つぼみのホームページ(お酒の雑学)

万葉の昔から宮仕えは辛い…

万葉歌人の中で第一の酒好きと言われる
大伴旅人が詠んだ「酒を讃むる歌」から一首



なかなかに人とあらずは酒壺に成りにてしかも酒に染みなむ



「中途半端に人間でいるよりは坂壺になって酒に染みていたいものだなあ」
と旅人が詠んだのは,長屋王が藤原四兄弟の陰謀によって失脚し殺害された頃。
藤原氏と旧来からの貴族・豪族の権力争いに巻き込まれて僻地である筑紫の大宰
府に左遷された時期。

「古の七の賢しき人たちも 欲りせし物は酒にしあるらし」

などの歌は,興味があればご自分で検索して下さいな〜〜


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