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写真中央の石造物が酒塚(高さ90p。酒塚の説明は下段)
上から「酒盃」,「瓢箪」,「挽臼」,「酒樽」最下段は「丸い膳」
を表現している。瓢箪,挽臼,酒樽,膳にはそれぞれ以下に
紹介する和歌が刻まれている。↓
瓢箪:ふうたいに このみのんでしまえども しるしはあとに
のこるひょうたん
挽臼:ひとりきて ひとりゆくらん本の道 むめやうのほかに
たれかまねかん
すいなみも こころのかとにいらしき いつそまる丸きは
まわりやすきに
酒樽:くわっけいはすこしのむがよいものに たるほどのめば
よいすぎる□□
丸膳:ごくらくをねがわはいそけ一とのみの きえぬうちこそ
のちのよのたねじ
りきには 五つのつみがおもいゆえ たらいに丸き
ぜんをたよりに
日緬寺のパンフレットには「仏教教義の中心である因縁因果の
理法を酒の上で説いているところが面白い」とあります。
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右は酒塚の全体写真。
酒塚は,1758年(宝暦8年)に,美作の人,飛山
長左衛門が全国に22の塚を建立。
その祈願する所は,「飲食物殊に酒を以て生活を潤し,
健全なる人生経営を樹つ可く,自己の篤く信仰する仏
教の因果律に拠る和歌を刻石して酒塚を作らん」
と発願し全国を行脚。
現存するのは沼津市の日緬寺のみとされている。
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左の写真は酒塚の左にある建物をアップしたもの。
お寺なのに「御幣」が使用されている…
「昔は神仏混淆だったので…」
という住職さんの説明がありました。
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日緬寺の「緬」はの略記。
ミャンマーを日本では漢字で「緬甸」と表示します。
老婆心ながら…フィリピンを「比国」,略して「比」
と表示するのと同じです。
11月には「飲食感謝供養」,12月には「百八酒会」
という行事が行われるとのことです。
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