日記(2003.3)



3/1(土) …雨です。よく降ることで…。ま、休日だからいっか。

 雨の中、渋滞の中、紅茶を買いに行ってきました。3種類、それぞれ50gずつ袋で購入で〜す♪ MORNING TEA(629)EARL GREY(702)、そしてPAMPLEMOUSSE(838)ですが、缶を持っているのはEARL GREYのみ。他は気に入ったら缶も購入するかな…。実は今日、買おうと思っていた紅茶が品切れだったのです(┰_┰) またの機会に…。 あ、序でにクッキーのレーズンも購入〜。仕合わせ

 etcを更新です。本好きへの100の質問を答えました。問題、ありがと〜ございます。答えるのに1週間ぐらいかかってしまいました(^^; それにしても…結構大きくなったなぁ、このページ。ちょっと管理が大変(^^; あ、間違い見付けた方がみえましたら、教えてくださいませませ。

 そう云えば、失敗しました。EARL GREYは、以前缶で買ったと思っていたのに、家で探したらありません(泣) しまったぁ…。とほほのほ(┰_┰)



3/2(日) 北森鴻『凶笑面』を読了です。民俗学者、連丈那智と、その助手の内藤三國が活躍するシリーズの短編集です。作中に含まれている「不帰屋」は、読んだことがありますね。どっかのアンソロジーにでも入っていたんだと思います。一番面白かったのは最初に収録されている「鬼封会」ですね。ストーカーのお話…って云っちゃうと語弊がありますが…。ところで題名が全部漢字三文字で読みにくく、良い感じですよ(^^)

 島田荘司『Pの密室』を読了です。流石です。幾ら多くの作家が奇抜なトリックや魅力的な登場人物を生み出しても、やっぱりこの人だけは別格です。 中編2作を収録したこの作品、「鈴蘭事件」と表題作の「Pの密室」ですが、御手洗は子供なんですね。御手洗が子供の頃の作品…読んでいて名探偵コナンをちょっと思い出したりしました。
 先ず「鈴蘭事件」ですが、これトリックの一部は簡単に分かっちゃいました。ま、露骨ですから。でもそんなこと関係なく面白いですね。森博嗣が「トリックが分かったからと云って作品の面白さは損なわれない」って趣旨のことを何度か述べてましたけれど、それが少し理解出来た気がします。トリックが分かって(予測がついて)いましたから、「あ、こ〜ゆ〜風に話を(トリックが使えるように)持っていったんだなぁ」と思ったら、それにもちゃんと説明が付くような展開なんですね。兎に角いいかげんな所がない。極めて完成度の高い作品だと思います。それと、人物の描写、外観および心理とも、非常に巧みです。やはり島田荘司は凄い! 痛感させられました。
 次の「Pの密室」ですが、面白い題名ですね。P…何のことだろう? と読んで行ったら「あ〜、なるほど」と。これもトリック自体が大きな意味を持っているわけではないところが凄い。これ程のトリック、ストーリィ性を度外視してもそれなりの作品に仕上がるでしょうけれど、そんな手抜きをしないところが島田荘司。こんな終わり方を出来る作品って、読んでいて何とも云えない気分にさせますね。
 敢えて云うなれば、どちらの作品も「推理が正しいこと」は証明していますが「何故その推理に行き着いたか」が少々希薄に感じます。でもでも、ほんと些細なことですよ。問答無用に(現在までのところ)今年読んだ中で一番面白い本です。

 間が抜けていることに気付きました…。蔵書リストに海外作品がありません(><) やってしまった…。近い内にあっぷ…したいな(^^;



3/3(月) 組合…長引きました(┰_┰) お陰で残業もしていないのに帰宅は遅く…。金曜日にもまたあるらしいです。とほほのほ。

 読書はアリスを読み始めました。密室大図鑑。結構面白いですが…感想は読後に。



3/4(火) 今日は同期会…なかなか忙しいですな(^^; う〜ん…夜も遅いのでこの辺で終わっちゃえ♪

 松井は凄いですね…またホームラン。しかも3-3。さすが…。



3/5(水) 仕事が佳境にさしかかり…サポート中心の私にとっては左程でもないのでしょうが、でも大変。年度末ね。

 う〜ん。読書が出来ません。帰りのバスの中は大抵携帯でメール打ってるから(マナー悪っ)読めないし…。帰ってきたらやることやって気付くと1時だし…(^^; 頑張って時間作らないと駄目ね

