2008年バカ親日記

(主な登場人物)
お父さん(ボク) 45歳
長男ヒデフミ  16歳
次男アツフミ  13歳

2008.12.31
 年末の5日間、ヒデフミが予備校の冬期講習をやることになった。毎日3講座あるので朝から夕方まで結構ハードだ。ヒデフミはぼやきながらもまじめに通っている。予習も復習もあるので大変だけどね。

 その冬期講習、11月頃から受講しようという話になったのだけど、申し込みはヒデフミに任せてたら、あまり良いのがないとかで、一向に申し込みが済まないのだ。ボクもインターネットであれこれ検索してみたけど、よさそうなのはダイレクトメールが来てた某予備校のくらいだった。みるともう申し込み期限がネット以外では過ぎてしまってて慌ててボクが代行してやる。ところがこれは実は失敗してて、いつまでたっても受講料の振込用紙が届かないので電話をしてみたら、申し込みされてないと言われビックリ。で、普通なら諦めるトコだけど、お願いしてみたら、テキストを取りに来られるのなら手続きできますと言われ、車で名古屋駅西口の校舎まで取りに行くことにする。バカ親だからそれくらいしなくちゃ。これが23日で、振込用紙が届いたのが25日、振り込んだのが26日。ギリギリで無事27日からの冬期講習に行ける事になったのだった。

 さて、初日、イキナリ朝のんびりしすぎてたヒデフミはボクに車で送っていってくれとお願いしてくる。鳴海駅まででもよかったんだけど、初めてで迷ってもいけないから名駅の校舎まで送る。道が空いてたのでウチから20分くらいで着いた。往復の高速代が大きいけどね。この日はさらに夕方、鳴海駅までお迎えにも行ってやったし。ちょうど楽の湯を出たらいい時間だったのでお迎えいこか?って携帯メールしたら「頼むわ」ってことだったので往復のアッシーなのだった。二日目の朝はさすがに自転車で駅まで行くつもりだったみたいだけど、なぜか自転車の鍵が見つからなくて結局駅までボクが送っていく。そして最終日の朝、前日自転車で行ってることを忘れててバスで帰ってきたヒデフミを、また駅まで送ってやったのだった。あー大変な冬期講習だったね。

2008.12.14
 アツフミのノートパソコンが壊れた話の続き。某ソフト会社の案内メールでノートパソコンが5万円以下ってのがあって、最近流行のミニノートではなく、DVDドライブもあってハードディスクも大容量で、VISTA搭載の割には安いジャンと思って注文してしまったのだ。もう少し息子には我慢させようと思っていたけど、こんだけ安けりゃいいかなと思って。1週間ほどで届いたパソコンは、高級感あふれる作りとはいい難いが、ちゃんと初期設定してやると動作する。あたりまえか。

 我が家のメインTVはリビングの40型液晶で、和室には先代メインの28型ブラウン管を置いていた。特にTVに不満があるわけではなかったのだけど、息子が使うゲーム機が画質の関係で40型のでしか使えないらしく、リビングで観たい番組があるときにゲームをやられてると観れないということが問題だったのだ。解決するにはもう一台液晶TVを買うしかない。いや、ゲームをすみやかに止めさせるっていう方法もあるのはわかってるけど、バカ親は32型液晶が8万円を切ったのを見つけて買うことにしてしまったのだ。TVショッピングのときは思いとどまったのにね。昔はTVを買うなんて大事件で、実際買ってからは配達を待って、配達されたら電気屋さんに据付、接続、設定してもらってと、そんなに簡単ではなかったよなあ。ところが今回ある店で「あのTV買います」と言って、クレジットカードで支払いを済ませたら、「じゃあ裏口に車を持ってきて」と言われ、言ってみたらそのままお持ち帰りだったのだ。32型でこれ?どーしようと思ったけど、持ってみたら軽かったし、据付も接続も設定も自分でできるので、店の人に頼む必要はなかったのだね。あ、そうか、だから安いんだ。ちなみに28型ブラウン管のほうはリサイクル店に持っていったら買い取りは出来ないけど、引き取りはできるってんで置いてきた。処分費用が浮いてよかったのだった。

2008.11.30
 アツフミのノートパソコンが壊れてしまった。そのパソコンは、最初はボク用に買って、ボクが緑色のノートを買ったから息子二人共有のパソコンにしてやってて、さらにボクが今使ってる緑色のミニノートを買ったから、ヒデフミに緑色のノートを譲って、それ以来アツフミ専用機となっていたバイオなのだ。落としたりして、電源ケーブルの差込口が曲がってしまってだましだまし使っていたようだけど、全く起動しなくなってしまったし、けっこう使い倒したのでもう修理に出すまでもないと判断。でも、すぐにまたアツフミに新しく買ってやるのは甘すぎるので、しばらく様子を見ようと思っていたのだ。そしたら、思っていた以上にパソコンを使っていたようで、オンラインゲームをするだけでなく、ゲームの裏技とかを調べたり、製品評価を調べたり、最近ではYOU TUBEやニコニコ動画にもはまっていたようなのだった。ヒデフミがそんなに頻繁には使わないとのことなので、緑色のノートを共有してもらおうと思ったら、なぜかそいつではYOU TUBEが見られないとのこと。そんなわけあるかいとやってみたらホントに見られない。フラッシュムービーの再生ソフトが最新ではないとかのメッセージが一瞬出るので、アンインストールしてから再インストールしてみる。ところがそれでも駄目。MSのIEでは駄目でもFIRE FOXなら良いかもと思い、やってみたらこれが大成功。息子達にちょっとは面目を保てたのだった。

2008.11.17
 ビール、ワイン、缶チューハイと飲んでそのままソファーでウトウトする土曜の夜。ふと目が覚めたら2時過ぎで、いかんいかんと片付けて寝ようとしたら、和室で倒れているアツフミを発見。ゲームをやっててそのまま力尽きたようなのだけど、当然、朝までそれでは風邪引いちゃうのでたたき起こす。翌朝、アツフミが7時半には起きてきたのは立派だと思ったら、起きてきてすぐゲームの続きを始めたのでそんなに好きなのかと苦笑いしてしまったのだった。

 そのアツフミの朝食リクエストはラーメン。さっぽろ一番塩ラーメンを作ってやる。アツフミのはもちろん具無しの素ラーメン。それを見た起きてきたばかりのヒデフミが自分も塩ラーメンがいいと注文したので、こっちはチャーシュー・ゆで卵・モヤシ・絹さや・ワカメを具にし、さらにバターを一欠け載せた特製塩バターラーメンにする。ものすごく美味しそうに見えるのでアツフミも最後に起きてきた妻も覗き込む。でもアツフミはやっぱ具無ししか食べないし、妻が作るのも具無しになっちゃうだろうことは変わらないのだった。

2008.11.15
 やっと和室にコタツを出した。いやはや最近ずいぶん冷え込むようになったからね。初日の夜はコタツの横に布団を敷いて寝る。時々やりたくなる旅館ごっこなのだ。食事した部屋で寝るっての。少し寝てからフト目がさめたら、アツフミがコタツで寝ていた。そのままでは風邪を引くのでたたき起こしてやったのだった。そうそう、猫のミントはまだコタツというものがどういうものなのか良くわかってないようで、警戒してコタツには入ってこなかった。ま、いっぺん体験したらずーっと入り浸りになると思うけどね。

 TVでジャパネットなんとかの通販を観ていた。そういうのはあまりじっくり観たことがなかったけど、観てるとけっこうおもしろい。社長が出てきて紹介したのが、32型液晶TVとハイビジョン録画装置とスピーカーシステム内蔵のTV台のセットで、209,800円。さらにさらにブラウン管TVの下取りが5万円で159,800円になるのだ。ふーんと観てたらなんとTVは色が選べて、グリーンもあるのだと。思わず電話してしまったのだ。数量限定なので確認して折り返すとのことで待つ。そうだよな、今はPS3を繋げる液晶TVはリビングにしかなくて、和室に新しいのを置けばゲームをそっちでやってもらって大人はTVを観れる、とか、今の録画装置はハイビジョンでは録れないので良くなるぞおとか、とにかく緑色のTVは嬉しいなあとか考えてたのだ。でも、だんだん、待てよ、いくら安いっていっても15万円以上の買い物だし、ホントに必要なのかしら、無駄遣いだよなあ、などと迷い始め、どうしよう、でも緑色のTV欲しー、と揺れたのだけど、結局、もう一度電話して、キャンセルしたのだった。いやはや、これで正解。息子達もオヤジが派手な衝動買いをするってんでびっくりしていたそうなのだった。

2008.11.9
 中学校の授業参観に行ってきた。小学校のとは違い、特定の時間・教科を見に行くのではなくて、何日間か授業参観期間というのがあって、その間は何時、どこを観てもいいというスタイルなのだ。何も考えずにテキトーな時間に行ったのが失敗だった。教室には誰も居ない。鍵がかかっていて入れないから窓から覗き込んで、時間割によると音楽・美術の時間だということはわかったのだけど、どこでやってるかはわからないのだ。結局、中学校をほぼ全部見て回ったくらい歩き回った後、絵画室というところでアツフミを発見。こっそり観ていこうと思ったのだけど、「どうぞお入りください」と先生に言われたとき振り返ったアツフミに見つかってしまい、手振りで「帰って」とされてしまったのだ。ま、無視してしばらく観てたけどね。しまった、あんなことなら1時間目の体育を見ればよかったと後悔したのだった。

2008.10.24
 アツフミと今シーズンの最後を飾るキャンプに行った。先回の知多キャンプを最終にしようと思っていたけど、父子ともにやり残したことがあったカンジがしてたから。お天気の心配はなさそうだったけど、昨年・一昨年と最後のキャンプは夜の冷え込みがハンパでなかったので、今回はなるべく暖かいところと思って、紀伊長島の孫太郎オートキャンプ場に行くことにする。高規格のキャンプ場だから夏休みとかは予約も一杯だろうと思って、これまでは利用したことがなかったのだけど、今回は意外なほど空いていたので良かった。前の週が3連休なので逆にすごく込んでいたらしいのでラッキーかな。海沿いのAサイトは料金が高いけど海の眺めを独占できるってカンジが嬉しい。目の前の海は遊泳禁止だけど釣りができるのでテント・タープの設営が終わったらアツフミは早速投げ釣りを開始。ボクはサイトで夕食の準備とかしながらビールを飲む。海を挟んだ正面の山に夕日が沈んでいくのを眺めるのは良い気分。写真は夕日をバックに「命」をしようとして「女」になってしまったアツフミのシルエット。これまで投げ釣りではあまり釣果がなかったアツフミだったけど、今回はまず20cmほどのスズキを釣り上げ嬉しそう。しかし、日も沈み暗くなってから釣りあげた2匹目が問題だった。ナマズのような顔に毒々しい模様、顎には4本のヒゲ、そしてヒレにはトゲトゲと、いかにも危なそうなその魚はゴンズイ。右側がその写真。ゴンズイのアップは「いきもの日記」を参照。アツフミが刺されなかったのは幸いだったのだけど、針を外そうとしたボクが手を刺されてしまった。激痛。毒があるのは間違いないのだけど、どのくらいの危険な毒かがわからなくて、アツフミはすごく心配してくれる。病院行ったほうが良いんじゃないかとか救急車呼ばなくちゃとか。ま、ボクは、痛いけど痺れはないし腫れてもこないので勝手に大丈夫と判断して夕食にかかったのだけどね。後から調べたら、毒はヒレの先だけなので、身は食べると美味しいとのこと。しまったあ〜。さて、今回はキムチを前菜に、炭火で牛肉を焼く。そしてメインはカレー鍋。市販のカレー鍋のスープに伊勢豚と野菜と豆腐と味噌煮込みうどんの麺とワンタンを入れる。うどんは良かったのだけど、ワンタンはカタチがなくなってしまって失敗かな。でもけっこういけたね。あとは焚き火タイム。マシュマロを串にさして焼いて食べるのが大好物のアツフミは至福の時間だ。大変だったのが薪の火付きが悪かったこと。いつもは庭木を切ったのを持っていくのだけど、ウチのは先回のキャンプでムリヤリ使い切ったので今回は現地で購入したもの。ちょうど在庫が切れていたのでチェーンソーで新しく作ったマキだったのだ。アツフミはこの間、ずっと炭火で五寸釘を焼いてはハンマーで叩き、水に浸けるを繰り返す。ネットで見たらしいのだが、これでナイフのようなものが作れるらしい。鉄器造りについて学べるともいえるかな。これは成功はしなかったのだけど良い経験だったよね。

