ショートショート



ショートショートって何?
 ショートショートとは短い短い…極端に短い作品のことです。どれくらい短いって云うと…大体10ページくらいでしょうか。1ページとか2〜3行ってこともあります。ココまで行くと詩みたいなもんですね。勿論中身は結構違いますけど。

 この言葉は最早一人の作家のためにあるようなものです。星新一。ショートショートの代表的な作家で、生涯作品数は何と1000の大台に達しました。

 ショートショートは非常に短いので、一言一言がとても重要。凄く気を使って表現されています。安易に短いのではなく、極限まで贅肉(?)を削ぎ落とした作品なのです。

 因みに、星新一は作品数が1000を越えてから、表現を時代に沿ったものにする作業に取りかかり、新たな作品を生み出すことはしませんでした。文章表現は時代と共に変遷していくもの。であるならば少しでも自分の作品に長い命を与えようとしたんですね。

 一番のお勧めは『ボッコちゃん』(新潮文庫)に収録されている「おーい、でてこーい」。最初は書店で立ち読みってのもありでしょう! 一度この小さな世界に触れてみては如何でしょうか?



謝辞(皆様ありがとうございます)
 sa-kiさんから頂いたアドヴァイスも参考にしています。



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