 そう言えば…昨日アクセスカウントが2500を越えましたが…誰が踏んだ事やら。最近カキコも少ないのよね(┰_┰)



3/6(木) 有栖川有栖『有栖川有栖の密室大図鑑』を読了です…ってナカナカややこしいですにゃ(^^; この本の良いところはネタバレが一切無いこと。紹介だけに留まっているんですね。これは非常に嬉しい(^^) ネタバレごめんって本だったら読まずに眠っていたでしょうね(だったら何で買ったんでしょ?)
 ただ、読んでいくと少々だれてくる感じはありますね。普通の小説はだんだん引き込まれる…訳ですが、逆の現象。ま、仕方ないかな。

 ロス疑惑が漸く終結した様です。細かいことはさておき、長過ぎます! 三浦さんがやったとかやってないとか、そんなことはどうだって良いんですよ。問題は「疑わしきは罰せず」と云いながらも、20年も続けられたら人生台無しでしょうに。完全に勝ち目がないのを分かっていながら上告を続けるのって犯罪ですよ。何れにせよ、マスコミの恐ろしさが生んだ冤罪(無罪が出た以上そう言っても差し支えないでしょう…)だった様に私は思います。

 仕事…忙しかった(^^; 朝そうそうからイロイロ仕事が飛んできて、もうしっちゃかめっちゃか。あれあれ云ってる内に、休み時間はどこへやら。挙げ句の果てに残業してたらバスの時間忘れてて一本乗り過ごしちゃうし(><) 明日で一週間終わりだ〜♪



3/7(金) 漸く休日に…疲れました。体調も結構イマイチ(って何じゃこの日本語は(^^;) ふぅ。

 それにしても、まぁ、一週間ですね、書き込みがないの…。さみし。そろそろ日記の毎日更新をやめる時期かしら…とか思ったり。当初は時々更新のつもりだったしぃ…。と云いつつ続けるのかな(^^;

 週末は2冊くらい何か読めると良いなぁ…。

 それにしてもかなりイライラというかストレスというか…たまってるみたいです。かなりばくはつしそう…というかばくはつさせてます。しらぬうちにひとにあたってます。…やばいかも。。。



3/8(土) 漸く先週買った紅茶を一つ飲みました(^^) ほんわ〜 飲んだのはPAMPLEMOUSSEです。何かって云うと、グレープフルーツです♪ グレープフルーツ自体をもしゃもしゃ食べる趣味はないのですが、カクテルなんかで使われてると結構好きなので…と思って買った紅茶です。感想はって云うと…可もあり不可もありって感じ(^^; 香りはとっても良いのですが、味がイマイチ…。ま、何度も買うことはないかもしれませんね。。。

 黒岩重吾が亡くなったようです。つい先日宮脇俊三が亡くなったばかりだというのに…続きますね。黒岩重吾って、やっぱり昭和の重鎮って感じがする一人…と私なんかは思うわけでして…でもまだ未読だったりしますが(^^; なんにせよ、去年末から結構続きますね…。

 米山公啓『沈黙野』を読了です。医療不信を煽るには十分な内容ではないでしょうか…これが現代医療の現実なのかしら。。。米山公啓が書いただけに重いですね。



3/9(日) 北村薫編の『謎のギャラリー 愛の部屋』を読了です。こ〜ゆ〜編まれたものってあんまり好きじゃないんですが…でも買っちゃうんですね。義務感って云うか。でもナカナカ読む気にならず…これって一体いつ買ったのかしら(^^; 内容的には愛の部屋だけに、優しい話が多かったかな…悲しい話も多かったけれど。