 朝、ラーメンの朝食を済ませるとアツフミは釣り開始。ボクは撤収作業を始める。でも撤収作業は遅々として進まない。ひっきりなしに「針を取られたあ」とか「餌を付けて」とか、何度かは「釣れたあ」ってことでアツフミに呼ばれるので、中断せざるを得ないからなのだ。ま、黙々と片付けるのも好きなのだけど、こういうのも良いかな。何がどんだけ釣れたかは「いきもの日記」をご参照あれ。11時頃、最後の仕掛けがフグに(たぶん)切られ、釣りとキャンプは終了。今シーズン最後のキャンプは天気に恵まれて、いうこと無しだったのだった。

2008.10.12
 アツフミは猫のミントと自分のベッドで一緒に寝たいと思ったのだ。で、2階の自分の部屋のベッドに連れ込んで抱いていたらウトウトしてしまったらしい。気づいたら居なくなってるので焦ったそうだ。部屋の中を探しても居ないので1階に下りてきたら、リビングに当たり前のようにミントが居たので安心したのだった。実は、このとき、ミントがすごい勢いで廊下からリビングに駆け込んできたのをボクはたまたま目撃していた。ミントにとっては、まだリビングと和室以外は怖い外の世界なのだった。

2008.10.3
 ヒデフミが2泊3日の修学旅行に行っている。台風直撃を心配してたけどそれは大丈夫だったのでよかったね。ボクが高校生のときの修学旅行は四国から東京・日光方面だった。当初予定の出発日に台風が直撃して、本州へ渡るフェリーが欠航になり、1週間か2週間延期になったのだった。これは実はラッキーで、生徒指導上の理由から当初日程は地元の秋祭りに重ねられていて、高校3年生はお祭りを楽しめないはずだったのだけど、この延期によって存分に楽しむことができたのだった。大きな声ではいえないけど、ずいぶんお酒を飲ましてもらった記憶がある。ヒデフミは東京方面は中学校で行っていて、今回は広島方面らしい。出発する前にいろいろ旅行の楽しみ方を伝授しておいたので、土産話が楽しみなのだった。

2008.9.28
 息子達は喉が渇いてもあまりお茶は好きではないみたいなので、少しでも身体に良いものをと思って果汁100%のジュースを買い置きしてる。オレンジ、グレープ、アップルといったのを飽きないようにローテーションで買っているのだ。好評なのがパイナップルジュース。ところが見た目が似てるので間違えてグレープフルーツジュースを買ってきてしまった。これが全く人気がなくて減らないのだ。シブ味があるのが駄目らしい。ヒデフミにCCレモンのおかわりと言われて、いたずらでグレープフルーツジュースをついでやろうと思ったけど、かわいそうなのでやめておく。でも、グレープフルーツジュースだよと嘘をついたらしばらく口をつけなかったので氷が解けちゃったね。

 ヒデフミが「オヤジのギターは多くの人に勇気と感動を与えてるよ」というので照れてたら、それはボクの指があまりにも太くて短いのにそこそこギター弾けてるからだという理由なんだって。改めて自分の指を見たら納得してしまったのだった。

 ボクがTVで食わず嫌い王を見てて、いっぺん出てみたいなあと言ったら、アツフミに「オヤジは好き嫌いないから出られないじゃん」と言われてしまった。確かにボクじゃ企画が成立しないね。好き嫌いの多いアツフミが出たら面白いのかも。

 そういえば、上二つのネタで息子達がボクのことを「オヤジ」と呼んでいるが、はじめ「パパ」だったのが「お父さん」になって、そのうち「お」が取れて「父さん」になったと思ってたら、いつの間にか「オヤジ」になってるのだ。ま、いいけどね。あいつらちゃんとした場所では「父」とか言えるんだろうかそれが心配。

2008.9.18
 アツフミの塾が土曜日にあるので、なかなかキャンプに行く機会がなかったのだ。待ちに待った月曜祝日の週末。アツフミと二人でキャンプに出かける。途中、と言ってはいけないのだけど、大田川駅前でのライブ出演をこなす。もっとも、アツフミは駐車場の車の中でゲームをして待っていたのだけど。早くキャンプ場に着きたいので昼食はマックのドライブスルー。さて、今回のキャンプ場は初めての中日小野浦キャンプ場。知多半島の伊勢湾側、内海の少し手前だ。キャンプに行くといっても、アツフミの目当ては海釣りなので、まずテントとタープを張って、最低限の設営をしたら近くの漁港へ。投げ釣りとウキ釣りとサビキ釣りを一本づつ出す。水は割と綺麗で、水深が浅いこともあって海底が見えるくらい。大きなエイが泳いでいるのが見えたりも。ところが、全くかからない。暗くなるまで頑張ったのだけどこの日はボウズ。釣れてれば炭火で焼いたりして食べようと思っていたのだけど残念だった。夜は知多牛などのBBQと味噌煮込みうどん。焚き火は自宅で切った庭木がたくさんあるのでとにかく豪快に。マシュマロを焼いて食べるのは恒例だね。何時間もかけてやっとマキがなくなったところで就寝。

 翌朝、アツフミにしては早く、6時に起きる。また釣りに行きたいのだ。ラーメンの朝食の後さっそく海へ。ところがこれまた全くかからない。魚がときどき餌をつついているのが見えるくらいなのにアタリなし。業を煮やしたアツフミは実績のある名古屋港海釣り公園への移動を希望。なのでボクだけキャンプ場に戻ってすばやく撤収して、場所を変えることにする。ボクが居ない間にアツフミはなんとか一尾吊り上げていたので、この漁港ではボウズだけは免れたのだった。知多半島を付け根の方に向かって移動。海釣り公園はさっきまでの漁港と比べると、水は黒く濁り、ペットボトルなどのゴミがたくさん浮かんでいて、慣れるまでは悪臭もする。しかも駐車場代が500円。でもなぜかこっちのほうが釣れるんだよなあ。もっともかかったのはサビキにサッパばかり6尾。それでも移動した甲斐はあったのだった。雨がザーッと降り出す前にやめて正解。キャンプと釣りでドロドロなので近くの丸屋玉の湯温泉へ。アツフミと過ごした週末はこれでオシマイ。おっと、このキャンプを今シーズン最後にしようと思っていたのだけど、アツフミはもう一度やりたいらしい。さてどうしたものか。

2008.9.11
 たまには兄弟喧嘩をするのはいい。でも、息子達は二人とももう身体は大きくて力もあるのだから、取っ組み合いや殴り合いはやってもらうわけにはいかないのだ。

 アツフミが友達の家に遊びに行く前にトランプでブリッジを作って行った。これはボクやヒデフミがうっかり壊してしまったらアツフミの思う壺になると思い、近寄らないことにする。ま、もし壊れたら猫のミントのせいにしちゃおうと思ったりもしたけどね。帰宅して壊れてないので安心したのか残念だったのかはわからないけど、自分で壊してそれをケータイの動画で撮影していたのだった。

 ヒデフミとキャッチボールをする。滝ノ水川公園のフェンスのあるところで。小学生が野球をしていたのでボクらは隅っこでやるのだ。二人ともコントロールが悪いのでフェンスは必要。ボクは肩が痛くてあまり強く投げられないのだけど、せっかくの息子とのキャッチボールなので無理して投げる。ヒデフミのキャッチングは以前よりは上達してるけど、まだまだ修行が足りないってカンジ。30分もやれば満足なので10回ミスなしできたらやめることにしたら、しょぼいミスが出るのでなかなか終われなくて疲れてしまったのだった。

 グアム島編いよいよ完結、5日目・最終日、8月25日。帰りのフライトは夕方で、集合時間は13時過ぎなので、泳ぎ納めをしておくのだ。ヒデフミとボクはビーチへ。ソーセージを餌に魚を集めて楽しむ。アツフミは足を怪我してるからか海には入らず、プールのスライダーで楽しむ。5日間で十分満足したのか、意外なほど最後はあっさり終われたのだった。普通だったらもう少しもう少しとなかなか切り上げられないのだけどね。DFSにてお土産などを買い物するが、息子達はABCストアの方が買いやすいらしい。実はボクもなのだ。ホテルのレストランでの昼食はバイキング形式で、息子達もけっこうたくさん食べてたね。今回は基本的に食事がついていないツアーだったので、ホテルでのバイキングは朝1回、昼1回だけだった。息子達はバイキングは好きみたい。逆に日本国内旅行で旅館に泊まったときに出る朝食は苦手みたいだけど。帰りの飛行機の座席も行きと同じでボクとアツフミ、妻とヒデフミの組み合わせ。ボクはホントは窓側が良いのだけど、アツフミ優先は仕方ないかな。ボクが機内でパソコンを使ってたらアツフミが「電子機器は使って良いの?」と聞くので「離着陸時以外は通信しなければいいんだよ」と答えると、「じゃーPSPとかのゲームも良いの?」「なんで?前は駄目だって言ってたじゃん」「重いのに漫画本を持ってきて損した」などと文句を言うけど、それはアツフミの誤解だと思うのだった。無事日本に着いて帰宅途中、夕食をコンビニで買う。アツフミがすごい食欲。マーボー飯、ジャガイモベーコン、カツ重を自分で選び、ほとんど食べてしまったのだった。そういや機内食は食べるとこなかったからね。

2008.9.6
 新学期が始まった。朝は息子達を時間通りに起こし、朝食を食べさせ、お弁当を作り、持たせなくてはいけない。あらためて、夏休み中は楽だったなあと思う。ボクは相変わらず夜10時くらいに眠くなるので息子達が何時に寝ているかわからないのだ。ま、遅刻はしてないからいいか。

