか、
ホテルの朝食は高いので、またカップめん作るなあとか考えて、
やっぱり必要だからプロトレックに電池を入れようと決めたのだった。

ところが一旦新しい電池を入れて復活したはずなのだが、
帰宅してふと気付くとまた液晶表示が消えてしまっている。
旅行出発時間が迫っていたのであせったが、
もう一度電池を入れた店へ行って見てもらうと、
どうやら単なる電池切れではなく、壊れていることが判明。
電池代は返してもらえてかえって申し訳なかったのだが、
問題は腕時計が必要なのにないって事なのだ。

もう新しく買うしかないと何軒か時計屋を回る。
もちろん緑色のでないとダメだよね。
で、仕事用のを探したときと同様、
なかなかなくて苦労することになったのだった。

繰り返すが旅行出発時間が迫っていてもうあせりまくり。
もうここになきゃナシで行こうと寄った最後の店で
写真上の腕時計にめぐり会ったのだった。



よく考えたら、旅行用だけだったら安い時計もあるし、
モルツの懐中時計(緑色じゃないし使いにくいけど)だってあるのだから
そうあせることもなかったのだけどね。

でも、この時計、けっこう気に入っちゃったのだ。
なんといっても文字盤もベルトも緑色。
おまけに(こちらがメインのはずだけど)電波時計でソーラー発電なのだ。
10気圧防水だし、このデザインなら仕事にもしていけそうだし。

で、なんとか旅行の集合時間にも間に合って、
飛行機に乗って、3時間半でサイパンだ。
サイパンの時差は日本より1時間進んでいるから短針を1時間すすめて、
と、ここで説明書を置いてきてしまったことに気付く。

あれこれやってみたけど調節は出来ず、
結局、サイパン滞在中はずっと1時間の時差を頭で読み替えてたのだ。
なんのこっちゃ。

電波時計だから基本的には調整しないものだし、
一見アナログだけど中身は完全にデジタルで、
リューズのようなものは付いてるけど、それはデザインで、
あとから説明書を見たら調整・設定は全てボタン操作なのだった。

余談だけど、このソーラー&電波ってのが面白くて、
ひっくり返して置いとくと発電できないから休眠状態になるらしく、
時計としては動いてるけど針は動かさずに電池消費を抑えてるのだそうだ。
で、朝、ひっくり返すと、短長針がクルクルっと勝手に回って正確な時間を指して、
秒針も「READY」の位置に一回動いてから正確な秒を指すのだった。