側面方向幕・行先表示設定装置 

0番台

唯一の分割式の方向幕
 種別・行き先分割表示(1999年に改造)
 種別・行き先が単独で設定できるため幕の数は少な目となっています。
 この種別・行き先を分割表示する幕は全国の211系では唯一の物となっています。

 行先表示設定装置(画像は拡大できます。)
 1999年の改造時に取り付けられたものなのかは不明ですが、0番台のみの特徴として311系室内のLED案内装置を動作させるための領域がありました。
 室内幕部分(画像は拡大できます。)
 幕部分に蓋が付けられていますが、1999年の改造時に付けられたものかは分かりません。
 


5000番台  種別・行き先一体表示
 幕の種類は多岐にわたります。
 1次車:LED方式(日本語・英語交互表示、快速はかつてはFastでしたが、2005年の正面幕交換時に駅表示と同じRapidに変更)
 2次車:字幕式(写真のような細い形、LED用の幕を字幕に変更したと言えるでしょう)
 3次車以降:字幕式(311系のような大きめの形)

1次車(3色LED方式)、英語時
211系5000番台の場合は英語、日本語の交互表示でした。このやり方は315系に引き継がれました。

1次車(3色LED方式)、日本語時
上記のLEDの日本語時のものです。
※画像は拡大できます。

1次車走行時
211系5000番台のLEDは走行時でも常時点灯で、その後に登場した在来線車両のように速度が一定以上になっても消灯することはありませんでした。余談ですが、画像左手の313系は飯田線向けに登場した1700番台で313系3連の代走としても活躍しています。
場所 大曽根〜新守山間 日時 2021年2月27日 17:46

2次車(字幕、細形)
1次車のLEDが屋外で見えづらいということで急きょ字幕に戻されました。日本語と英語の同時表示方式です。

3次車〜5次車(字幕)
3次車以降は211系0番台と同じく幕の表示エリアが拡大されました。

行先表示設定装置(画像は拡大できます。)
211系0番台よりも窓が大きいため窓下に置かれていました。

LED表示器室内部分(画像は拡大できます。)
211系0番台や下の2次車以降と異なり薄型となっています。

表示幕室内部分(3次車、画像は拡大できます。)
211系0番台に近いものに戻っています。