日記(2004.2)
2/1(日) アンソロジーの『七つの危険な真実』(新潮文庫)を読了です。既読作品も含まれてるからちょっとお買い損(笑) 乃南アサや宮部みゆき作品がそうですけど、どちらも好きな作品だから良しとしよう(横柄) reviewにリンクを追加しました。リストやreviewのトップに戻れるように。それからtopページ直下のものは全てReturenを付けました。いやはや…お疲れモード(^^; 試験は…参加することに意義がある。今度頑張ろうっと(^^; はぅっ(><) 気付いたら日付が変わっちゃいます。夕飯食べたら寝てました(ひえぇ〜) 何度か目が覚めたのですが、身体が動きませんでした。最近多いな(^^; 漸く身体を起こすことが出来ましたが、すっっっごい疲労感が。過労気味かな。 2/2(月) また新たな一週間がスタートです。仕事で気を抜かないようにしないとね…って今更遅かったりして(−−) カッターで指先をさっくり。私って冷え性なんです。すっごく冷え性なんです。ですから最初は「イタッ」というくらいにしか思わなかったのです、が、血がダラダラ(^^; 仕方ないからティッシュでギュッと押さえて止血しました。後で見てみたら、まぁステキ。綺麗に切れてますね。(何がステキじゃ(殴)) みつきさんの勧めに従ってreviewのタイトルに出版社を追加してみました。思い立ったのはメンテナンスが楽だからです(^^) 横2行に並んでいると、挿入がメッチャクチャ面倒なんですよね。で、出版社を入れて一行で書けば、挿入も移動も楽々♪ これで或る程度レイアウトは固定かな…と思ったけど、リストの下くらいにreviewへ戻れるリンクがあった方が良いかな、と思ったり。 有栖川有栖の『絶叫城殺人事件』(新潮文庫)を読了です。火村先生が活躍します。が、アリスも頑張ってますね(^^) 短編集ですが、全てに「殺人事件」がついてます。しかも全部題名が7文字になってるんですね。こう云うのって何故だか好きです。 2/3(火) 恩田陸の『ライオンハート』(新潮文庫)を読了です。北村薫の『リセット』を思い出しました。最初はその世界に戸惑いましたが、時を越えた出逢いは感動を呼びます。ただちょっと時の流れに酔ったかも(^^; sa-kiさんに教えていただいたココからJSを頂戴し、単独ページが開いた場合の対処をしました。完璧です(^^) しかしファイル数が膨大で大変でした(^^; 何事も早め早めが重要です(−−) 早めと云えば、reviewです。リストと感想は一緒のページにあっても良いのか…と、ちょっと不安。四季さんも掲示板で仰って下さっているとおり、それもずっと悩んでいるところ。むぅ。みつきさん流が良いのかなぁ。 ちょっと体調悪いです。風邪か、過労か、睡眠不足か。どれもありそうで困ったもんです。明日と明々後日は飲み会、日曜には大阪出没予定なので今日は早く寝ます〜(0時くらいが目標!) 青色LEDの訴訟、結構イロイロ云われていますが…どうなんでしょ? 私はこの手の光り物は学生時代の専門分野に極めて近いので、以前から結構気に掛けていました。(四季さんみたいなステキな光り物ではありませんが(笑)) 個人の成果がしっかりと評価される、と云えば聞こえは良いですが、ちょっと待ってくださいよ。確かにこの判決は夢を与えるかもしれません。しかしそこから導かれるのは「企業が研究開発に力を入れなくなる」ことではないでしょうか。だって散々投資して、やっと芽が出て花が咲いたと思ったら、それは個人の成果。企業にとっては芽が出ない人の給料を払ってばかり。研究者が活躍する舞台が激減することは確実です。 そもそも、個人の力では研究を完遂することはできなかったでしょ! ってことが重要です。企業に育てて貰い、研究の場を与えて貰い、って云うこともありますし、一人では絶対に研究の成果は得られなかったはず。極端な立場だと総務部の人は研究に全く関与しません。けど、影で色々なことをフォローしてくれていたわけです。研究に打ち込める環境を作ってくれたわけです。研究とはまったく別の仕事をしていた人々の頑張りによる利益があったからこそ、彼は研究できた筈です。それを無視して自分がやったんだと成果を独り占めするのは絶対におかしい。そんなことが許されるならば、誰だって研究したいですよ。特許に近い仕事をしたいですよ。別に成果が出なくても給料は貰えるわけですし、偶然でも一発当たればボロもうけ。それじゃぁ企業が成り立ちません。 