 貫井徳郎『転生』を読了です。この話って…何かどっかで聞いた様なテーマですね(^^; 心臓移植された少年和泉が主人公。ドナーの記憶らしきものを心臓と同時に移植されたと考えた和泉。彼はドナーについて調べ始めるのですが…話はナカナカ複雑な展望を見せます。さてさて、この作品、結構頑張って移植手術を受けた患者の心理状態を描写してますね。十分ではないですが、でも頑張っている気がします。作者が実際にその立場に立ったわけではないんだから、これだけ描ければ凄いかな…。ちょっと終わり方は気に入らないのですが…シーンとしては綺麗に終わっているんじゃないでしょうか。結構満足です。



3/10(月) またまた始まりました、一週間。…何て行ってる暇もないくらい忙しい一日でした〜(泣) って云うか、今もまだお持ち帰りでお仕事中〜(┰_┰) ブランデーをちびちび飲みながら図面ひいてま〜す(^^;



3/11(火) 昨日から続く目の回る様な忙しさ。夕方に(残業に突入してますが…)漸く一区切りつきました。やれやれ(^^; でもやること沢山残ってて…ふぅ。結局今日ももう寝るだけね(−−) とほほ。



3/12(水) 気付いたら残業時間…って云う状況が続いていますが…今日もでした。とほほ。

 若竹七海『名探偵は密航中』(光文社文庫)を購入です。久々に本を買った様な気がします。金曜日には講談社文庫の新刊がどさっと出ますから、また未読が増えますねぇ。(tommyが喜びそう…)

 そう云えば、月曜日くらいにアクセスカウントが2600越えましたね…話題にするの遅すぎ(^^;



3/13(木) 平石貴樹『笑ってジグソー、殺してパズル』を読了です。ジャンル的にはガチガチの本格で、結構好みなんですが…う〜ん。探偵は更科ニッキ。この人もう少し頑張れば結構良いキャラクタになると思うんですけれど、イマイチ描写が乏しいというかイベントが少ないというか…。ジグソーパズルに関する謎も、表現の問題で少し損しているような気がするのです。ともかく、探偵役は切れ味が大事。あと思わせぶりなところも必要かな…ってそれは完全に好みの問題なんですけれど(^^; そんな魅力を増加させるシーンを割り込ませたら良かったと思うんですけどね。少なくとも探偵が「びっくりした」みたいな台詞を口にして、読者に「それはすごい!」と思わせるのは無理でしょう。かえって冷めた感じになっちゃいますよ。全体的に何となく早熟さを感じさせる作品でした。嫌いじゃないけど勿体ない…。

 帰宅して食事したら日付が変わった(┰_┰) しくしく 私の人生っていったい…。とほほ。

 そいや踊る大捜査線が復活するみたいですね…♪



3/14(金) 今日は飲み会でした。先輩の壮行会。帰宅時間は昨日と同じでしたが気楽ですね。

 講談社文庫の新刊本を購入です。池井戸潤 歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』蘇部健一『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』高田崇史『QED 六歌仙の暗号』都筑道夫『退職刑事4』森博嗣『月は幽咽のデバイス』です。清涼院流水を買い忘れました(^^; そもそも持ち金が5000円少々しかなくて不安でしたし、新刊情報も仕入れないといけませんから、明日また本屋へ行く予定です。



3/15(土) 清涼院流水『カーニバル 三輪の層』金城一紀『GO』を購入です。さらに『竜狼伝』『エンジェル・ハート』も買いました。…未読が増えるなぁ(^^;

 角川文庫(25日)  宮部みゆき   『あやし』
 幻冬舎文庫(15日)  西村京太郎   『焦げた密室』
 講談社文庫(15日)  殊能将之
 清涼院流水
 西村京太郎
 貫井徳郎
  『美濃牛』
  『カーニバル 四輪の牛』
  『四国情死行』
  『妖奇切断譜』
 光文社文庫(10日)  柄刀一   『ifの迷宮』
 新潮文庫(22日)  乃南アサ   『好きだけど嫌い』
 創元推理文庫(下旬)  青井夏海
 鮎川哲也
  『赤ちゃんがいっぱい』
  『太鼓叩きはなぜ笑う』

 殊能将之が出ますね(^^) 青井夏海は続編…なんでしょうね。好評だったのかな?

