法廷



法廷物って何?
 法廷が舞台となったもの、つまり裁判所ですね。検事弁護士の闘いを描いた作品になります。このジャンルの作家さんは、元々現実世界でその場にいた人が多い様です。つまり元検事さんとか元弁護士さんとかが作家デビューして、法廷物を書いたりするんですね。

 このジャンルの代表的な作家と云ったらE・S・ガードナー。有名なペリー・メイスン弁護士です。日本で有名なのは逆に検事で、和久峻三赤かぶ検事です。ただ、海外も日本もあんまりこのジャンルに拘りを面って書き続ける作家さんっていないですね。

 蛇足ですがリーガル・サスペンスなる言葉も時々耳にします。法律を扱った作品全般をこう呼ぶことがあるらしいのですが、それ以上詳しいことは知りません。ま、法廷物はリーガルに含まれちゃうんでしょうね、きっと。



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