基礎知識…

金　　文

銅や鉄などの金属で作った容器・兵器・貨幣・印章などに鋳出したり刻みつけたりされた銘文。
石文（せきぶん）と並んで金石学の対象となる。

甲骨文字

亀甲・獣骨などに刻まれた中国最古の体系的文字。占卜の記録を刻したもので、殷代に多く，
西周前半にもある。中国河南省の殷墟から多数発見。殷墟文字。甲骨文

説文解字

中国最古の部首別字書。中国文字学の基本的古典。15巻。後漢の許慎撰。西暦100年頃成る。
漢字9000字余を540の部首により分類し，六書（りくしょ）の説により字形の成り立ちとそれぞれ
の漢字本来の意味を解釈した。説文。

会　　意

六書の一つ。いくつかの漢字を結合し，それらの意味を合わせて全体の字義を導き出す方法。
「人」と「言」とを合わせて「信」とする類。

篆　　文

篆書体の文字。篆。

全て「広辞苑 第六版」による。