 若竹七海『名探偵は密航中』(光文社文庫)を読了です。う〜ん…イマイチ。それなりにストーリィが進んでいくんですけど、淡々とし過ぎている…のかな。今一歩作品にひき込まれていかない感じを受けました。文章が単調なのかな…日記は通常のストーリィ展開とは文体を変えないと…。



3/16(日) 森博嗣『月は幽咽のデバイス』(講談社文庫)を読了です。何となく読みやすい作品…ってイメェジです。森博嗣の文章に慣れてきたせいでしょうか。結局安心感みたいなものに引きずられて読んでいる気がします。この作品もお得意(?)の密室物。モルグ街を彷彿とさせる様な凄惨な死体、床一面の血、そして水。どこかで見たようなお話が一つに集まった…と思ったりもしました。私もそれだけ色んな本を沢山読んでいるってことなんですね(^^;

 蘇部健一『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』(講談社文庫)を読了です。怖い物見たさ…で読んだのですが…あれ(^^; 普通です。普通だったら良いかというと…つまんないって云うか物足りない。これって我が侭でしょうか(^^; 絶対今回もバカミスだと思って期待していた(のかな?)と云うか、心構えで読んだのに…普通です。でも、収録作品の中の「指紋」は素で面白いですよ(^^) う〜ん…蘇部健一はバカミスを卒業してしまったのかしら?(°。)?(。°)?

 金城一紀『GO』(講談社文庫)を読了です。第123回直木賞受賞作品ですが、良い意味で大衆文学ではありません。表現も凄く洒落ていて(?)、綺麗で、個人的には十分純文学として評価出来る作品です。一言、面白い! 昨年本田孝好の作品に出会った時に近い(つまりそれには劣るのかな(^^;)衝撃でした。
 在日の僕。冒頭で「恋愛に関する内容であり…」ってことが述べられているんですが、これが作品全体を通して効いています。ストーリィは「恋愛」に関することをのみに限られているのかと思っていたら意外とそうでもありませんでした。在日の話、イロイロあるんですね。単なる差別に限らず。その辺全体のバランスが素晴らしい。こんな作品を書ける人って凄いですね(^^) ちょっと王道的なところもあるんですけど(登場人物(脇役)がこの先どうなるか読めてしまった)、それも含めて面白いですね。在日朝鮮人と在日韓国人…そもそも在日とは。別にそんなことを深く考えなくても読める作品ですし、考えても読める作品です。

 今日は久々に名駅へふらふらっと。出不精の私にとっては結構な冒険でございました(笑) 明日からまた一週間、頑張りましょうかね。祝日があるから4日間だし…。
 そうそう。週末に近くのブックオフが潰れます(^^;



3/17(月) ナカナカ大量に花粉が飛んでいる様子(><) 仕事中に少し外で作業しなければならない時間帯が30分ぐらいあったんですけれど…途端にクシャミが…鼻水が…眼も痒い(><) って悲惨な状況に陥り、急いでを飲む羽目になりました。お陰で眠い(笑)

 昨日、アクセスカウントが2700を突破した…筈です。因みに踏んだのは私です(^^; ま、よくあるこって。

 今、映画が見たいです。非常に見たい。どれくらい見たいって云うと「映画館に行って見たい!」くらい見たい。でも映画館ではやってないんですね、これが(^^; 見たい映画は『クレイマー、クレイマー』。何と70年代のアカデミー賞作品なんですね…。めっちゃ見たい〜(><) でもレンタルとか好きくないのよね…知人友人に借りるのはさして抵抗ないんだけど。DVD買おうかなぁ…でもにゃ〜。う〜、見たい(┰_┰)

 都筑道夫『退職刑事4』(創元推理文庫)を読了です。退職さんと現職さん。このシリーズって確か5で終わりだった様な気がするんですよね…次で完結かな? シリーズ物って続けば続く程安心して読める反面、飽きも来ますよね。この辺のバランスはむつかしいところ。続編ほど「あっ!」と驚くものがないといけない。少なくとも読者が「全作より劣るなぁ」なんて思ったら最悪です。シリーズ物を書き続ける作家さんってかなり多いけれど、どれも大変だろうなぁ…。惰性で書いている様な方も結構みえる気がしますが(^^;