判決通りの金額がもし本当に支払われたなら、影でその研究を支え、今もそこで頑張っている人々は余計に苦しくなります。会社が傾きかねない事態に陥るでしょう。会社に貢献した度合いに従って或る程度の評価がなされるのは勿論必要と思いますが、これはちょっとね…。売り上げに貢献した分を、社員がそっくり給料として貰っていたら潰れるに決まってます。 時々こうして意見を言いたくなる困った性分(−−) 笹沢左保の『炎の虚像』(講談社文庫)を読了です。ディレクタの不祥事から話が進みます。一人の登場人物が気になりました。存在の必要があるのかな、って。ありますね。納得でした。 …前回左保の『突然の明日』をreviewに書いておきながら、リンクを貼るの忘れてました(^^; 2/4(水) カウントの増加ががガクンと減りました。これが正常ね。よしよし。(でも淋しひ) まぁ、私の安易な一言で、大勢を傷つけているわけですから自業自得。実はここ数日凹んでるんですけど(^^; □_(..)ケシケシ ← 覆水盆に返らずを知らず 嗚呼、やっぱり体調イマイチ。凄く疲れやすい。定時前くらいにぐったりしてきます。過労か…。疲れが吹き出してきた感じです。それでも読書はしたい困ったさん(殴) むぅ(^^; カウンタをhomeから移動しました。これでちょっとは軽くなるかな? ハーボットと同居してるのが原因の一つかな…と思って。でも色が浮いてますね(^^; 以前はこのスタイルだったはずなのに、違和感を感じるとは。 2/5(木) う〜ん、どうも気分が沈み気味。この虚脱感は何? …原因は一つだけではないような。 夜になると本当にサイトが重い。開きません。一体いつまでこんな状態が続くのかしら。サイト続ける気が失せちゃうわ(−−メ) 2/6(金) 会社の飲み会でした。朝から雪が積もる寒い日。アルコールで体も温まる…と云いたいところですが、運転手するつもりだったので飲みませんでした(^^; 因みに、駐車場の関係でタクシーを利用することになったのですが(お役ご免かい) 高木彬光の『誘拐』(角川文庫)を読了です。弁護士、百谷泉一郎とその妻明子が登場します。誘拐事件の裁判を傍聴する「彼」。彼はそこで得た知識を元に、自らが主役となります。現代の新本格に比べると非常にストレートな作品ですが、一筋縄ではいきません。本当に「本格」してますね。 どうも裏の裏を読んでしまう傾向が染みついてます。事件を起こしたのは本当に「彼」なのか。実は最初の事件の犯人は切り札を持っているのじゃないか。などなど。実際どんな展開になったのか気になる人は一読あれ。素直が一番ですよねぇ(しみじみ) ず〜〜〜っと前から気になっていたところを修正しました。もし関係している方が気付いて、気に入らなければ文句云って下さいまし。ま、あまり気にせずに(笑) 気になっているけど直さないものもあります。detectiveの「人為」。全然「人為」じゃないのにそのまんま。最初は本当に「人為」を中心に書こうと思っていたんですけどね。ま、そのまま(笑) 2/7(土) 岡嶋二人の『ダブルダウン』(講談社文庫)を読了です。ボクシングの試合中にボクサーが二人とも死亡。しかも毒殺。謎が多い作品です。スポーツが題材って云うのも岡嶋二人には多いパターンですが、徳山色なのでしょうか? 岡嶋二人の『殺人! ザ・東京ドーム』(講談社文庫)を読了です。これで岡嶋二人の積読本はなくなりました。未購入作品が10冊くらい(?)ありますが、それは誕生日にtommyにねだろうかと(笑) 古本だったら1500円くらいで…無理かな(^^; 毒矢を入手した男が東京ドームで恐慌を重ねる展開はスリリング。が、あっけなさが残ります。「その後」は曖昧なままですし…。でも2時間弱で読了したことを考えれば、引き込まれていたんでしょうね。 深谷忠記の『阿蘇・雲仙逆転の殺人』(光文社文庫)を読了です。壮と美緒のシリーズです。このシリーズを読みたいが故に深谷忠記という作家の作品を探しました。シリーズから外れていると知りつつ1番から買わないと気が済まない性格(^^; やっと到達。やっぱりこういう感じかぁ…って印象です。西村京太郎と似たところがあります。アリバイ云々ではなくてね。話や推理の進め方が、です。 昨日に引き続き、ちょっと修正を。まぁ、誰も気付かないでしょうけど、気分の問題ですね。 昼寝してしまいました。爆睡(><) お昼過ぎから4時間ぐらいです(^^; いやぁん、本が一冊読めたわ(┰_┰) reviewのリストをちょっと変更することにしました。