 グアム編の連載も4日目。この原稿は基本的には現地や機内で入力したメモをもとに帰国後折を見て文章化してるのだけど、もう9月になって新しい生活リズムになってくると書くのが結構つらい作業だったりする。でもまぁ気を取り直して、8月24日いきましょう。

 さて、この日はまたのんびり過ごそうと予定をいれずなのだけど、7時、部屋に英語で電話が入る。ココス島&イルカツアーに予約が入っているとのこと。ボクはなんとか英語でそれは間違いだと話したつもりだったけど、数分後、今度は日本語で同じ内容の電話がまたかかってくる。ボクの英語は通じてなかったのか、と思ったけど日本語でそれは間違いだと答えても相手の反応は同じカンジだったので言葉の問題でもないか。ま、あっちのミスなのは間違いない。イルカは再チャレンジしてもいいんだけど、息子達を起こすのは大変だしね。ホントにのんびりしてから朝食。ABCストアで買った焼きソバを息子達に食べさせようとしたら、これがちょっと酸っぱくて麺にはコシというか歯ごたえが全くないという代物で、息子達はパスだったー。さて、妻は買い物に出かけたのでボクと息子達はビーチとプールへ。途中、カヤックをレンタルして1時間ほど乗ったりも。二人乗りなので息子達が乗って、ボクは泳いだりカヤックにつかまったり。最近買った防水ビデオカメラはこういうときには大活躍で、シュノーケルつけて水中を見ながら魚を撮影する。ところが、使わないときに海パンのポケットに入れといたら、なくなってることに気づいて真っ青。落としてしまったらしい。そのへんの海底を必死で探すがなかなか見つからない。こりゃ駄目かもと思った頃、カヤックに飽きて探してくれていたアツフミが発見。ヤレヤレなのだった。昼食はビーチサイドで。午後、遊んでいたらアツフミがまた足を怪我してビーチ&プールはそこでオシマイにする。で、まだ日が高いし、妻も帰ってきてたのでグアムの名所・恋人岬に行くことにする。アツフミはそれには全く興味なしで留守番でして部屋でパソコン。ヒデフミは付き合ってくれる。恋人岬まではバスで行くのだけど、持ってたサービスチケットでは無料乗車できなくて、バス代を払ったら手持ちのドルがギリギリ。往復券を買うと入場料とセットで安くなるのだけど、入場料分は現地でカードで支払わざるを得なかったのだった。恋人岬は思った以上に絶景で、行っといてよかったね。妻はそのあとショッピングモールに行きたいというがボクは行きたくなかったので別行動。ホテルの近くの店で、ヒデフミがおしゃれ服を選ぶのに付き合ったのだった。夕食はヒデフミのリクエストでアメリカでbPのステーキハウスという看板が出てるアウトバックへ。サービス券を3枚持っていたので、グリルオニオンを3皿頼んだら、店員さんに英語で1皿でいいかみたいなことを言われて、3人分を一皿に盛ってもいいよというハナシかと思って、OKと返事する。で、出てきたお皿がBIG。ステーキを食べる前に満腹になりそう。そこにまた店員さんが来て、次の皿を持ってこようかみたいなことを言うので、あ、今のは3人前ではなくてとりあえずの1人前だったのねと気づく。恐るべしUSA。みんな頑張って食べたけど、アツフミのステーキはウェルダンなので硬くて、残してしまったのだった。

2008.9.1
 夏休み最後の日、ヒデフミは初日からあるというテストに備えて勉強、そしてアツフミは・・・まだ「夏の生活」をやっていたのだった。ボクは晩酌途中で眠くなったのでホントなら寝室に移動して寝たいのだけど、アツフミが質問をしてくるのでソファーでウトウトしながら待機。アツフミは完徹モードに入っていたのだった。

 グアム旅行編3日目、8月23日土曜日。基本的にはオプショナルツアーには申し込まず、のんびり過ごす方針なのだけど、ケアンズでいえばグリーン島、サイパンでいえばマニャガハ島のように、段違いに水が綺麗で魚がいっぱいいるビーチで遊びたくて、この日はココス島へのツアーに申し込んだのだった。ついでにイルカウォッチツアーもセットにして。朝7時集合なので息子達にはキツイけどなんとか起きられたね。息子達はなぜか船に強いので、イルカウォッチの船でも平気なのだけど、同乗のほかの日本人家族の子供達は船酔いになってしまって、大変なことになったのだった。結局、90%以上の確率で見れるはずのイルカにも会えなかったのだけど、これまたなぜか息子達は諦めが良くて、そんなに残念がってないのだった。ココス島は離島感覚でのんびりできたのはいい。ホントはボートシュノーケリングとかパラセーリングとかのアトラクションをやっておけばよかったと少し後悔したりもしたけどね。というのもビーチは狭かったし、前日の豪雨のせいか浮遊物が多くて、水はお世辞にも綺麗とはいえなかったから。海底もホテルの前のビーチよりサンゴが少ないし。バスケのゴールがあったので何度かそれで遊ぶ。ボクは中学高校時代バスケ部だったのでフォームは様になってるし、シュートもかなりの確率で入るので、ヒデフミには「親父やるじゃん」と言ってもらえたぞ。海では、アツフミがでかいシャコ貝を発見。でもアツフミがそれで足を怪我しちゃったのはいかん。そうそう、プールもあったっけ。ま、たっぷり遊んだので帰りのバスははぐっすり。夕食はサンセットBBQ。白いご飯を美味しそうに食べる息子たち。食欲は落ちない家族なのだった。

2008.8.30
 グアム編続き。8月22日、グアム2日目の朝。いつも海外旅行ではオプショナルツアーを申し込むことが多くて、大人はともかく、息子達はそれよりビーチ・プールで遊びたいってのが希望だったのだ。そこで2日目は何の予定も入れていなかった。じゃ、テキトーにみんな起きたら朝食をとって、後はビーチへと思っていたらなんと豪雨。仕方がないのでホテルのスグ隣の水族館、アンダーウォーターワールドへ。世界最長100mの海底トンネルがウリの水族館で、入館料もけっこう高いのだけど、入ってみるとムムム。ま、間近にエイやサメ、クエなどを見ることができて、息子達は予想以上に喜んでいたけどね。昼食はマクドナルド。アツフミによるとポテトは日本のほうが好みの味だけど、ナゲットはこっちのほうが美味しいのだそうだ。ヒデフミに一人で追加のオーダーをさせたのは度胸試しなのだけど、無事チーズバーガーをゲット。もっとも店員はオール日本語でも大丈夫なのだけどね。午後はなんとか雨が上がったのでビーチ&プールだ。砂浜にネットが張ってあってたので息子たちはビーチバレーも楽しむ。けっこう長時間やってたぞ。夕方にはホテルのフィットネスへ。息子達はたぶんフィットネスマシーンは初体験だ。ボクと同様、ランニングマシーンが楽しかったみたい。

 アツフミの持込パソコンについて、初日の夜はボクは何にも手助けしなかったのだけど、アツフミはホテルの無線LANにちゃんと接続していて感心した。電波が弱くてオンラインゲームをやってる途中に何度も切断しちゃったってことだったので、ボクが設定を直してやる。その後、ホテル滞在中は全くヘルプはなかったのでこれまた感心。いやはやWINDOWS−XPも頑張っているのだ。

2008.8.28
 今年の夏休み家族旅行はグアムだ。息子達の希望がビーチ・プールなので、行き先がそういう方面に限られてしまうのね。今回はモバイルパソコンを持って行ったから現地でけっこう原稿を書いてたので文章量が多くなるかも。少しづつUPしていくのだ。ではグアム編連載開始。

 8月21日。去年は集合時間に遅れそうになって慌てた経験から、家族全員頑張って準備して朝7時過ぎに家を出て中部国際空港へ。ずいぶん余裕を持って出たはずなのだけど、初めて利用する民間駐車場に行く前に道を間違えたり、レンタル携帯電話の受け取りに時間がかかったり、息子達がひと悶着起こして別行動になったりとタイムロスを重ねて、おまけにフライトが20分早く変更になってたのに気づいてなかったりで、一番遠い24番ゲートまでは結局早歩きする羽目になったのだった。

 息子達ももう何度目かの海外で楽しみ方はそれぞれのようだが、今回特筆すべきはアツフミがノートパソコンを持っていったこと。ホテルで無線LANが使えるのを事前に調べてわかってたので、オンラインゲームをやるのだと張り切っていたのだ。確かに昼間は遊ぶので大忙しだけど、夜ホテルでは今までは暇していたのかもしれない。ちょうど旅行期間中にアイテムが当たる抽選期間のようなものがあるらしく、荷物が増えることになったのだった。いやはやそういう時代なのだね。

 午後2時半ごろグアム空港着。ホテルに着いたら早速ビーチへ。といっても実際にビーチに出れたのはもう5時ごろだったと思う。水は綺麗で魚もいっぱい泳いでいるのだけど、曇りのせいか、いまいち透明感がないかな。でも着いた日に泳げるのは嬉しい。ボクは夕焼けを写真に撮りたかったので息子達より先に切り上げたけど、息子達は暗くなっても遊び続けていた。写真はヒデフミのシルエット。

 ホテルの部屋割りは、ボクと妻で一部屋、息子達で一部屋なので、息子達はのびのびできるのだ。どうやって過ごしていたかは見ていないからわからないけどね。

2008.8.20
 四国から甥がやってきた。ボクたちが名古屋に戻ってくるときに同行したというわけなのだけど、息子たちと夏休みを楽しんでもらうのだ。3人ともゲームが好きだけど、せっかくの夏休み、3人揃っててゲームはつまらないのでキャンプをするぞ。この時期、キャンプ場はどこも満員だけど、空いていたところは自然たっぷりってとこで、逆に望むところ。飛騨金山の森の簗谷キャンプ場はメインのキャンプ場から離れた5サイトだけの川沿い林間サイトだ。設営はヒデフミにも手伝ってもらって楽々。その間、アツフミと甥はバドミントン。あと、ヒデフミも交えてキャッチボール。飽きたら水着に着替えて川遊び。男の子3人だからほっといても遊ぶのでボクは楽できる。暗くなってからのお楽しみは花火と焚き火だ。雨が降ってきたので夜更かしせずに寝ることができたね。

 翌朝は雨はあがったものの、雲の多い天気で、川で遊べないことはなかったのだけど、昼前に撤収して、遊ぶ場所を変えることにする。で、行ったのが通り道でもある犬山の日本モンキーパークだ。ここは息子たちが小さい頃は年に2回は必ず行っていた行楽地だけど、ここ何年かは行ってないかな。遊園地だけど、アトラクションに乗りたいわけではなくて、プールで遊ぼうと思って行ったのだけど、なんとプールはすごく込んでいる。駐車場はガラガラだったのにこの人達はどうやってきたの?って感じ。結局スライダーを1回やって、流れるプールで人にぶつかりながら流れて、1時間で出ることにする。こんなことならもっと川で遊んでくればよかったと思ったのだった。それにしても、久しぶりに行ったモンキーパークは、シンボルだったルーピングコースターがなくなっていて景色に違和感あるし、どでかいゴリラの人形もなくなっていて寂しくなっていたぞ。甥の乗る飛行機の出発までの時間つぶしは漫画喫茶。そして県営名古屋空港から甥は帰っていったのだった。帰省からずっと連続だったので大イベントが終わったあって感じ。勉強を全くしない日々も終わったはずなのだった。