3/18(火) 一週間、短いと良いですね♪ 今日で半分過ぎました(^^)

 え〜っと…ネタがない(^^; 帰宅したら家の前にバス停ができていました。あれま、びっくり。

 村瀬継弥の文庫本が角川スニーカー文庫から昨年夏に出たみたいです…。欲しいけど一体どこでうってるんだ、角川スニーカーなんて(^^;

 高田崇史『QED 六歌仙の暗号』(講談社文庫)を読了です。600頁くらいある大作ですが…あっさり24時間で読んでしまいました。道理で眠い訳です(^^; 全作と同じ登場人物が、今度は六歌仙と七福神の謎に挑む(?)んですが…よくこんな作品書きますねぇ、この人。これってすっごい手間暇かかってますよ。勿論こう云う推論が好きなんでしょうけれど、それにしても生半可な苦労じゃない気がします。あと全作でも感じたんですが…やっぱり読んでると京極堂を感じるな(^^; 怨霊とか回りくどい説明(失礼!)とかがそう感じさせるのでしょうか。でも前みたいに模倣的とは思いませんでした。

 あ〜、今月はよく読んでますね。仕事も忙しいのに…我ながら大したもんですね(^^;



3/19(水) ネタがないのでちょっと今日は云いたいことを云ってみます。(いつも云いたいことを云ってるくせに(^^;)

 戦争、もう秒読みですね。米国とイラクの戦争(!)がです。もっと正確に云うと米国の侵略戦争が始まる寸前ってとこでしょうか。何とかならないものですかね、米国の戦争したい病は。

 抑も何の権利があって米国は世界の裁判官(?)を気取っているのでしょうか? 「石油の採掘権が欲しいから」「時々戦争しないと軍事費が削減されるから」「政治生命がかかっているから」「お山の大将を気取りたいから」などなど…ハッキリ云った方がまだマシです。平和のためとか口先では云いながら、誰の目から見ても米国(大統領)が戦争をしたがっているのは見え見えじゃないですか。

 イラク、何か悪いことしました? そりゃぁ湾岸戦争の時はクウェート侵攻っていう国際的に見てかなりなことやっちゃいましたけど、それはもう終わった話ですよね。今回アメリカがテロを受けたことと、イラク侵攻は全く別次元のお話ではないでしょうか?

 宗教的に見ても興味深いですよ。アメリカはキリスト教、イラクはイスラム教。キリスト教と云えば「右の頬をぶたれたら左の頬を出せ」であり、イスラム教と云えば「目には目を」。(仏教ってどうなのかな?) ところがどうでしょう。頬をぶたれた(テロを受けた)キリスト教徒は、相手(アフガニスタン)を捕まえてリンチして、揚げ句には首謀者には逃げられて、関係のない市民が一番の被害を受けてる。今度は頬をぶたれる前に相手(イラク)を撲殺せんと準備を。こんなのってありですか?

 大体、最初は「査察受け入れろ」って散々云っていて、いざ査察を受け入れたら又新たなる要求を。その要求を飲んだら、又々新たなる要求を。これじゃキリがないですよ。そ〜こ〜している内に「フセインが亡命しないんだったら攻撃だ〜」って、一体どんな理屈?

 最初から分かっていたことですが、別にアメリカは査察なんてどうでも良いんですよね。軍をイラク周辺に展開し、周辺諸国を味方にするために時間稼ぎが目的だったんですから。(若しくは査察を拒否してくれれば国際世論が完全に味方に付く) で、その準備が或る程度まで到達してしまえば、早く戦争したいわけです。戦争せずに軍を集結させるなんてすっごいお金の無駄ですから。

 それにしても学習能力のない国です、アメリカは。太平洋戦争は何故起きたんでしょう? 一言で云うなれば「日本を追い詰めすぎたから」なんですよ。現在、北朝鮮に対してアメリカが行っている措置はその時とすごく酷似していると思います。別に当時の日本も、現在の北朝鮮も、アメリカと戦争したい訳じゃない。でも、「もう戦争しかない」ってとこまでアメリカは追いつめちゃっているんです。アメリカの云う通りにしてもしなくても、結局国を保っていられない。ならば一か八かで戦うしかない! これって当たり前ですよ。

