日記(2002.9)



9/26(木) メチャメチャシンプルだけど何はともあれ、日記のページをアップ。他のページは散々テーブルでデザイン考えたんだから、ここぐらいは手を抜いても良いだろうと勝手に自分を納得させてたり…。ま、その代わり、ちゃんと書いていこう。流石に毎日は無理だろうけれど(^^;
 にしてもこのHPってIE5で見ると淋しいのね…スクロールバーの色が…(T_T) 別に何ら支障はないんだけれど…折角頑張って考え抜いて色を決めたのに…淋し。皆さん、ヴァージョンアップしましょうね〜



9/27(金) 昨日はHPの更新後、眠い目をこすりながら夜な夜な読書。遂に『李歐』を読み終えました〜。一体いつから読み始めたのかさえ分からぬほど日数がかかってしまったけど、でもでも、とっても面白かった(^^)読むのに日数がかかったのは、途中で京極堂を読み始めてしまったことと(私にしてはかなり珍しい浮気…)HPの作成に時間をとられたから(^^;何か本末転倒な気がしないでもないけれど…(二重否定がまかり通る今の時代♪) 兎に角、高村薫の“筆力”に驚いた!まさかこれほどとは。細かな表現,描写がシャレていて、それでいて気取ってない。桜の木の話(400ページ過ぎくらいだったかな…)は「すっごいロマンティック(^^)」とか思いました。これって或る意味恋愛小説?(^^; 題名を『わが手に拳銃を』から変更したのは作風を反映していて良いと思いますが、堅苦しそうな感じになるから売上げにの面からはどうだったのかしらん…とか余計なお世話(f ^^)

 そんなこと(?)より、今朝は吃驚しました。友人のY氏から朝、携帯に久々のメールが入って来て「ほぇ?」と思い見てみたら、何と「鮎川哲也氏死去」とあるじゃないですか〜(><)バス停でバス待ち中(当たり前だ)だったのに思わず「なにぃ〜!?」とか言ってしまった(^^; しかし、さみしひ。新聞によると24日の夕方に亡くなっていたらしいですね…。83歳と聞けば「もう充分生きた」と言う人もいるだろうけど、人生に充分なんてものは無い。 鮎川哲也という人がいなければ、今のミステリィはどうなっていただろうか。所謂社会派全盛の折、社会派作品でなければ売れず、また注文も来ない。そんな時でも「歯を食いしばって(本格を)書いていた」と言う鮎川哲也。鮎川哲也という人は「本格の火が消えない様に、兎に角火を消さない様に」頑張った人ではないでしょうか。それがあったからこそ、今日の(新)本格ブームがあると思います。このブームを見てから旅立つ事が出来たのはせめてもの救いでしょうね。 もっとも、社会派作家のオビにさえ「本格推理!」と謳ってしまうほど「本格」が巷にあふれる時代になってしまいましたが…この現状をどう見ていたんでしょうかね…。
 私はまだ『リラ荘殺人事件』しか読んでいないけれど、色々買ってはあるのでこの機会に追悼の意味も込めて読もうかな…と思ってます。合掌。



9/28(土) 何とかdiaryの整備が出来ました(^^) このページを作った時に悩んだのが、新しい日付を上にするか下にするか。これがナカナカの難題。と言うのも、(日付順に)新しい日を下にすると、読む時わざわざ毎回一番下までスクロールさせねばならない…かといって新しい日付が上にあると何か違和感。結局はこのページが開いた瞬間に最新の日付にぶっ飛ぶようにしました♪これでもう完璧!o(^o^)o でも考えてみればちゃんと更新の度にとばす場所も変えないといけないから、ちょっちめんどいカモ(^^;

 今日は兎に角、矢鱈とが降ってくれちゃって、お陰で車は化粧(ワックスのことです)が落ちてしまい、人前にはとても恥ずかしくて出せない…こともないけど(何のこっちゃ)。 雨のせいで通勤時も最悪。朝っぱらからびしょびしょに。(雨は関係ないけれど)帰りは頭の軽い(様にしか私には見えない)学生がべらべらとしゃべってて、ヤ〜カ〜マ〜シ〜イ!凸(−−メ)プチッ っつ〜に! 読書の邪魔だ〜(怒)
 大体、私はあ〜ゆ〜頭の軽い(?)ヤツがど〜しても生理的に受け付けない。横っ面をひっぱたいて「静かにするかバスから降りるか好きな方選べ!」とか言いたい…とこだけど良識を持ち合わせたわたくし)はじ〜っと読書。知り合いがいたら話すのは別に構わないんだけど、常識の範囲内にしてもらえんかしら…。ふぅ。(土曜日出勤だったから愚痴が多いのよ〜♪)

 あ、結局日記に曜日を入れるかどうかを考えてないや…どしよ(^^;



9/29(日) 曜日を入れることにしました。やっぱ曜日は重要だ。仕事があるかないかってことにも繋がるし。ふぅ、休日の一日は早い。今日も滝の如く時が流れ落ちてしまった。人生って短いなぁ。死ぬまでに一体どれぐらいの本を読むことが出来るんだろうか…一冊○○時間かかるとして○○歳まで生きるとして…とか計算するのは怖いから止めておこう(^^;

 加納朋子の『沙羅は和子の名を呼ぶ』を読みました。かのとも(加納朋子の事を私は勝手にこう呼ぶ)作品にしては淋しい話が多かった様な気もするけど、やっぱり「オレンジの半分」は最高ね〜この作品こそ加納朋子の最高傑作!…と思うんですけどねぇ。「考えてみれば人を待つという…云々」と言う表現(205ページ辺りにあるの)は大のお気に入り(^^) お勧めです。

 新聞によると宮部みゆきの『クロスファイア』が売れ行き好調らしいですね。ミリオンだとか…そんなに売れているんだ。私もそろそろ読まねば(><) この作品で宮部みゆきの期待できる作品は全て終わり。巷で話題となった『模倣犯』もあんまり期待はしてないんですよねぇ。勿論文庫化されたら即行買いますが。



9/30(月) 今日で9月も終わりです。今月の初めにビルダーを悪友に頼んで買ってもらい(裏る〜と)、9日に開設して以来、訪問してくださった皆さまに感謝m(._.)mぺこり お陰でだいぶおっきくなりました(^^)今後ともヨロシクで御座います〜。

 先程ネットサーフィンしていたら(最早死語?!)加納朋子の旦那が貫井徳郎だと云うことをはぢめて知った!びっくらこん!何故だか知らないけれど、てっきりかのともさんの旦那は一般的なサラリーマンだと信じて疑わなかったわたくし(^^; 先入観って恐ろしいわ〜。どうせだったら折原さんトコみたいに夫婦で合作とかしてくれないのかなぁ…。絶対(文庫化されたら)買うんやけど。
 しかしなぁ、加納朋子と言えば第3回鮎川哲也賞を見事にゲットした作家!一方貫井徳郎と言えば第4回鮎川哲也賞で近藤史恵出し抜かれ(?)て受賞逃した作家…。やっぱり家ではかのともさんのが強いのかしらん…とか余計な事考えたり(^^; どうでもいいっすね。

 そうそ。昨日、こそっとメフィスト賞を更新しておきました。この賞って本当にペースが早いわ。積木鏡介はいつ文庫で出るのかなぁ。だいぶ飛ばされちゃってるぞ(^^;



Return