2008.8.16
 ヒデフミが友達と7時間もカラオケをしたそうだ。部活の大会の試合がせまってやる気満々でいたのに、ある事情で出れなくなって、ヤケになったのだそうだ。うーん青春してるね。うらやましい。ところでボクは息子の勇姿を見たことがない。チャンスがあればと思っているのだけど、見られるのを嫌がってるヒデフミは、試合の日程とか会場を教えてくれないのだった。

 今年の帰省には息子は二人とも同行。来年はヒデフミが大学受験の年だからお留守番になるかもで、夏の帰省が家族旅行ってのはもしかしてこれで最後かも。

 1泊目は皆生温泉。温泉宿の部屋から見た1分くらいの打ち上げ花火では満足できなかった息子達。売店で花火を買って二人で砂浜に出て行った。部屋のバルコニーからずっと見てると、なかなか花火が始まらないので心配になる。後から聞くと、風が強くてマッチの火がすぐ消えてしまって花火に点火しなくて苦労してたのだそうだ。小さな明かりが点いては消えてが繰り返されている。諦めて帰ってくるかと思ったら、場所を移動してまだ頑張っている。すると相当の時間が経過した後、やっと吹き上げ花火が点火した。暗くてよくは見えないけど、二人とも喜んでるのがわかる。打ち上げ花火も成功して一通り楽しめたようだ。部屋からずっと見てたボクも一安心。砂浜ではうまくいかなかったネズミ花火を場所を変えてやってようやく花火終了。息子たちの粘り強さに感心した花火大会なのだった。

 皆生温泉では海水浴もできたのだけど、浮き輪とかビーチボールを持っていかなかったので水際でバシャバシャしただけになってしまった。それもまだ暑くない朝食前だったので雰囲気いまいち。それでもアツフミは砂のお城を作っては波に壊されてギャアーと叫ぶの繰り返しで楽しんでいた。せっかくの旅行なので携帯ゲーム機で遊んでてはつまらないと思っていたら、部屋でのメインは宿にあった「墓場の鬼太郎」を一通り読破することになったみたい。そうそう、宿に行く前に寄った境港の水木しげるロードは、けっこう賑わってて、思ってたより楽しめたのだけど、なんとボクたちが行った翌日に、来訪者が述べ1千万人になったとのニュースが新聞に載っていた。きっとどこかの誰かが運の良い1千万人目としてセレモニーの対象になったのだろうけど、ボクらも惜しかったのだった。

2008.8.7
 友人家族との合同キャンプにアツフミと参加する。アツフミは今回は付き合ってくれたけど、もう今年が最後かもしれない。最近はゲームばっかのアツフミだけど、キャンプ場では野生児に戻るのだ。川ではドジョウやおたまじゃくしや小さな魚をたくさん捕ってきた。見事な婚姻色のオイカワは死んでしまったので塩焼きにして食べたのだった。

2008.8.2
 息子たちは二人とも歌を覚えるのは得意だ。ボクが初めて聴くようなコマーシャルソングをアツフミが普通に歌っていたり、ヒデフミが徳永英明を歌っていたのでどこで聴いたのかとたずねたら、ボクの車でかかってたと言う。そんな1回や2回聴いたくらいで覚えられるものだろうか。そのあとヒデフミはわやソングも60曲くらい歌えるぞと、嬉しくなることを言ってくれる。でも、アランプーサンでのライブには来てくれたけど、ボクの出番前にアツフミも一緒に帰ってしまう。もともと食事だけが目的なのだった。

2008.7.30
 月曜日昼ごろから雷が鳴り出して、雨も強く振ってきた。洗濯物をバルコニーに干してたのを思い出して、家に居るはずのヒデフミに電話しようかどうしようか迷ったのだけど、仕事の手も離せなかったし、そのうち忘れてしまってたのだ。ま、庇があるからいいかとも思ったし。それが、帰宅してみたらちゃんとヒデフミは廊下にスタンド式の物干し台を出して、洗濯物をそこに移してたのだ。偉いぞお。ぜんぜん期待していなかっただけに感動すらしたのだった。

 そうそう、この雷のとき、アツフミは友達とナガシマスパーランドのジャンボ海水プールに行っていたのだ。運が悪いよねえ。ずーっと雨の心配ない日が続いていたのに。途中で泳ぐのは諦めて漫画喫茶(ナガシマにあるのか!)に入っていて、読みたい漫画をたくさん読めたからあまり残念がっていないアツフミなのだった。

2008.7.27
 日曜日はアツフミの13歳の誕生日だ。成長は親としてはやはり嬉しいものだ。背こそまだボクよりは低いけど、足のサイズや手の指の長さはもう追い抜かれている。もちろん身体の成長だけではないのだよ。そうそう、アツフミは決めているプレゼントを早く欲しいらしかったので、今月のはじめにどうせ買うなら早くても同じだと思い、買ってやることにしたのだった。モノはゲームソフトなのだが、なんと日本語版がまだ発売されてなくて、北米版というのを買ったのだ。もちろん英語オンリー。でもアツフミは苦もなく遊び始めたので感心したのだった。誕生日当日にまたプレゼントを買ってしまわないように、済みってことだけは忘れないようにしといたのだけど、そうもいかないのはバカ親だからなのかしら。

 土曜日にアツフミと散髪に行った。『散髪と父と息子と』というボクの歌の歌詞にあるように、息子はいつまでもボクと一緒には行かないのだけど、アツフミはまだボクと一緒に行ってくれるのだ。もっとも、中学生になってからアツフミはずっと髪を伸ばしていて、久しぶりの散髪らしいのだけど。アツフミの髪質は面白くて、伸びてもその分丸まるというかまとまるというか、とにかくハネないので、あまり伸びてるようには見えないのだ。さすがにうっとおしくなってきたので切る気になったらしい。さて、久しぶりにアツフミの眉毛を見たような気がする。改めてみると男らしいまっすぐの眉毛で、ボクの薄い眉毛には似ていないのだ。じゃ母親に似ているのかというと、母親の眉毛は剃られたり描かれたりしてて、元々のカタチはよくわからないのだった。

 アツフミの自転車の後輪のチューブを自転車屋で取り替えてもらった。さすがにチューブ交換はボクにはできないからね。MTBのようにタイヤが簡単に外れるのならできるけど、一般車は特殊な道具がないと大変なのだ。パンク修理なら得意で、何週間か前にパンクしたのはボクが直したのだけど、その後、またパンクして、さらに空気のない状態でずっと乗ってたというので、もうチューブはだめだろうと判断したのだ。それにしても買ってからまだ4ヶ月しか経っていないし、毎日乗ってるわけではないのにけっこうガタが来てるぞ。どんな乗り方をしてるのか不安になったのだった。

2008.7.26
 アツフミと久しぶりに将棋をした。1戦目はアツフミが携帯電話の将棋ゲームをしながら指す。ボクの手を自分の手として携帯に入力して、コンピュータが指す手を実際のボクとの対戦では自分の手として指すのだ。つまりボクがコンピューターと対戦してるのと同じってこと。さすが、上級のコンピュータ。ボクはあっという間に詰まされてしまったのだった。2戦目はそういうインチキなしで正々堂々と差す。情けないことに実力でもアツフミに全く勝てる気がしない。ボクの駒はどんどん取られていき、アツフミの詰め手が甘いものだからなかなか詰まない代わりに最後はボクの駒は玉将だけになってしまう。もちろんこうなると何をやっても詰むに決まっている。史上最悪の負け方だったのだった。

2008.7.25
 息子たちは夏休みだから夜更かしをする。いや、もちろん生活リズムが乱れてはいけないから、夜は早く寝ろと言い、朝はいつもどおりに起こしているのだ。しかし、夜は言うだけで、ボクの方が先に寝てしまうものだから息子たちが実際何時に寝ているのかはわからないのだった。金曜日の朝はボクが6時15分ごろリビングに行ったらもうアツフミが起きていてTVを見ていた。昨夜はソファで寝てしまったのだそうだ。猫に起こされたと言う。羨ましー。

2008.7.23
 我が家に新しいいきもの「子猫」が仲間入りした。土曜日に動物愛護センターから段取りができたとの連絡があり、日曜日の朝、アツフミと二人で行ってきた。4匹の子猫の中からビビッとくるのを選ぶ。アツフミが選んだのは小顔のキジトラ。生後4ヶ月のメスだった。飼い方ビデオを流しながら手続きをすませ、いよいよ連れて帰るのだ。ウサギの時に飼った持ち運びようのケージに入れたのだけど、気に入らなかったらしく鳴きながら手を出してくる。アツフミは餌をやったり話しかけたり。とりあえず、ウサギのケージにバスタオルを入れて、餌と水も入れて居場所にしてやる。トイレは新しく購入。これで新しい生活のスタートだ。はじめはまるで借りてきた猫のようにおとなしかったが、慣れてくると部屋を探検し始める。やはり、カメには興味津々。ボクは土曜日の午後からはライブ「フォークキャンプリー」でおでかけなのであとはアツフミに任せる。ところが、ライブ会場が携帯圏外の山の中だったので、一晩、どうなったか心配してしまったのだった。翌朝帰宅したら昨夜はちゃんとトイレでフンをしたとか報告してくれる。無事で何より。で、睡眠不足で疲れてはいたけど、子猫のためならとキャットタワーを買いに出る。いつも行くペットショップには置いてなかったので、三好のショッピングモールに行ってみたけどそこにもなくて、こりゃ苦労しそうだと思いながら移動中、たまたま入った店にあったのでラッキー。昼食前には組み立て・設置を終えられたのだった。いつもはそんなことは決して手伝わないアツフミなのだけど、この組み立ては積極的に手伝ってくれた。床に散らかっていた教科書も片付けたので、これは子猫効果で良い子になるのかもと期待したりも。はじめは上り下りできなかったキャットタワーだけど、翌日にはできるようになっていたので買ってよかったーと思ったのだった。さて、子猫はホントーにかわいい。ウサギと比べてはいけないのだけど、今は無条件に子猫が可愛い。ただし、家に来て4日たった時点でまだ名前が付いてないのだ。アツフミにつけさせようとしてるのいだけど、考えすぎてるのかな。来る前は「ジョニー」とか適当に言ってたのにね。メスの名前は難しいのかも。さて、どうなりますやら。飼いはじめがちょうど夏休みになったところというのはよかったのかもしれない。アツフミがずっと家に居られるからね。いつもは夏休み中は朝起こすのが大変なのだけど、子猫が呼んでるよーと言えばさっと起きてくれるし。旅行に行くときはどこかに預けなければいけないのだけどね。そうそう、ゲーム類も片付けるように指示してるのだけどそれはまだやってないなあ。