作品が二桁になったら感想とリストを分割することに。現在該当しているのは岡嶋二人だけです。まぁ、そうそう増えないとは思いますけど、念のため。保険です(^^) 城平京の『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)を読了です。購入したのはいつの日でしょうか。古本で購入し、ずっと積んであった作品です。私、バカでした。何でこんな素晴らしい本を積んでしまっていたのか(><) 私はずっと一つの予感を持っていました。イヤな予感です。それこそ新本格症候群(sa-kiさん作の造語)でしょうか。読者の裏をかくために、無理矢理○○を××にするんではないかと疑っていたのです。全然見当違いではありませんでしたが、あっていたのはたった一つの結果だけでした。う〜ん、良い作品ってのはまだまだあるものだ、と実感。 2/8(日) 行ってきました、大阪歴史博物館、トルコ三大文明展! 午前中に大阪入りし、酒飲みねずみさんと合流〜(^^) 適当にお茶してふらついて、着きましたよ博物館。が、唖然。フリーズしてしまいました…。50分待ち(?_?) えっと…ここはディズニーランドか?(^^; え〜〜〜! 何で〜〜〜?!どうしてぇ〜(┰_┰) 盛況しているとは聞いていましたが、まさかこれほどとは(よろ) …。ま、並ぶか(笑) だってわざわざ大阪まで行ってるんですもん、新幹線使って。ココまで来て背中を見せるわけには参りません。博物館って云うのは閑散としているものだとばっかり思っていましたよ。びっくり。 大阪でジュンク堂へ連れていってもらいました。創元推理文庫がずら〜〜〜と並んでるんですよ、しかも同じ本が2冊ずつ。きゃ〜きゃ〜(_) 心躍り乍ら眺めていると、木々高太郎の『人生の阿呆』を発見! 即、購入しました(^^) これホント見付からなかったんですよねぇ(しみじみ) 奥付を見たら、去年の9月に再版されたばかりなのですね。どうりで。因みに、金額が700円もしてさらにびっくり!(><) 255ページで700円?! これが文庫本の金額? と思いつつも、ま、いっか。あんまりお金は気にしてません。(全然とも云う) 2/9(月) 阿井渉介の『Y列車の悲劇』(講談社文庫)を読了です。人間消失を扱った大きな作品です。列車が登場する辺りは西村京太郎を思わせますが、全然違いますね。勿論西村京太郎も多くの素晴らしいトリックを残していますが、種類や展開が異なります。まぁ、列車が出てくるとすぐに西村京太郎を思い浮かべるのは私の悪い癖かもしれませんね。 風邪が流行ってましたが、幾分おさまってきた感じです。会社でマスクをしている人の数が減りました。私は久々に長期間風邪を引いてません。風邪気味ってのはありましたけれど、熱は上がってない。半年くらい無事な気がします。珍しぃ〜。 定時で帰るとイロイロできます(^^) が、色々なことをしようとするので結局時間がなくなります(^^; いっつも時間貧乏なワタクシ(f ^^) う、体中が筋肉痛(><) 特に足がパンパン。日頃の運動不足が…(へにょへにょ) 新幹線事故、驚きです。上下線にぶつかった上に在来線にまでって(^^; そんなビリヤードみたいなことが現実に起こるんですね。人身事故らしいので不謹慎な考えかとは思いますが、まだどんな方が被害にあった(?)のか不明ですし、いまいちリアリティが…。小説でも読んでいるような感じで、状況を思い浮かべてしまいます。 2/10(火) 高木彬光の『人形はなぜ殺される』(角川文庫)を読了です。トリックのみならず、雰囲気その他、やっぱり本格ですね。とても大きな作品です。が、好みから少しはずれます。探偵が後れをとるのはどうも趣味に合わず。『黒死館殺人事件』で法水が後手後手に回ったのと同じで、読んでいるとだんだん焦れてきます。御手洗ものでも『アトポス』や『水晶のピラミッド』で感じるところと同じ。決して嫌いではないのですが、微妙に肌が合わないのです。やむなきところでしょう。名探偵が一切の隙を見せず、スパッと切り裂く様に解決するのが大好きなので…。 愛川晶+二階堂黎人の『白銀荘の殺人鬼』(光文社文庫)と森博嗣の『ウェブ日記レプリカの使途』(幻冬舎文庫)を購入です。石川真介が売ってないの(┰_┰) 白銀荘も危険だと思ったんですけどね…。 2/11(水) 人間って…一体何時間寝れるんでしょうか。今日は休日です。ってことで昨晩は夜遅くまで読書したり勉強したりHP更新したり、イロイロできる日です。 