 それに比べ、今回イラクの対応は極めて従順です。抑も湾岸戦争後に飛行禁止区域とか決めるのも間違ってるんですよ。第2次世界大戦が起きたのは、第1次大戦後のドイツに対する賠償請求が厳しすぎたから。戦争終わったら全て元取りにしないと駄目ですよ。何故自国内に飛行禁止区域を他国から決められないといけないんでしょう? 「クウェートに侵攻したから」ってそれに対して対処したのが湾岸戦争。それでクウェートの平和を確保したらイラクにも国として復興する権利があるはずです。経済封鎖したりしてまで苦しめているのはフセイン大統領ではなくて市民。結局内政干渉しているだけなんです。植民地になったわけではないんです。他国を脅かす体制を破壊し、あとはその国の、国民の作りたい様な国を作らせれば良いんです。日本みたいな(アメリカ信望主義)洗脳国家を作る必要もないんです。そう私は思うんですよ。

 詰まるところ私はアメリカって云う国が大嫌い。因みに、日本って云う国も大嫌いです。アメリカ人が嫌いとか日本人が嫌いとか、そう云うことはないですよ(^^) 自分が1番と勝手に勘違いして弱い者いじめしているアメリカと、それにYESとしか云えない日本。淋しいことです。

 イラクが生物兵器を作ったり、北朝鮮が核開発して何が悪いんでしょう? どちらもアメリカのお得意分野ですよ。実際に核を戦争で使用した国なんてありませんよ、アメリカ以外には。水爆実験でとんでもない被害をまき散らしたり、こと核に関してアメリカに勝る(劣る?)国はありません! 原爆落として、その被害に苦しむ人たちをモルモットとして調べる。その前に助けなさいよ。ナチスドイツや731部隊の研究成果を我先にってソ連と競ったのも、アメリカ。

 他国に文句を云う前に世界一の核兵器保有国であるあなたが先に核を放棄しないさいよ! 他国にだけ「核を持つな〜」って都合良すぎ。北朝鮮が「他国の侵略に備えるために核兵器を持つ」って云って、反論できますか? ソ連や中国が核実験しても何にも云えないですよね、アメリカは。勝てる保証がないですから。

 それにしても日本、情けないです。日本ほど近代において「他国に非道いことをした国」も少ない上に、「他国に非道いことをされた国」も少ないんです。要するに「全ての戦争・紛争・テロ・又はそれらに対する報復行為、全てを反対する!」って掲げられる数少ない国なのに。アメリカに洗脳されちゃってて駄目ですね。朝鮮半島に有事の際に守って貰うためにも…って、それとイラク問題は別でしょう。

 はぁ…長々と打ちました(^^; まとめると私はアメリカが横暴だと思い、イラク・北朝鮮が左程悪いことをしているとは思えず、日本は情けない…と思う今日この頃…ってことですね。はい。平和が良いな(^^)

 …長っ(^^;



3/20(木) 戦争…結局始まってしまいました。やれやれ。

 週末は出勤せずとも何とかなりそう♪ 今日はワインでも飲んでのんびりと…。でも残業は長かったなぁ。



3/21(金) 戦争戦争また戦争。ニュースがそんな感じです。

 柊さん、間違い探してくれてありがと〜(^^) こんな長い日記だとさぞや読むのも大変でしょう(^^;

 歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』(講談社文庫)を読了です。思うんですけど、歌野晶午って文章巧くなりましたね。ストーリィにひきこまれるんですよ。この作品はまさしく本格。歌野晶午が好むタイプの作品だと思います。でもって、私も大好きです 大きなトリックと、それに趣向を凝らせて表現しているんですね。ちょっと凝らせすぎた様な気がしないこともないですが、好みの問題って程度でしょうか。仕事の合間に読んでいたのが勿体ないと感じましたです。(いっぺんに読みきりたい作品だったってことです)

