313系(4次車・2010年度〜)
表記登場
 製造時よりATS-PT準備済

こちらのページでは313系4次車と言われ、2010年度より117・119系置き換えに充当される313系を紹介いたします。
このページでは2006年度製造の3次車との違いをご紹介いたします。

3次車からの変更点
★1.4.5については3次車以前の車両も重要部検査時に4次車に合わせる改造を実施しています。
1.優先座席つり革変更
オレンジに
従来は優先座席・一般座席共に同じつり革でしたが、他社局(名古屋地区の場合、市交通局・名鉄)やJR他社とも歩調を合わせたのか、優先座席部分のつり革をオレンジ色に変更させました。
サムネイルをクリックしてください。1300番台のつり革の拡大画像が出ます。
誕生当時はシールで「ケータイ禁止」を訴えていますが、2018年以降「混雑時には電源オフ」に考えが変わりました。そのため、マークの上からオレンジのビニールテープを巻く形で消されています。
2.袖仕切り大型化(ロングシート)
大きくなりました
こちらも3次車(1100・1600・1700番台)では肘掛程度、
同じ3次車のロングシートバージョン(2300・2350・2500・2600番台)で中型だった袖仕切りを、JR東日本209系以降、名古屋地区では名鉄300系・愛環2000系以来増えてきた大型袖仕切りに変更させました。
管理人の個人見解では立ち客との干渉が防げるので嬉しい変更といえそうです。

なお、こちらのページで3次車(1100番台など)・ロングシート車両の袖仕切りを比較として載せてありますのでご覧ください。
3.妻面・優先座席握り棒の追加
取っ手が増えました
妻面の握り棒は山側のみ、優先座席中間の握り棒(スタンションポール)の追加が実施されています。
4.優先座席枕カバー変更
目立たせます
優先座席に当たる箇所のクロスシート部の枕カバーの色がつり革と同一に変更されています。
(ロングシートは生地もオレンジ色に変更、クリック
従来1・2次車も優先座席部分はかつてのシルバーシートにちなんでシルバーの枕カバーでしたが、今度の4次車は従来とは比較にならない強烈な視覚で優先席部分を訴えます。
5.ドア滑り止め部分の黄色化
足元に気をつけて!
こちらも最近の他社車両と歩調を合わせ、ドア付近の滑り止め(くつずり)を黄色にしており、愛環2000系ロングシート車と同じ印象を受けます。

中京地区では交通局がドア開閉ランプを導入して(桜通線6050形・東山線N1000形、鶴舞線N3000形)おりますが、今回の313系ではドア開閉ランプまでは採用していません。
6.ATS-PT機器箱のフォント変更
「たいした変更じゃないだろ!」と突っ込みを受けそうですが・・・。
日本車両にてATS-PTを取り付けた4次車からは211・213・311系などと同じATS-PT機器箱を搭載しております。
そのため、従来名古屋工場でATS-PTを取り付けた3次車以前の車と比べ、ATS-PT表記のフォントが変更されています。


3次車との同一点

LED装置  車外LEDのフルカラーな点、シャッター速度500分の1秒からLEDの文字切れが始まる箇所
車内案内装置  3色LED、英語フォントの半角文字である箇所
ドアエンジン  3次車でも電気式ドアを期待したのですが、変わらず・・。同一系列では同じ仕様にしたのでしょうか。
空気圧縮機  JR東海在来線最大派のC-○○○○シリーズです。共通部品による予備削減でしょうか。