と、こ、ろ、が、ぁ、昨夜の記憶はすっごく少ない。夕飯の後、森博嗣の本にカバーを掛け、読み始め、寝っ転がり、俯せになり、えっと…この辺までです(^^; 次の記憶は12時過ぎ。ふと目覚め、そのまま布団へ直行。…。 ってことで、今朝起きたのは10時です(笑) いやはや…14時間ぐらいかしら。寝過ぎ(−−) 折角の休日が(泣) 時間貧乏のワタクシが何たる不覚(><) 木々高太郎の『人生の阿呆』(創元推理文庫)を読了です。第4回直木賞受賞の本作、すっごい本格ミステリィの作品です。これが直木賞として受け入れられたのが不思議です。時代かな。別にこの作品が悪いって云っている訳ではないのでお間違えなく。現代だったら鮎川哲也賞以外では評価されにくいのではないかなぁ、と。「読者への挑戦」も付いてますし。私は本格を満喫できてご満悦です(^^) 愛川晶+二階堂黎人の『白銀荘の殺人鬼』(光文社文庫)を読了です。この作品、一体どういう役割分担だったんでしょうか? すっごく気になってしまいました。と云うのは、前半、特にまだ事件が発生していない段階がとっても面白いのです。裏の人格の視点で進む展開、その性格、そのテンポ。もう、メロメロでした。が、事件が進行し始めると、それらがどこかへひゅるひゅるひゅる(何だ、この表現は?(^^;) う〜ん、最初が面白すぎただけに消化不良の感が否めません(しくしく) で、もしや、前半後半で分担したのではなかろうな…と(^^; だとするとどっちがどっちだ?(怖) きゃ〜、知りたくない〜(><) けど知りたい(f ^^) 共著・合作やリレーは本当にむつかしいですね。 2/12(木) 最近おかしな事になってます。何がって…本読み過ぎ(笑) そろそろ60冊が目前です。ゑ?(^^; どうせこんなペースが続くわけがないのですが、記録をとり始めてから2番目のペースです。一日はたった24時間しかありません。それは誰でも同じ。そこから如何にして時間を捻出するか。読書以外にもやることは沢山ありますもんね。 さしあたり、テレビは観なくなって2年程経ちます。ゲームの類も一切やらなくなりました。これも3年くらい前からかな?(実は最近PCの三国志がやりたく仕方ない(うずうず)) アルコールを摂取しても、気合いで復活します(笑) 睡眠時間は削りまくりです(これが一番危険) こうして身を削りながら読書する。他人から見ればさぞかし暇人に見えるでしょう。だって一日一冊ペースを越えてますから(^^; さらに毎日1時間以上は何らかの勉強をしているわけで、さらにはHPの更新まで。…我ながら変ですね(笑) さしあたり読書、HP、勉強以外には成る可く時間を使わぬ様にしてます。仕事さえ邪魔をしなければ、どれもそれなりに出来るもんですね(^^) (仕事を邪魔者扱いするなって!(殴)) 今年の目標は200冊、と云うことで。 mindを久々に更新しました。2つアップしたかったのですが、タイムオーヴァ(┰_┰) ま、その内(これが危険) 笹沢左保の『空白の起点』(講談社文庫)を読了です。保険調査員の新田が偶然目の前で起きた事件の真偽を確かめる為に奔走します。むなしさが残るのは展開の問題だけでなく、新田の人物像も影響しているのでしょう。 遂に、古本の日本人作家作品が200冊を切りました(^^) …減る時は減るもんですね(意外だ) 2/13(金) 週に一度以上は確実に見ているってサイトがあります。結構あります。が、足跡を殆ど全くに近いくらい残していないサイトも3つ4つあったりします。○○さんトコや○○さんトコは週に数回チェックしているくせに、何故だかシャイなワタクシが顔を出し(殴) 実際、暫く書き込まないと、(ちょくちょく書き込むトコに比べて)書き込みにくくなるんです。足跡を残さぬ事に罪悪感を覚えるって云うか(^^; 変なこと気にし過ぎなのでしょうね、相変わらず(−−) 今年は凄まじいスピードで読書が進んでます。長続きしないことは分かり切っていますが、家庭のお話。…違う(^^; 過程のお話…でもなく、仮定のお話(ぜいぜい) このペースで読み続けると、来年末くらいには未読本(積読本)がゼロに近くなる可能性があります。えぇ、現実には絶対あり得ませんよ。だから、仮定ですって。 で、もし未読がほぼゼロになったら一体どうするんでしょう? 新刊本をわしゃわしゃ買いまくるのかしらん?(謎) まぁゼロに近くなったら箍が外れて沢山買っちゃうでしょうが、それでも読むペースの方が早そうです。そうなると古本を買うってことになるのかな。