中編



中編って何?
 あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ちゃんと存在する言葉です。長編と短編の真ん中に位置する長さですね。初めて中編作品を読むとちょっと拍子抜けした感を受けるかも知れません。「あれ、もう終わり?」って。でも、「短編はちょっと短くて…長編はちょっと長くて」って贅沢な貴方にはぴったりです(笑)

 普通は1冊に2編収録されます。これを中途半端ととるか、ちょうど良いととるかは人それぞれ。私は結構好きなんだけどなぁ。無駄に長い作品とかは当然ありませんし、作品全体が引き締まった感じなんですよ。
 長編から贅肉を極限まで削った作品って訳ですから、良作も生まれやすい…と思います。が、実際はあまり売れないんでしょうねぇ、この長さは。世に出る中編作品は可成り少ないです。

 赤川次郎『天使と悪魔』シリーズ(角川文庫)や島田荘司『Pの密室』(光文社文庫)などが中編作品です。



作家、作品紹介(括弧内は推薦者様)
 祥伝社の400円文庫 (sa-kiさん)
   確かにそうです。失念してました。
 吉村達也の『ワンナイト・ミステリー』 (紅さん)
   中編小説が少ないから書いた物とのこと。



謝辞(皆様ありがとうございます)
 sa-kiさんから作品紹介を頂きました。
 紅さんから作家紹介を頂きました。



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