2008.7.19
 とうとう息子たちの夏休みがやってきた。アツフミはついに1学期の間、ずーっと学ランを着て登校した。9月以降は残暑があるとしても今よりきつくはないだろうから、1年中学ランの目標は達成できそうだ。夏休みになって何がいいかというと毎朝弁当を作らなくてもいいってこと。あ、いやもちろん、前にも書いたようにボクは弁当を作るのは好きだし、これまでもイヤイヤやってきたわけではないのだけど、「今日弁当いらない」とわかったときの安堵感は確かにあるのだ。実際、朝は忙しいので作らなくてすめばその分時間に余裕ができるしね。でも1ヵ月半もの間、息子たちに毎日コンビニ弁当を食べさせるわけにはいかなから、また作り置きとか考えなければならないのだ。ちょっとの間はコンビニ弁当が新鮮でいいだろうけど。

2008.7.18
 ヒデフミの高校の3者面談があった。先週出張で日曜も仕事をしていたので振り替え休日を取って、ボクが行くことにする。いったん帰宅して一緒に昼食を食べたヒデフミと自転車で登校する。危ないけど並んで話しながら走ったのはなんかボクも高校時代に戻った感覚。面談そのものは20分の予定のところ10分程度で済んでしまう。ボクも特に聞きたいことを考えていなかったし、ヒデフミは何の問題もない生徒だそうなので、話すネタがないのだ。ただし、成績はもっと頑張って上を目指さなきゃならんということで3者一致したのだった。

 ヒデフミは高校の球技大会(いわゆるクラスマッチかな)でテニスに出場したそうな。その朝、卵ご飯を作ったら、卵に黄身が2個入っていて、縁起がいいなあとか、体力つくなあとか話していたのだ。ところが負けてしまったそうで、理由を聞くと、サーブでは相手コートの真ん中からこっちの対角線上の小さな四角に入れないといけないのだけど、今まで厳しく取ってなかったから後ろの線までいいと思っていたとやらで、本番ではサーブは全てダブルフォルトになってしまったのだそうだ。確かに卓球やバレーはサーブだけ狭いところに入れなきゃいけないなんてないのでわかんないよね、と相槌を打ったのだけど、ちょっと間抜けだったね。でもサーブ以外では勝ててたそうで、それも意外や意外なのだった。

2008.7.16
 アツフミの弁当箱は下の写真でわかるようにヒデフミのとそう変わらない大きさだったのだ。なので、おかずは好みのだけにするとかサクランボを入れるとかしててもけっこう残してきてしまってたのだ。暑いから食欲がないとも言っていたが、学ランを着ていくのをやめればいいのにと言っても聞かない。そこで弁当箱を一回り小さい緑色のに替えてみた。それでも少し残してくるが、ま、しょうがないか。夕方に自分でラーメン作って食べてたり、夕食はけっこうな量を食べてるし。それより、ずーっと食べてくれるおかずとして重宝していたミートボールと卵焼きにも飽きてきたらしく、とりあえず次の定番はボイルドウインナーとするのだ。タコの形に切るのはやめてくれと言われているのだった。

 出張のお土産に今人気爆発中らしい「まりもっこり」の秋田版のキーホルダーを買ってきてやった。アツフミにはすごく受けたけど、何につけるか迷っているみたいで、まだ使っては居ないようだ。それにしてもあのキャラクターが堂々とお土産物屋に売っているとはすごい時代だと思うのだった。

2008.7.10
 高校には自転車通学のヒデフミ。帰るときになぜか鍵が見つからなかったそうで、歩いて帰ってきた。翌朝、いつもより30分早く起こしてくれと頼まれる。歩いて登校しなきゃならないから早めに支度しなくちゃね。順調に家を出たのだけど、忘れ物をしたとかで慌てて帰ってきて、結局、もう間に合わないかもと以前使っていた自転車(今はボクの買い物用)で登校して行ったのだった。高校にずっと1台置いとくわけにはいかないのでどうするかと思っていたら、その夜、9時過ぎにイキナリ自転車取ってくるといって出かけるヒデフミ。明日でもいいじゃないかと一応止めたんだけどね。ま、幸い警官に職務質問されることもなく無事戻ってきたのだった。

 以前、中学校のスクールランチのことを書いたのだけど、アツフミはボクが作る弁当のほうがマシなようで、スクールランチの注文はまったくやる気がない。結局、ボクが毎朝作っているのだ。写真はある日のボクのとヒデフミのとアツフミの3人分の弁当。アツフミのは真ん中の青いヤツ。ご飯スペースが小さくて、卵焼きが一列入って、残りをカップ4つで区切って、肉団子とさくらんぼ、あと日替わりでおかず1とおかず2というパターンなのだ。ぱっと見、毎日同じなのだが、それでもスクールランチよりはいいらしい。そうそう、この玉子焼き。アツフミの弁当がないときは作らないから、ここのところの毎日作るってのはかつてないペースなのだ。6月に入ってからの1ヶ月でもう何年分もの玉子焼きを作っているはず。ボクは玉子焼き作りには自信があったのだけど、毎日だと、たまに失敗することもあるよね。弁当に持っていけないほどの失敗作はまだないけど、うまくまとまらずに形がおかしくなったのとか、焦げ目がついちゃったりとか、フォローが必要なときはあるのだ。ま、その甲斐あって、アツフミはご飯や他のおかずはのこすことが多いけど、玉子焼きだけはいつもきれいに食べてくれるのだった。ちなみに、奥の黒いのがヒデフミの。そして手前の緑色のがボクの弁当。ボクのは「緑色が好き♪」で取り上げていたのとは違うトトロのデザインのだ。ご飯の上にびっしり載せてるのは中国産ウナギなのだった。

2008.7.6
 金曜日、肉体再生日記に書いたようにボクは夜は飲み会だった。アツフミは塾に行く日なのだけど、いったん帰宅したときに調子悪そうだったので心配してたのだけど、案の定、地下鉄で移動中携帯を見るとメールが来てて、「また腹痛くなってきた・・・今日無理っぽい」とのこと。「ホントに痛かったら無理すんなよ」と返信したら、「行けってこと?」と返ってきたので「行ければ行って欲しいけど無理はするなよってこと」と返す。「マジできつい今日休むわ」とのことだったので、仕事から帰ってきた妻が驚くといけないと思い、「じゃあお母さんにメール打っとくわ」とアツフミに返してから、妻に「アツフミ今日腹痛で塾休み」とメールする。するとアツフミから「母さん家にいるけど」との返信。あのー、お母さん居るんだったらメールでお父さんに相談しなくてもいいのよ。それと、返信がやたら速いので、元気に携帯を操作してたに違いないのだった。

2008.7.1
 新海誠という人のアニメの作品をレンタルDVDで観た。たまたま3作目の「秒速5センチメートル」ってのが目に留まって、面白そうだから借りてみたら、その映像表現のなんともいえない世界観や、登場人物の性格描写にはまってしまったのだ。1作目の「ほしのこえ」は一人で作ったというのに驚きつつ、ちょっととっつきづらいところもあったけど、2作目の「雲の向こう、約束の場所」は胸がキュンキュンしたのだった。と、これをボク一人が見てたら変かもしれないけど。アツフミが付き合ってくれる。面白いことに、45歳のボクと13歳のアツフミは、いろんな場面で、ほとんど同じ感想を持ったり、突っ込みを入れたりできたのだ。ボクが成長してないのか、アツフミが早熟なのか。それとも作品がすごいのか。たぶんその全部なのだった。

 最近TVでクイズ番組が多いよなあ。ボクはクイズは嫌いではないので、TVのこっち側で、早押しに答えたりするのだ。我が家では妻がほぼ同じ性格で、得意な分野と見るや乱入してきて白熱することになる。ただし、負けず嫌いなのでこじれることも多いのだけど。息子たちはこれまではついてこれないって感じだったけど、親より得意な分野もあるみたいで、さらっと横から答えを言ったりもする。アツフミは以前はクイズの答えがわからないときは正解が出てから「やった思ってたとおりー」とか言うので、「それよそでやったら嫌われるぞ」とたしなめたりしてたのだが、最近ではちゃんと答えることも増えてきた。もはや芸能関係ではボクの及ぶところではないし。成長してるのがうれしいね。

2008.6.28
 朝7時20分、ヒデフミが部屋から飛び出て階段を駆け下りる音が聞こえてきた。いつもはボクが7時半に起こすまでは寝てるのに。どうしたのかと思ったら、寝ぼけてて、目が覚めたとき8時20分だと勘違いして、完全遅刻だーとあわててたのだそうだ。ま、たいていボクが起こすのでそんな心配はないのだけど、一度、ボクが熱を出して寝込んでたときに家族全員が遅刻したってことがあったっけ。意外なのがボクが泊まりの出張で居ない朝、モーニングコールをするのだけど、そういうときはちゃんと起きてるのだ。普段は油断してるってことね。

 のどが渇いたときに飲むのはお茶がいいのだろうけど、息子たちはあまりお茶は飲みたがらない。もちろん学校など外に行くときには水筒に麦茶を入れていくのでお茶を飲んでるのだけど、家では他に牛乳とかがあるとそっちを飲むことになるのだ。一時期、コンビニや自販機でペットボトルのジュースをやたら買っていて、これはペットボトル症候群になってしまうかもと心配になったので、次善策として果汁100%のフルーツジュース(紙パック入り1L)を買い置きしておくことにしたのだった。オレンジ・アップル・グレープが一般的だよね。フルーツミックスもときどき入る。グレープフルーツは苦味があるからか飲まないので買わない。意外に受けてるのがパイナップルジュース。ボクには缶詰の汁を薄めた味としか思えないのだけど、なぜか大好評。置いてない店もあるので、残り具合には注意が必要だ。買い物の際には冷蔵庫に何が残っているかを思い出しながらなるべく偏らないように買っているのだった。それにしても、いくら果汁100%といっても飲みすぎてるような気がする。ホントに100%なのかどうかもやや疑わしいのだった。

 とうとうPS3を買ってしまった。もちろん、欲しいからといって親が買ってやるってのはナンセンスだからお金は出さないのだけど、息子が自分のお年玉貯金で買うのを止めることまではしない。問題は買った後の生活のチェックだと思う。ところが、意外と大きな問題があることに買った後に気づいたのだ。この、ハイパワーで高画質のグラフィックを実現するマシンは、リビングの大型液晶TVでしか、その性能を発揮できないらしく、つまり、チャンネル争いが激化したってわけ。見たい番組があるときにゲームをしてたらやめさせなくてはいけなくなったのだった。

 名古屋市の中学校では、昼食はスクールランチという制度で注文して食べることができる。親のやることは、お金を振り込んで振込みの控えを息子に渡すまで。その後、息子がちゃんと食べてるのかどうか心配なのだ。案の定、何回か注文し損ねてて、弁当を作ったことがあったし、最悪は、注文しそびれてるのに本人が気づいていなくて、昼食抜きになったこともあったっけ。で、6月になってからだけどいつの間にかスクールランチの注文をしなくなってて、毎日ボクが作る弁当になってるのだ。ま、妻とヒデフミと自分の分は毎朝作ってるから一人分増えるだけなのだけど、アツフミの弁当には玉子焼きが必須なので、けっこう手間が増えてるのだった。