でも、「読みたくて仕方ない〜(><)」って作家さんが見付かるのかしら? しかも大勢(^^; う〜ん、まぁ読んでみたい作品ってのは多いんですけどね。 結局、どうするんだろ…。例えば、新書に手を出し始めたりするのかな(危険だ…) それとも、違うジャンル、例えばSFやファンタジー走るのかな(ちょっと想像つかないな…) トチ狂って自分で書き始めたりして(絶対あり得ない) 大量の未読本を抱えていたここ数年。増える一方、良くてイーブンでした。今年は珍しくふぁさふぁさ減っているので余計なことを考えちゃいます。捕らぬクマの皮算用〜。お粗末。 笹沢左保の『泡の女』(講談社文庫)を読了です。父親の死、しかも他殺の疑いが。容疑者にあげられたのは夫。結婚からたったの1年。妻は夫の疑いを晴らすために立ち上がります。って感じなので設定からして魅力的。するする読めちゃいました。 講談社文庫の新刊本発売日です(^^) 仕事帰りに本屋へ寄りました。会社を出たのがちょっと早目の19時過ぎ、本屋を出たのが20時過ぎ…あれ、いつの間に?(^^; 火曜日に行ったばかりなのにな…。 井上夢人の『ダレカガナカニイル…』(講談社文庫)、野沢尚の『砦なき者』(講談社文庫)、山口雅也の『13人目の探偵士』(講談社文庫)を購入です。 夢人でっかいぞ〜(^^; これは一日では読み切れないわ。ぺぇすだうん。でも面白そう 序でに来月の新刊情報ゲットです(^^)
んっと…地味どころが出ますね(笑) いえ、私にとって地味って事なんですが、買うかどうかが微妙だ…。QEDが出ますね(^^) わ〜い♪ 西村京太郎の題名は…何かしら(どきどき) 新庄節美さん…誰だ?(^^; 黒川博行また出ます。凄いペースだこと。 2/14(土) リンクをちょっと修正。カウンタが異常に進む原因になりますので。 笹沢左保の『結婚って何さ』(講談社文庫)を読了です。会社を辞めた若い二人の女性。彼女たちはアルコールを求めて夜の街へ。そこに現れた一人の男。そして…。いきなり不思議な展開ですが、内容はストレート。最後まで一直線です。読了までに1時間半くらいでしょう。 以前から気になっていたのですが、とても嫌いな表現があります。それは「あたし」とか「あたくし」。「あ」が嫌いなのです。虫酸が走るくらい嫌いなのです。「わ」にして欲しいな…。 2/15(日) ふぅ、やっとお休みです。昨日はちょっと飲み過ぎたかも(^^; といっても、量は全然だったのですが…疲れてたかな。 行ってきましたジュンク堂。堀内ビルにあることだけは確認していったのですが…何階にあるんだ?(^^; うろうろ、うろうろ。うりゅりゅ〜(分かんないよ〜) ってことで、あっさり諦めて聞きました(これに限る) 成る程、気付かない訳です。一階にあって、地下街からは店内に入れないんですね。どうりで気付かなかったわけです。名古屋駅〜名古屋国際センター間は地下鉄の駅で一区間の距離に相当するのですが、ショッピングで有名なユニモールって地下街になっているのです。ず〜っと地下で繋がっているんです。従って、地上を歩くことはあんまりない。いや、歩いたことあるかな?(謎) 地上を歩けばすぐに気付きます。三省堂に比べて人も少なくちょっと快適(^^) あまり時間もなかったのでざっと見た程度ですが、大阪梅田に比べたら完全に見劣りしてしまいます。あそこはやっぱり凄すぎますね(^^; でも、名古屋の他の書店に比べると、文庫本の充実度は高い! 頭一つか二つ抜けている気がします。店員さんの対応もぼちぼち。これからも利用しようっと。 で、石川真介の『美濃地殺人悲愁』(光文社文庫)を無事ゲットしました。 井上夢人の『ダレカガナカニイル…』(講談社文庫)を読了です。久々に長い本を読みました。もっと時間がかかるかと思いましたが、没頭してたのでするするっと。題名からして閉じこめられると思ってましたが…ちょっと違ってました。いや、違ってはいないのかな。まぁ良いか(^^; やっぱり夢人さんは、文章や展開が肌に合う感じ。本格ではないと思いますが、でも大好きです。少し揃えてみようかな…と思いつつ、積みすぎだから躊躇してしまう(むぅ) 何れにせよ、久々に口をついて出ました、「成程〜っ!」って。これを云いたいが故に、私はミステリィを読むと云っても過言ではありません(^^) 「やられた〜(><)」も好きですけど(笑) 石川真介の『美濃路殺人悲愁』(光文社文庫)を読了です。『不連続線』から引き続くシリーズだったのですね。推理作家となった吉本紀子が登場します。