 知らぬ間にアクセスカウントが2800を越えてます…。



3/22(土) 島田荘司『涙 流れるままに(上)』(光文社文庫)を読了です。吉敷刑事と元妻とのお話です。って云うか、元妻に関わる話を深く掘り下げた作品って方が正確でしょうか。兎に角凄いですね、島田荘司は。これをシリーズ物で出してしまうのが勿体ない気すらします。近年、メイン活動の一つになっている冤罪もこの作品の一つのテーマ。下巻に向けて期待大です。上巻の終わり方も巧みですよ。上下に分かれると繋ぎが結構むつかしいですからね。



3/23(日) 島田荘司『涙 流れるままに(下)』(光文社文庫)を読了です。一言、壮絶な話でした。ここまで凄まじいとは…。でも終わり方が予想外で、結構良かったかな。あ〜ゆ〜シーンはちょっと予想していませんでした。それにしても吉敷シリーズ、最初から順に読んで行きたかったなぁ…と思いました。まだ読んでいない作品が沢山あるんですよ。ま、仕方ないかなぁ。。。

 新刊、日本人作家の未読冊数が遂に一桁になりました。8冊です! その内3冊は流水の『カーニバル』ですから当分読めないし、笠井潔の『哲学者の密室』もシリーズ物だから据え置き。ってことで読めるのは少ないですねぇ♪ 1年ぶり(以上?)に古本の未読に手を出す時が来たのかもしれません(^^) 見たか、tommy!(笑) 差は縮まらないぞよ♪



3/24(月) 池井戸潤『架空通貨』(講談社文庫)を読了です。元商社マンの高校教師とその教え子の女子高生が主人公。女子高生の父親が経営する会社が不渡りを出し…ってとこからストーリィがスタートします。その裏にあるものを二人が探る訳ですが…何と云うか、人間味が希薄に感じました。これって乱歩賞特有というか、どことなくハードボイルドっぽい雰囲気を好むように思うんです。それがこの作品にも色濃く出ているな、と。でも結構勉強になる内容ですよ、会社を経営する人にとっては。つまり私には全く縁がないってことですけど(−−)

 6連勤の初日です。いそがしぃ〜〜〜(><) 何なの一体? って感じです。組合が定時後にあったんですけれど、「仕事が間に合わない〜(┰_┰)」ってことで欠席(−−) しゃかしゃか働いてました。結構組合も早く終わったみたいですけどね。組合役員の人(同じ課の上司です)が組合で出たマクドナルドのハンバーガーを持ってきてくれました(^^) 嬉しいわ〜
 あとは黙々と働く働くはたらく…。そいえば、今日って3時の休憩も、提示定時後の休憩もとってないかもしんない(^^; で、バスの時間ぎりぎりまで頑張りました。これ以上はもう無理〜(><) ってなってからバス停までダッシュでし。ところがどっこい、…。やば〜(^^; 走るスピードが落ちちゃうよ〜(┰_┰) でも結局楽々間に合いました。だってバスも雨のせいで遅く来たんだもん。
 で、ま、なんですねぇ…すっごい人が並んでるのよ。「これでもか〜!」ってくらいに。案の定、乗り切れなかったみたいね(^^; あれに乗れないと1時間以上バス来ないから私は死ぬ気で乗り込んだけど、雨だったから傘が塗れてて最悪〜(><) お陰でべたべたよん(泣) しかも片手に鞄、片手に傘。…捕まれないやん! あ〜足が疲れましたです。って云うか親父連中、傘に気をつかえよ! 塗れてんの分かるでしょ!凸(−−メ)プチッ
 ま、そんな訳で、これから少しお持ち帰りのお仕事です。あんまし持ち帰れなかったんだけれど…。

 そいえば、アカデミー賞、見事『戦場のピアニスト』が…受賞できませんでした(┰_┰) 観に行きたいと思ってず〜〜〜っとそのまま…。受賞したらきっと私の重い腰も…と思っていたら受賞逃したなんて(泣) 誰か誘ってくれないかしら…さらに腰が重くなった感じ(−−) 因みに受賞は『シカゴ』。『戦場のピアニスト』も主演男優と監督の二部門は押さえたんですけどねぇ…。
 千と千尋はしっかりと受賞したみたいです。へ〜(イマイチ興味薄)

 ところで下らない話ですが…ま、下らない話の集合体が日記なんですけど…『戦場のピアニスト』って、どうしても『船上のピアニスト』と紛らわしい…って思いませんか? 私は最初っから思ってたんですけど。tommyとかもそう思いません?(確か船上を観に行ってませんでしたっけ、あなた?)