2008.6.25
 とうとうアツフミの「猫飼いたいちょー」熱がヒートしてきたので平和公園隣接の名古屋市動物愛護センターにアツフミと行ってきた。犬なら近所のペットショップにも居るけど猫は在庫がほとんどないし、どうせ我が家が飼うなら、引き取り手が居なければ死んでしまう運命の子猫を一匹救うことができるからね。決してお金をケチってるわけではないのだ。実は初めて行く所なのでどんなところなのか興味もあった。行く途中、前を走っていた車の運転席の窓から犬が顔を出していた。犬が乗ってるのも窓から顔を出すのも珍しくはないが、運転席ってのはちょっと拙いんじゃないの?ドアミラーには犬しか映っていないってことは、少なくとも運転手はドアミラーで後方確認はしてないってことだし。アツフミと盛り上がったのは、ボクらが目指す動物愛護センターにあの犬はまさに連れて行かれるところじゃないのかってこと。実際、最後の信号も同じ方向に曲がって、センターの200m手前まで一緒だったのだから。小雨が降ってるけど公園に遊ばせにきたのかな。運転していたのは犬ではなくて若い女性だった。さて、動物愛護センターではさっそく子猫を譲ってもらう書類を書いて提出する。1〜2ヶ月で順番が回ってきそうだ。現在待機中の子猫が10匹あまりいたので見ると、みんなけっこうカワイイ。やっぱどうせ飼うならかわいい方がいいもんね。でも予想以上に質が高くて8割がたは合格だと思う。さぁ連絡があるのが楽しみだ。子猫がやってくるまでの間、部屋を片付けたり小物を買ったりして準備しないとね。

 アツフミとバッティングセンターに寄る。ボクは時々行ってるけど、アツフミはまだ数えるほどしか行ってないと思う。でもけっこうちゃんと打ってるので感心。驚いたのはなんとホームランを打ったってこと。ホームランといっても、そう書いてある的に当たったってことなのだけどボクがこれまで何十回とやっててもあたったことなんかないのに、アツフミはイキナリだもんね。でももう3ゲームもやって疲れてたのに、おめでとーって言ってもらえたものはもう1ゲームやれるメダルだったのだ。せめて携帯ストラップくらい欲しいと文句を言うアツフミなのだった。

2008.6.21
 中学校では衣替えをはっきりと決めてはいなくて、冬服を着るのか、夏服かは個人の自由らしい。ま、暑くなったら学ランを着るのをやめて、カッターシャツも半袖にすればいいのだから合理的だ。ボクが中学校のときは6月1日に全員そろって衣替えだったと思うので今はいい時代なのだろう。そこでアツフミ、どこまで学ランを着続けられるか挑戦してみようと思ったらしく、朝夕は涼しいとはいえ、昼間は30度を越すようになってもまだ学ランを着て登校しているのだ。もう校内で一人だけになってしばらく経つらしく、先生にも感心されているらしい。そういえば小学生のときは冬になっても半袖半ズボンってのを冬休みまで続けてたりしたもんなあ。さすがにカッターシャツは半袖だし、帰宅してからはTシャツ1枚に着替えてるけどね。バカ親としては「バカなことはやめなさい」ではなく「よおし、いつまで続くか見届けてやろう」という気持ちなのだった。

2008.6.17
 ギョーザを作った。我が家では、中国産冷凍ギョーザの事件が起こるずーっと前からギョーザは手作りだ。皮は市販のものだけどね。息子たちも小さいころからやらせてるので包むのは上手なのだ。ヒデフミはたくさんヒダを作ってきちんと仕上げる。アツフミは変形ギョーザを楽しみながら作ることが多い。どういうときにギョーザを作るかというと、これは妻のまったくの気まぐれなので、他のおかずが何かとか、冷蔵庫に何の食材が残っているかとかはお構いなしに、イキナリ「ギョーザを作る」と言い出し、歩いてスーパーに行って豚挽き肉とニラを山ほど買ってくるのが常なのだ。先日もパターンどおりのことがあった。ただし、このとき違ったのは、いつもなら材料を使い切って大量のギョーザを作るのだけど、包んだのは1食分だけだったってこと。あまりに夜遅くなってからだったのでボクが止めたのだけどね。で、翌日、仕事で帰りが遅い妻を待っていてはまたギョーザ包みで遅くなってしまうので息子たちに先にギョーザを包むように言う。写真は完成したギョーザ達。帰宅した妻は、完成したギョーザをみてご機嫌だったのだった。焼くのは妻が得意なのだけど、今回はボクが焼く。なんとか失敗はしなかったのだった。あ、味ですか。アツフミによると「肉の味がまったくしない」とのこと。野菜入れすぎだったのかねえ。

 パスポートの更新事件は6月12日に起こった。未成年のパスポートの有効期限は5年間で、息子たちの期限がもうすぐ切れるのだ。初めての海外旅行からもう5年経つのかって感じだけど、この夏も出かける予定なので息子達のパスポートは更新しとかなきゃならない。これが実に面倒な手続きなのだ。まずネットで手続きについて調べて、昼休みに区役所に行って申請書類を手に入れて、写真を撮って、あとは書類を旅券センターに提出する、と。この旅券センター、受付は平日しかやっていないので仕事を休まなくてはいけない。出来上がったパスポートの受け取りは日曜日でもいいのだけどね。で、木曜日に仕事を休みにしたのだ。ところが、ボクの大失敗。息子達に代わってボクが代理申請するのだけど、2箇所は本人が自筆署名しなければならないのだ。しまったあ、書かせてないぞ。いったんは諦めたのだけど、いやまて、諦めたらそこで試合終了だ。まず、本人署名欄以外を完璧に記入して、持参する書類も用意しておく。アツフミが帰宅したら、アツフミに署名してもらう。あとはヒデフミの署名なのだが、普段は帰宅が6時ころ。それでは間に合わないので携帯にメールして、早く帰るか、連絡するように伝える。で、「何だった?」というメールが入ったのが4:15。すぐ折り返し電話して事情を伝え、今から掃除の時間だというヒデフミに、4時半に校門のところに出てろと言って、ボクは家を出る。ヒデフミは校門の外で待っててくれて、限りなく怪しいのだけど、車の窓越しに書類にサインさせた。そしてあとは旅券センターにまっしぐら。緑区から名古屋駅の旅券センターまで車で急ぐ。名古屋高速に乗って、錦橋出口は渋滞してたから丸の内出口で降りて目的地まであと少し。だけどやはり5時までにつくのは難しそうだったので信号待ちの間、旅券センターに電話を入れる。「仕事休んで行くんです。」「緑区から出てきてるんです。」「渋滞でほんの少し遅れそうなんです。」と電話口の女性になんとか受け付けてもらおうと頼み込む。でも返事は「5時で整理券の機械が止まるので1秒でも過ぎたらダメ」とのこと。最後まで諦めるもんかと、名古屋駅に着いて、駐車場に車を入れて、エレベーターで松坂屋の7階にあがって、エレベーターからは走ったのだ。着いたのは5時3分。目に飛び込んできたのは、扉は閉まっていて、カーテンも閉まっている旅券センター。中では時間までに受け付けた人の処理をしている気配。諦めきれないのでそこからまた電話する。「いま外に来ています。」「受け付けるのは機械じゃなくて人間でしょ。」「さっき電話してるんですけど。」「仕事を休んで・・、緑区から・・、次はいつ来れるか・・」がんばったけどダメでした。出直しです。なぜか駐車場料金は0円だったけど、高速往復1500円にガソリン代。無駄だったあ。

2008.6.3
 息子たちのパスポートの期限切れが迫ってきたので、更新手続をするためにまず写真を撮る。近くのスーパーにある自動撮影機で1人700円なり。近頃の機械は顔のサイズが適正になるように工夫がされてて面白い。今のパスポートの写真と見比べてみると、成長してて頼もしくなってるのはよくわかるのだけど、前の写真が二人ともとてもカワイク写っていて感慨深いものがあったのだった。

 自販機でジュースを買うという息子たちに100円ずつ渡す。ヒデフミは100円の大サイズの紙コップのを買うが、アツフミは少し小さいサイズの80円のを買って、残った20円でガムを買ったのだ。しかもジュースは氷無し。ヒデフミがガムを1個くれと言ってもアツフミは断る。ジュースの氷がない分中身が多いというのと合わせて自慢してたのだった。

2008.5.3
 TVの洋画劇場で「ルパン三世カリオストロの城」をまたやってくれるので観る。この映画は学生時代からそれこそ何十回と観てるのだけど、何度観ても見飽きないし、ビデオに録ってあるとしても、何かきっかけがないと観れないものだから、TVでやってるときはとにかく観るのだ。デジタル放送だからこれまで観てたのより画質はいいはずだし。ボクがついつい、いろんなシーンを解説したり、覚えている台詞を言っちゃったりするものだから、その都度、息子たちに「父さんオタク?」とか「危ないよこの人」とか言われてしまうのだ。ま、いい大人がアニメに夢中になってるのはおかしいってことなのかもしれないけど、「カリ城」にはその価値があるし、大人だっていいじゃないかと思うのだ。さらに、クラリスのことを褒めたりすると、「このロリコンが」とか「マジ、きもーい」とか言われるのだけど、もういちいち反論はしないのだった。見終わった後、懲りずに、昔買った絵コンテ集を持ってきてアツフミに解説する。この絵コンテのすごいところは、宮崎駿さんが描いたこのコンテが既に完成した映画と同等の世界を見せてくれてるってこと。アツフミは「ふーん」という感じだったのだけど、後でパラパラめくってたから少し興味を持ったのかもしれないのだった。

2008.5.2
 アツフミの中学校生活は順調なのだ。スクールランチもマズイと言いながらも食べてるし、ちゃんと毎朝遅刻せずに学生服に着替えて登校してるからね。と、これを言ったらヒデフミが「できてあたりまえのことなのに褒めるのかよ」と突っ込むのだけど。もっとも、脱いだ学生服は脱ぎっぱなしだったり、時間割をするのはいいけど、持って行かない教科書などをリビングに放置しているのは改善が必要なのだった。

 寒い季節が終わり、アツフミがまた釣りをしたいというので名古屋港海釣り公園に行ってきた。ここは有料だけど駐車場があって安心して車を置けるし、トイレもあるし、これまではそこそこ釣れてたからいいのだけど、ワンパターンなので次回はどこか別の場所を開拓しようかと思っているのだ。今回は釣果はさっぱり。いつものサッパも全くかからない。まだ季節的に早すぎるのかな。何時間か頑張ったけど小さいイワシのようなのが3匹釣れただけ。

 そうそう、アツフミは中学生になって携帯電話を持つようになったのだ。写真は携帯で釣れた魚を撮影しているアツフミを撮影したもの。アツフミが携帯電話を持っているのは、ボクにとってはけっこう便利なのだ。妻やヒデフミに電話しても繋がらないときに、アツフミならちゃんと携帯してて通じるときがあったりする。中学生が携帯電話を持つことには賛否両論あると思うけどね。ヒデフミは自分が高校に入ってから持つようになったのにアツフミが中学校からなのでブーブー文句を言う。ま、時代の流れもあるし。買った直後はちょうど春休みだったので、友達と約束するのに電話・メールが飛び交ってていいタイミングだったのだ。新学期始まってからは、登校中は家に置いているので、そう使ってはいないようなのだけど。