あ、一応愛知県警の上島警部も。3組の夫婦に届いた美濃路への誘い。50万円の書留も付いていたため、ふらふらと…って、普通怪しんで、行かないと思うんですけど(^^; 2/16(月) 書店で流れてきた音楽、すっごく懐かしいような、記憶の奥の方にあるような…。「も〜お〜や〜だよ〜♪」 …何だっけ? 誰だっけ?(謎) ってことで、「もうやだよ」で検索かけたら見付かりました。楠瀬誠志郎の僕がどんなに君を好きか、君は知らないの様です。長い題名だ(^^; 名前は聞いたことがあるようなないような…あ、人の名前も曲名もどっちもです(笑) 古本屋に行ったら序でにCDを探すとしようかな。何かホッとする曲でした(^^) 山口雅也の『13人目の探偵士』(講談社文庫)を読了です。キッド・ピストルズが登場しますが、すっごい落ち着きがある感じです。何か意外な感じ。そもそもこの作品、この出だしは反則でしょう(笑) ちらりと見たら、「読むっきゃない!」って感じでした。しかも仕掛けが凝ってますね。ふむふむ。ただ気になる点もありましたが。 2/17(火) 佐藤多佳子の『しゃべれども しゃべれども』(新潮文庫)を購入しました。やっと発見。近場の書店で行っていないトコは一軒だけです(^^; 近場と云っても車で20分以上かかりますけど(−−) で、発見したのは古本でした。まぁ、仕方がないですね。ホントに売ってないんだもん。状態は微妙にイマイチですが、気に入ったら買い直すという手もあるし、何より財布には1000円くらいしか入ってませんでしたので(笑) 楠瀬誠志郎のCDも序でに買いました。良く分からなかったけど、ベストアルバムらしきものを買いました。「ほっとけないよ」は聞いたことあるある。懐かしい〜。そして一通り聞いたらそろそろ開き始めてきたかも(をい) 野沢尚の『砦なき者』(講談社文庫)を読了です。テレビの報道番組を取り上げた作品です。こういうの、ダメです。私って、主観の色濃い報道って好きじゃないのです。NHKの報道でさえ、主観が入っていてちょっと…。その辺は森博嗣並かもしれません。まぁ、そんなわけで、どうも世界が肌に合いませんでした。作品の善し悪し関係なく受け付けなかったようです。 2/18(水) 佐藤多佳子の『しゃべれども しゃべれども』(新潮文庫)を読了です。ふと気付けば、えらく長い時間一冊の本を読んでいたものです。一つ一つの表現が面白く、とっても丁寧に読んだ気がします。嗚呼、珍しい(笑) それにしても、この作家さんは凄いですね。上手ぎます。面白すぎます。本当に素晴らしかったのですが、たった一つ、たった一つだけ気になったところがあり、今年のベストワンは逃しました。えぇ、そのレヴェルです(^^) 手法も巧みですね。他の作品も是非読まなければ。買ってこようっと 昨年大学の就職ガイダンスに呼ばれた関係で、高校生の向けのパンフを作るためアンケートを頼まれました。で、もうちょっと詳しく話が聞きたいとかで、電話が掛かってきました。元気の良いお姉さんでしたが、質問に答えるのが大変(^^; ちょっと15分ぐらい…って事だったのですが、話し終わったら35分。あれ?(^^; 私がするする答えられなかったのと、裏話をしていたせいかしら。まいっか。 2/19(木) 朝、足をひねったのか、とにかく痛い(><) 体重を掛けたり力を入れたりすると、力が入らなくなるくらいくるぶし付近が痛い(┰_┰) 夕方くらいから大分良くなりましたが…何だろぅ(謎) 帰宅してからは殆ど座ってるので問題ありませんが、帰りの運転は結構大変でした(^^; 睡眠不足だったこともありうたた寝。目が覚めた理由は…なんと、蚊にくわれて痒かったから(><) まだ2月ですよ! なんだって蚊がいるんですか〜(><) しかも私のところにくるわけよ(−−;) う゛…かゆひ(泣) (でも、本当に蚊かなぁ…) 白川道の『天国への階段(上)』(幻冬舎文庫)を読了です。う〜ん、上中下巻に別れている作品って久々…。いつ以来だろう、とか思ったり。 2/20(金) 白川道の『天国への階段(中)』(幻冬舎文庫)を読了です。ちょっとドロドロになってきました(^^; こう云うのはちょっと苦手かも。これからどう転ぶのか…不安。 ATOKをバージョンアップ。久々に賢くなりました(^^) とはいえ、世の中17が出回ってるんですよねぇ。今更16をインストールするとは(^^; 辞書を引き継いじゃったから、使い勝手は全然変わりませんけどね。