 うわっ、何か日記が長いぞよ。ストレスかしら(^^;

 そう云えば…ちょっとした野望(?)を抱きつつ…一歩を踏み出す勇気が出ず…って云うか忙しいしぃ…とか逃げつつ…でもHP作った当初は念頭にあったことですし…いえ、別に創作活動を始めるとかそんなたいそうなことではないですよ…ねぇ…復活してるんですよねぇ…。。。(ねずみ向けの独り言)



3/25(火) 親戚の方が亡くなられました。木曜日にお通夜、金曜日にお葬式です。



3/26(水) 今日は仮通夜です。

 仕事終わったの11時近かったです。…疲れました。



3/27(木) 今日はお通夜です。

 車、運転するのって役立ちますね…。



3/28(金) 今日はお葬式です。

 体力、体調、崩壊中〜。

 映画の題名、とぼけた間違いをしていたことに酒飲みねずみさんのカキコにより気付きました…。『海の上ピアニスト』…そうでした(^^;



3/29(土) 体調不良です。過労かしら…。

 赤川次郎『闇に消えた花嫁』鮎川哲也『風の証言』を購入です。

 赤川次郎『闇に消えた花嫁』(角川文庫)を読了です。何か久々の読書ですね…。



3/30(日) 今日も安静にしている予定…。アクセスカウントが2900を越えたらしいですね…暫くチェックしてなかったのでいつ越えたのかは知りませんが。。。

 鯨統一郎『金閣寺に密室』(祥伝社文庫)を読了です。テレビアニメの「一休さん」を思い出しましたが、そのシナリオライターが辻真先だったことを知り吃驚です。密室で死を迎えた足利義満の真相に迫る一休さん。聞き覚えのある登場人物が多数いてドキドキです。謎を解く云々よりも義満の時代・文化が蘇ってくる文章、そこに好感が持てる作品でした。

 遂に野望を実行に移してしまいました(どきどき) うぅ…びくびく…どきどき…。



3/31(月) 野望達成〜 光原せんせ〜万歳o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪
光原百合普及委員会に参入で〜す☆ わ〜いわ〜い♪

 「わ〜いわ〜い♪」どころの騒ぎでは有りません! 何とご本人からのカキコが!!! こんなことあって良いんでしょうか…私、仕合せでございます(┰_┰)←感激の涙、滝の如し

 それにしても電光石火(?)。「参入したいんですけど…(おずおず)」と泉穂さまのHPにお邪魔してから僅か一時間後には会員名簿に加えていただき、さらに一時間後にはご本人からレスが!

 はい。ただいま私。壊れてます!

 今の心境はこんな感じです↓

 (^^) 

 幸福せが頭上1メートルくらいまでたっぷりと うぅぅぅ、生きてて良かった(じ〜ん)

 も、私、光原せんせにメロメロです(_) み〜は〜とでも何でも呼んでくれって感じ♪
o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪
 幸福せに溺れてます

ところで作家さんに「せんせい」と敬称を付けるのって、私、違和感があるんですよ。でも光原せんせはほんまもんの先生だから支障無いんですよね〜(^^) 作家とかスポーツ選手は呼び捨てにされてナンボって気がするんですよ。ま、そんな堅苦しい考え、今日はぽいっと捨てて、只管幸福せに浸っていようっと

 だってこんなへぼへぼサイトに光原先生ですよ! 日本推理作家協会賞短編部門を受賞した、あの光原百合大先生ですよ! 二階堂黎人の黒犬黒猫館って黎人本人(敬称略)のページに書き込みなさってたりしてたのを見たことはありますが(たしかね)、でもでも、こんな「1LDK家具なし駅まで徒歩1時間」みたいなページに足跡を(ぺたっと)残して下さるなんて…。しゃ〜わせ〜(^^)

 ぽよぽよぽよ〜
 光原先生ばんざ〜い!



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