 珍しく飲み会で外で飲んでたとき、ヒデフミから電話があった。TVが壊れて画面の半分が真っ黒になったというのだ。ボクはてっきり画面分割か何か、設定をいじっちゃったんじゃないかと思って、テキトーに答えておく。我が家はそんなに事件は起こらないのに、なぜかボクのめったにない飲み会のときに何か起こるのだ。以前も飲んでたときに妻から電話があって、熱帯魚の水槽が水漏れしてるとのこと。もう一回も妻からで、車を車庫入れしようとしたら街灯に当ててしまって動かなくなったとのこと。この2回は飲み会をボクだけおしまいにして帰宅するハメになったのだった。ま、TVなら翌日対応でも問題なしってことで飲み続けたのね。で、TVは本当に壊れてて、修理することになる。確かに左半分が真っ黒ではないけど暗くなってるのだ。見れないことはないのだけど、例えば天気予報の天気図を見ると、西のほうから闇が迫ってくるように見えるので怖かったり。そうそう、修理といっても液晶パネルをまるごと交換ってことになって、傍から見てるとTVそのものの交換と同じように見えたのだった。

2008.4.12
 4月8日、アツフミの中学校入学式に出席した。我が家はお決まりの時間ギリギリになってしまう。アツフミはいつもはのんびりしているが、中学校では遅刻はまずいと思っているのか、家を出たら走り出した。おかげでなんとか間に合ってヤレヤレ。校門の前での記念撮影も後回しだ。体育館に入場してくる学生服に身を包んだアツフミは緊張からか固い表情をしていた。母親と二人で出席したのだが、後でアツフミには「何で二人とも来るの」と怒られてしまった。いやいや、けっこう両親来てるとこ多いよ。今の時代、大学の入学式に出席する親も多くて、式場に入りきらなかったりすることもあるらしいし。そうそう、東大では新入生の数よりも父母の出席者数のほうが多いのだそうだ。みんな子供の晴れ姿は見たいわね。左の写真はアツフミの学生服姿。けっこう似合ってるじゃん。昔の学生服と違って、襟のカラーはソフトなのだけど、それでも首は窮屈に感じるらしい。ま、慣れるまでよ、と。ついでに掲載したのは右の写真。小学校の卒業式のときの。こちらは成人式まで着ることはないと思っていたスーツ姿だ。実はヒデフミのときのブレザーが着れればありがたいと思っていたのだけど、アツフミのほうが生まれ月が早い分身体も大きくなっていて、ブレザーは着れなくなっていたので急遽買ってきたのだった。足元に注目。黒のビジネスシューズを履いているが、これだけは一度きりしか履かないのでは勿体ないので、ボクが履けるサイズのを買ってきて履かせたのだ。ん?アツフミもピッタリだったって?

 入学式の日の夕食は手巻き寿司。ボクは手巻き寿司の準備は楽しくて好きなのだ。鮪やサーモンの刺身を切って、卵焼きやキュウリも切って、納豆をこねて、ツナとマヨネーズを和えて、寿司飯はウチワで扇ぎながらしゃもじで切るように混ぜて、海苔と醤油を用意して、と。その間、缶ビールもぐいぐい進むし。で、さあ食べようと始めたところ、アツフミから「コーンがないよ」との指摘がある。実は、まだ買い置きがあると思っていて、コーンを買わなかったので今回はナシでいいやと思っていたのだ。しまったあ、アツフミはコーンが大好きなのだ。回転寿司に行ってもコーンは必ず注文するし、先日なんかはコーンばっかり8カンも食べてたぞ。仕方がないのでコンビニに行くが近くのコンビニにはコーンがない。幸い、ヒデフミのおさがりの買い物用ママチャリで行ってたので、スーパーまで足を伸ばして買ってくることができた。息子のわがままに父親が振り回されたと考えるとよろしくないのだけど、自転車で買い物に行くのはすごく久しぶりで、それが嬉しくて気にならなかったのだった。

2008.4.7
 アツフミが買った自転車は27インチ。それを知ったヒデフミはものすごく悔しがる。ヒデフミのは26インチなのだ。誕生日プレゼントにパソコンが欲しいといってたのを諦めて自転車が欲しいとまで言い出す。ま、今のはまだ1年しか乗ってないけど調子はよくないそうだし、パソコンよりは安く済むから買ってやってもいいかな、なんて思うのは、やっぱりバカ親だわなあ。一晩寝ても欲しい気持ちに変わりはなかったので買ってやることにする。ヒデフミが使ってたのはボクのご近所買い物用にするってことで。二日続きで同じような自転車を買いに来たので店の人もビックリしただろうね。そして、ホント同じような自転車を買ったのだった。

 TVででんじろう先生がやってた実験で、片栗粉を同量の水に溶かしたものは液体だけど衝撃が加わったときは固体になるってのがあって、面白いなあと思っていたのだ。ダイラタント流体というらしい。それをアツフミが台所で作り始める。TVでは大きな水槽に大量の流体を作って、その上を歩くってのをやってて、それはインパクトがったのだけど、さすがに自宅でそれをやるわけにはいかないわね。でもボールに作った流体に拳でパンチしてみてビックリ。ホントに硬くなるのだ。ゆっくり手を入れると液体だからずぶずぶと沈むのだけど、思い切って強く当てると羊羹のような感触になって、決して液体ではなくなってるのだった。アツフミがやったのは、ぎゅっと手で液体を握ると、カタマリになって、少ししたらドロッと溶けるっての。面白いので数日遊んだのだけど、その後放置された流体はだんだん乾いてしまって、干上がった湖のように、表面がひび割れた固体になってしまったのだった。

 そうそう、先回の記述内容を一部訂正。アツフミの乗ってた子供用自転車は5段変速が付いていた。買ったときは2万円近くしたものだけどリサイクルショップで付いた買取値段は300円だったのだった。

2008.4.5
 アツフミの中学入学祝に自転車を買った。これまでは子供用の20インチくらいのMTBスタイルのだったのだけど、今はみんなママチャリに乗ってるらしくて、アツフミもようやくその仲間入りができるのだった。店で買ったあと、そのままアツフミが乗って帰る。近いから足慣らしにもならないだろうけど。ボクが子供のときは『自転車と僕と』という歌にあるとおり、20km離れた街で買ったので乗って帰るのは大変だったのだ。

 いやいや、アツフミはもっとすごい冒険をしてるのだ。春休みだから出来たのだろうけど、聞いてビックリの自転車での遠出。近くの店に、欲しかったゲームソフトがなかったかららしいのだが、アピタ緑店、アピタ鳴海店、おもちゃのメルヘンと回って、最後にはなんと三好のショッピングモールにあるトイザラスまで行って、見つけて買って帰ったというので驚く。キョリ測というサイトでルートをたどってみたら、なんと走行距離32km!!小学校に入学したときに買った子供用自転車で変速機も付いてないのによくぞ走ったものだと感心したのだった。

 夜中に気が付いたらアツフミのベッドで寝ていた。アツフミはリビングのソファーにウールの敷物を敷いて毛布をかぶって寝ていた。起きたアツフミに聞いたら、寝ようと思って部屋に行ったらボクが寝ていたので仕方なくソファーで寝たらしい。スマンスマン。例によって酔っ払ってて記憶がないのだ。たぶん妻がベッドでナナメに寝ていてボクのスペースがなかったのだと思うのだけど、なんでアツフミのベッドにもぐりこんだのかは不明。アツフミが小さい頃はよく添い寝してたから懐かしいカンジはしたのだった。

 ヒデフミのダジャレネタで「オランウータンが言った。オラ、ウータン。」ってのがあって、全然面白くないし、そもそもシャレになってないのに、やたら繰り返し言ってるのだけど、母親が言ったシャレのほうがよく出来ててショックを受けたヒデフミなのだった。そのネタとは、ボク「モンキーパークにシューティングのアトラクションができたらしいよ」、アツフミ「サルを撃つのか」、ボク「そりゃまずいだろう」、妻「オラ、撃たん」、笑い。

2008.3.28
 昨日はヒデフミの誕生日だった。朝起こすときから「お誕生日の人〜、おはよー」と気を使うのだ。プレゼントはなんかウヤムヤになっている。せめてケーキは食べたいとの希望なので、仕事帰りに買う。いつもこういうときは予約しとかなきゃって思うのだけど今回も忘れてて、しまったーと思ったけど、最後の1個が残っていて一安心。妻の先回の誕生日のときは何箇所か回った挙句に、じゃあ作りますよといわれて助かったのだけど20分くらい待つハメになってしまったっけ。いつもローソクはサービスで付けてもらってるけど今回は面白いのを見つけたので有料だけどそっちにする。数字のカタチをしたローソクで”1”と”6”をて並べると16歳になるのだ。ケーキを食べる段になって「さて、ローソクは何本でしょう?」とクイズにする。ヒデフミは「16本ないと怒るよ」と答え、妻は「大きいの1本と小さいの6本で7本」と答える。そうそう、大人はそうしとかないとケーキにローソクだらけになっちゃうからね。アツフミは「1本から100本の間」というずるい答えで、何本が正解でもOKと思ってるらしい。もちろん正解は2本で、見せたときはけっこう受けたのでよかったー。ハッピーバースデーを一応歌うが、ギターの伴奏はいらないと言われガックシ。パーティーではないけどそれっぽい誕生日にはなったかな。ヒデフミには国産牛肉のステーキ(ミディアム)に鮪尽くしの寿司を食べさせてやったし。飲み物に「子供びいる」を用意したつもりだったけど、よく見ると「子供ののみもの」という商品だったのだった。

2008.3.27
 先日、区内に大高イオンという巨大なショッピングセンターができて、地域住民のカード会員だけに案内してるというソフトオープンに行ってきた。グランドオープンとどう違うのかサッパリわからないくらいの大混雑&大渋滞だったけどね。そこのスポーツ店でビリヤード台を買った。4700円の値段の割にはしっかりしたつくりで、球やキューもホンモノっぽい。大きさだけはホンモノの何分の一かなのはしかたない。大きいと部屋に置けないし。さっそく、息子たちと遊んでみるがけっこう楽しいぞ。ヒデフミは格好付けだけは一人前。友達とホンモノをやったことがあるっていうのもちょっと自慢してたっけ。でも勝負となるとアツフミがなぜか強い。ま、勝ったり負けたりするから面白いのだけど。TVでスマップがやってるの見たけど、ボクらと同レベルだったぞ。

 この台が卓球台にもなる。ネットと球とラケットもセットなのだ。こちらはサイズが小さいのは致命的で、普通の感覚で打つとオーバーしちゃうからコツがいるのだ。でも、それが功を奏して本来なら卓球部所属のヒデフミのダントツ一人勝ちになってしまうのだろうけど、この台ならこれまた買ったり負けたりして面白いのだった。