むぅ、どう違うんだろう(謎) ハーボット、いつまで飼っていようかなぁ。リニューするなら多分サヨナラしちゃうかも。カモかも(意味無し) 2/21(土) 岡崎城を見てきました。先日痛めた脚はぼちぼち。変な力が掛からないように気を付けつつ、びっこをひくでもない、って程度に歩いてきました。ぽかぽかの小春日和(^^) やってしまいまし(><) 古本ちょっぴり大量購入〜(笑) 天藤真の『星を拾う男たち』(創元推理文庫)、ディクスン・カー(カーター・ディクスン)の『黒い塔の恐怖』、『曲った蝶番』、『緑のカプセルの謎』、『髑髏城』、『猫と鼠の殺人』、『死時計』、『孔雀の羽根』、『青銅ランプの呪』(以上、創元推理文庫)を購入です。カーがずら〜〜〜っと並んでたんです(^^; 而も状態が良いの。これまでは或る程度自制していたのですが、ここまで並んでいると(^^;;; これを探そうとしたら何年かかることか…買うか(泣) 折角未読が少し減ってきたのに逆戻りぃ。やれやれ、複雑な心境(−−) tommyが喜びそうだわ… 2/22(日) 白川道の『天国への階段(下)』(幻冬舎文庫)を読了です。ってことで、久々にreviewのアップとなります。あまり好きな感じの作品ではありませんでしたが、どこか読み手を惹きつける物があります。気付けば作品に入り込んでいました。どんな具合に集結させるのか、すごく気になりましたが、これなら満足できる範囲です。 スタイルを変えたいな…漠然と考え、ちょっと思考してみましたが、気に入らない〜(><) 今の状態も気に入らないのですが、それ以上に気に入らない。困ったな…当座凌ぎの案だけど、コンテンツ縮小しようかしら(^^; 天藤真の『雲の中の証人』(創元推理文庫)を読了です。短編集ではありますが、表題作は中編に近いボリュームが、後半はショートショートに近いものも。読み応え十分です。 2/23(月) イロイロやりたいことがあります。しかしそのせいでネットに出没できないのはどんなもんだ?(^^; と自分に問いかけてみたり。むぅ(−−) 勿論除いてはいますけどね。足跡を残せないって云うか(^^; 会社で…と思っていたら、仕事の話になっちゃって…休みの時間は休みたひ。。。 井沢元彦の『猿丸幻視行』(講談社文庫)を読了です。高田崇史のQEDと同じくらい歴史と仲良くした作品ですね。微かにSFチックな設定ですが、でもSFとは違う。かと云って純然たる歴史ミステリィとも趣を異にする。そんなところと、雰囲気が良い感じ。雰囲気とは2つの時代の異なる雰囲気が、ってことです。 今日は酒飲みねずみさんのバースデー。特に意味なし(笑) 2/24(火) イメェジが沸かない。むぅ。リニューを真剣に、心のどこかで、少しくらいは、考えていないこともないかも知れない筈なのに、そのイメェジがさっぱりこん(長っ) PCのゴミ箱には試作の残骸が蓄積中です(笑) はてさて、どうしたものかしら。 historyのページはJSをはずしました。そうそ、historyって、どれ位経過したら、古いのを消すかを迷い中〜。消すと云ってもどっかにとっておきたいなぁ。後で見ると懐かしくて面白そうだし(^^) PCの調子がちょっぴりイマイチ。CD-ROMドライブとHDがね(−−) HDは今後容量の増加が停滞する予測らしいです。400GByteくらいで止まるらしく、500GByte以上は問題山積なんだとか。まぁ、ちょっとはのんびり進歩して貰わないと、買うタイミングに困ります(^^; 2/25(水) 海渡英祐の『伯林 − 一八八八年』(講談社文庫)を読了です。ドイツ留学中の森林太郎(後の鴎外)が事件や偉大な人物に遭遇するという、凝った設定の作品。もう少し必然が欲しかった様にも思いますが、意外に(?)読みやすい作品です。作者の名前…海を渡る英雄って感じですね(^^) 読書ペースが落ちてます(^^; う〜ん、今年は頑張れるかと思ったのに、時間が無くてヒ〜ヒ〜云っていた頃より読めないなんて…何故だ?(^^;;; 2/26(木) 風が強くてちょっと寒い日。寒い場所での仕事が多かったので、身体が芯から冷え切ってしまいました(><) 花粉も飛び始めてることで、ハナがへこたれ気味(^^; 最近はほぼ毎日会社で目薬をさしてます。 昨夜…は、読書したまま寝てました。あと少し、あと少し…あと…くっぴぃ〜(zzz)ってな感じ。 気付いたら3時でした(^^; 1時間以上寝てたみたい。寒かったはずなのに全然気付かなかった辺りが睡眠不足♪←(はい?) 長井彬の『原子炉の蟹』(講談社文庫)を読了です。原子力発電所に関わる人間が次々と殺される。被害者の手にあった紙片は…。そして密室…。原子力発電所という特異な空間を舞台に選んだ辺りが良いですね。 一昨日はサル、今日はカニ。これぞ本当のサルカニ合戦…おそまつ。 2/27(金) 高柳芳夫の『プラハからの道化たち』(講談社文庫)を読了です。舞台は題にもある通りチェコの首都プラハ。外国を舞台にした作品が時折見せる読みにくさと云った物は一切ありません。にも関わらず、世界はしっかりとプラハになっているところが凄い。纏まりもあり、背景もしっかりしている良作です。 今月もどうやら30冊は読めそうな感じです(^^) ギリッギリだけど(^^; 西村京太郎の『十津川警部 雪と戦う』(角川文庫)を購入です。竹本健治と梨木香歩は売ってなかったので明日、再び。 2/28(土) 西東登の『蟻の木の下で』(講談社文庫)を読了です。これで4作品連続〜、って誰も気付いてないっぽい(笑) 因みに、全部tommyから無料で頂いた本ばかり。あの人が買い換えた時に状態の悪い方を貰った物です。…もう一冊あるかな。次はそれにしよっと。がさごそ(捜索中〜) どれもこれも、一体何年積みっぱなしだったことやら(^^; 閑話休題しまして…とてもしっかりした作品。世界が完璧。完成度の高さはピカイチです。発表された年代的に見ても、戦後を感じさせますね。 遂に死刑判決が下りました。これまでの判決からしたら、当然の結果でしょう。その是非はさておき、ちょっと気になる昨今の報道。被告人に「事実関係を明らかにせよ」とか「ちゃんと釈明せよ」と、堂々と述べています。被害者が云う分には良いのですが、報道となるとちょっと別。(感情的には正しいでしょうけれど) 被告人が行ったことの善し悪しは別として、裁判で何も喋らぬ権利と云うものは存在する筈です。法治国家なのですから。誰も違和感を感じていないっぽいところが問題だと思うんですけれど…。 竹本健治の『囲碁殺人事件』(創元推理文庫)と、梨木香歩の『エンジェル エンジェル エンジェル』(新潮文庫)を購入です。本屋まで徒歩で行ったらぐったり(*_*) 体力ないなぁ…(とほほ) 美味しいケーキと紅茶を飲んできました(^^) マリアールフレージュのアールグレイが、ほどよく抽出されて仕合わせでした ただ、昼間っから甘い物しっかり食べたのでお腹が苦しひ(−−) 佐賀潜の『華やかな死体』(講談社文庫)を読了です。江戸川乱歩賞受賞作5連発〜、ってことで収束します(^^; もう手持ちはないかな…。今回の舞台は法廷です。検事出身の弁護士だった作者ならではの設定。検事という微妙な立場の人間を描きます。 久々に写真をアップ(^^) 期間限定で〜す。サイズは縮小してますので一枚100kちょっとかな。1、2、3、4、5ってことで(掲載終了)。4はちょっとだけ珍しいかな…。構図は悪いけど、光の加減がちょっぴり神秘的(^^) 2/29(日) 閏年ですね。一日余分がある年です。だからどうしたって云われると…。でも、一日長いんだから、体調不順にならないかしらと思ったり。勿論そんなわけはないのでしょうが(^^; 西村京太郎の『十津川警部 雪と戦う』(角川文庫)を読了です。伊豆の踊子の舞台となった地で、トンネルが爆破。今は疲れていないそのトンネル、犯人は何のために犯行に及んだのか…と云うところから始まり、あとは一気に結末まで。とてもスピード感溢れる作品です。さすが。 梨木香歩の『エンジェル エンジェル エンジェル』(新潮文庫)を読了です。四季さん的表現で云うと、ハートウォーミングの作品になるのかな。sa-kiさん的表現で云うと、後半うりゅうりゅ(;_;) でした(^^; とっても優しい作品でお気に入り reviewのファイル名を全て変更しました。フルネームで書かないとゴチャゴチャになって大変…ってことに気付いたのは最近です(^^; 序でに、リストの直下にリターンリンクをペタリんこ。 実はもう一つ問題があって、困ってます。ファイルをフォルダ分けしていないんです。全てが同一ディレクトリに存在しちゃってるんですよ。その数、何と345!(わはははは)←(タコ殴り) …フォルダ分けするとJSにも影響が出るし、何より面倒(−−) ってことでこれはリニューする時に、序でで片付けましょう。(いつ?) 実はサイトが重いの要因の一つはこれか?(^^; |
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