 この台はさらにボーリングも出来るが、これだけはショボそうなのでまだやっていないのだった。

2008.3.25
 ある朝、寝癖がひどかったのでヒデフミの整髪料を借りて使う。ボクは普段髪には何も付けないので、そもそも使い方がよくわからない。ヒデフミに「これくらい?」と聞いて指に取る。「まぁそんなもんじゃねーの」というので髪につける。そしたら「ちょっと多いかも」。遅いよ〜。結局付けすぎでベトベトになってしまうが仕方ない。一日中頭がむずむずして気持ち悪かった。ヒデフミは「あれはつけすぎだって」って最初から言えー。

 ヒデフミに車を買ってやることになった。「ノート買っていい?」と聞くので「いいよ」と答えたのだ。そしたら「文房具じゃなくてNISSAN NOTEのことだよ」とヒデフミ。ぎゃふん。しょうがないから買ってやるしかないかって、そんなに簡単に買えるかー。そのネタはオリジナルなのかな。そもそももうすぐ誕生日だけどそれでも16歳で当然免許ないし。高校卒業したら免許は取らせようと思ってるけど、最初に乗るのは今あるセカンドカーのマーチだからね。そう、いつも息子たちが自転車で横を通る際に擦ってキズキズになってるあれ。

2008.3.11
 朝、いつもボクはヒデフミの少し後に家を出る。月曜、まだ雨が少し残っていたけど、ヒデフミは強行突破で自転車で出た。すると急に雨がザーザー振りになったのでこのままではヒデフミは高校に着く頃にはビショビショになるのは必至。そこでボクはヒデフミに傘を渡してやろうと車で追いかけた。500mほど先で追いつき、回転寿司屋の駐車場でヒデフミに傘を渡すのに成功して一件落着。あれ?傘さして自転車乗っちゃいけないんだったっけ。

2008.3.10
 メイが亡くなった第一報はヒデフミからの電話だった。ボクは仕事帰り、アピタの食料品売り場で買い物中で、また何か買って来てよという電話かと思ったのだけど、ヒデフミは「言いにくいんだけど」と言葉を濁しながら「ウサが動かないんだ」と伝えてくれる。いつもの彼のノリなら「ウサ死んじゃったぜ」と言いそうなところ、ボクに気を遣ってくれてるのがわかる。アツフミも気遣いでは感心した。常々、猫を飼いたがっていて、ボクがウサギがいるからダメだと言ってるから、第一声に「これで猫を飼えるちょー」と言いそうなのだけど、一言も猫のことは言わなかったのが偉いのだ。数日後、それを褒めてやると「さすがに空気読むよね」と言った後、もう大丈夫だと判断したのか、とうとう「猫飼いたいちょー」と言ったのだった。

2008.2.24
 アツフミの将棋熱はしばらく続きそうなのだ。暇なら相手してやってもいいのだけど、風呂上りでさあ寝ようぜという23:30に将棋板を持ってこられると困るのだ。なんせ二人とも詰め方が甘いので時間がかかってしょうがない。やっと勝負がついたのは1時間後。夜更かししすぎやあ〜

2008.2.17
 アツフミと将棋をした。実家にあった将棋板と駒を持って帰ってたのを使う。実はボクは将棋は子供のころにやったことはあるのだけど、詰め方を理解してなくて、一度も勝ったことがなかった程度の実力。アツフミは友達がやってるのを横で見てるだけで、駒の動かし方は知ってるけど実戦は初めてなのだそうだ。この超初心者同士の対戦は、1回目はボクがなんとなく上手く攻めて、課題の「詰み」もスマートに指せて、ボクの勝利。アツフミは悔しがるが、以前のようにワーっとなってしまうことなく、2回戦に突入。この戦いはボクがヘマをしてどんどん駒を取られて、最後は王将だけになってしまって、さすがに裸の王様では勝てるわけはなく、惨めに負けたのだった。アツフミの人生初勝利なのだった。で、これで味をしめたのか、さらに何度か勝負を挑まれる。ボクの脳は錆びついているけど、アツフミはどんどん進化しているようで、その後はアツフミの一方的勝利が続く。悔しいー、けど、バカ親は少し嬉しいのだった。ちなみにヒデフミは駒の動かし方も自信がないとか言ってるので、アツフミが飽きるまではボクが相手をせざるを得ないのだった。

 そうそう、下で書いた家の前の雪ダルマだけど、火曜日に崩れてしまったとはいえ、アツフミがよほど頑張って固めていたらしく、土曜日まで融け残っていたのだ。東向きなので午前中は日も当たってたはずなのにすごい。

2008.2.12
 とうとう名古屋にも雪が積もったあ。降り始めたのが仕事中で、土曜の午後3時過ぎ、帰宅する頃はもう10cmくらい積もってて、道路は慎重すぎる運転をする車やノーマルタイヤで坂道にチャレンジして立ち往生する車などで大渋滞。それでも今年スタッドレスを新しいのに替えたばかりの愛車セレナはスタックすることなく、渋滞を避けて裏道を走れたので1時間くらいで帰宅することが出来たのだった。

 妻と息子たちは家を一歩も出てないので、雪が積もってるって実感がないのがすごい。お昼はどうしたんだと聞いたらガストの宅配を頼んだそうだ。こんな雪の日に注文されたガストは大変だったと思う。さすがにバイクではなく車で来たらしい。以前は雪が降ったら大はしゃぎしていた息子たちがまだ外に出ていないと聞いたので、もう少年らしい心を失ってしまったのかと思ったら単に振り続けていたので止むのを待っていたとのことだった。この日はボクが家の前の歩道を雪かきしてる間、アツフミは雪ダルマ作り。ただし、雪を集めて固めただけで成型は翌日になる。

 翌日が日曜日なのが嬉しい。天気もよくなって、息子たちを誘って滝の水公園へ。昼頃になってたので人はあんまりいない。何箇所かに雪ダルマや作りかけのが残っている。足跡はいっぱいあるけどまだまだ一面の雪なのでボクらも雪ダルマつくりを始める。アツフミは最初かまくらを作るのだと主張していたけど途中で断念。相談した結果、人間の顔を作ることになる。その合間にはエンドレスの雪合戦も。もう少年の心をなくしたかと思ったヒデフミも無邪気に雪で遊ぶ。そういえば、アツフミはボクの滝の水公園ランニングにときどき付き合ってくれてるけどヒデフミは本当に久しぶりだなあ。あ、去年の初日の出以来か。実は周回コースを一緒にランニングしたりもして親父としてはそれがけっこう嬉しかったりも。夕方、また夕日を見るついでにランニングをと誘ったらまた付いてきてくれて、いい日曜になったのだった。残念だったのは、昼に作った雪の人面像がもう壊されていたこと。アツフミが他の雪ダルマを壊そうとするのをボクが止めて、アツフミもちゃんと言うことを聞いてくれていただけにね。でもまあ写真にも残したし。

 家の前の雪ダルマはスコップで削って完成させる。写真ではよくわからないけど腹筋が割れてたりアゴが割れてたりとけっこう凝ってたのだ。マフラーを巻いて出来上がり。この雪像は月曜日も残ってたけど火曜日の雨で崩れてしまったのだった。

2008.1.27
 朝、とても寒いけど洗濯機の乾燥機能が壊れてるので洗濯物をバルコニーに干さなければならない。物干し場はヒデフミの部屋の前になるのだけど、ちょうどボクが干し始めたときにヒデフミが起きて部屋のエアコンのスイッチを入れた。 室外機からは強烈に冷たい空気が吐き出されボクを直撃する。やっと干し終わったボクは暖かいリビングで朝食をとっているヒデフミに「このお父さん殺し〜」と文句を言ったのだった。

2008.1.6
 1月1日の夜、ヒデフミはいい初夢を見ようと富士山と鷹と茄子の絵を描いた。ちらっと見せてもらったらけっこう味のある絵だったのだけど、アツフミに小学生の絵みたいだと言われて描き直した。書き直した後の絵は見せてくれなかったのが残念。翌朝聞いたら夢は見たけど富士も鷹も茄子も出てこなくて、なぜかペプシコーラが出てきたらしいのだった。ちなみにボクの初夢はけっこう長いストーリーでハッピーでも恐怖でもなかったなあ。よく覚えてないけど。

 今年の四国への帰省は家族揃って自家用車で30日出発だ。ウサギを妻の実家へ預けてから小牧ICから名神高速に乗る。雪とか渋滞が心配だったけど、あっけないほど順調で、予定より1時間近く早く14時頃に大阪に着く。四国まで一気に帰ってもいいのだけど、それでは味気ないのでUSJで遊んでいくのだ。15時からのトワイライトチケットで入場。そんなに混んでる日ではなかったのかもしれないけど、それでもアトラクションは80〜120分待ち。閉園まで4時間しかないのでそんなに待てないと、もっと空いてるアトラクションはないかと歩いて回ったら40分で園内を一周してしまったので、あきらめて100分待ちの表示のスパイダーマンに並ぶ。息子たちはおとなしく並んでいないので他の客に睨まれたりして冷や冷やしたが、せっかく来たのにアトラクションを全く体験せずってのもつまんないし。85分でやっと順番が来た。始まった瞬間に回ったり上下したりする乗り物が苦手なボクは乗ったことを後悔し、やっと終わったときにはぐったりしていたのだった。息子たちは平気なのにね。ボクはアトラクションはもういいやという気分だったのだけど、家族と別行動はさびしいので、続けてバックトゥザフューチャーにも乗ることになる。こっちの待ち時間は60分ほど。気分は始まる前から悪く、ボクは、ただただ早く終わってくれないかなと願っていたのだった。それにしても先回も気分悪くなったはずなのに、よく覚えていないものだからまた乗っちゃうのだね。また何年かしたらやっちゃうのだろう。ジェットコースター系は大丈夫なのだけど、新しくできてたコースター系のアトラクションは強風のため運行中止で残念でした。あ、写真は寒いので焚き火にあたっているつもりの息子たち。夕食後、フェリーに乗船。一等室(定員4名)だったので、家族で気兼ねナシに過ごすことができた。ただし、空調を切っていたらとても暑くなってしまい、アツフミはベッドから脱出してソファーで寝たのだった。

 初詣は帰省先の姉の家のすぐ近くの神社へヒデフミと歩いていく。一応お参りはしたが、おみくじの機械が調子悪いらしく、他の参拝客が200円入れたのにおみくじが出てこなかったと宮司を呼んでたりしたので他には何もせずすぐ帰る。名古屋に戻ってきて3日の午後、妻の実家に行くついでに田県神社に家族でお参りする。ここは有名な男性器を奉ってある神社で、ヒデフミは恥ずかしがっていたが、アツフミはあちこちに置いてあるそのカタチのものにウケまくっていた。初めて行ったんじゃないんだけどね。一番ウケたのが二つの球の間に小さなソレがあって、手前の穴にお賽銭を入れると「チーン」と音がして、参拝客は二つの球をさするとご利益があるというもの。アツフミが大爆笑しながらお賽銭を入れ、音を聞き、球をさするので見てるボクたちも恥ずかしくなったのだった。