読書記録



2001年 年間ベストテン
順位 著者名 作品名 出版社
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
浦賀和宏
西澤保彦
加納朋子
森博嗣
藤岡真
江國香織
二階堂黎人
宮部みゆき
藤木稟
芦辺拓
記憶の果て
七回死んだ男
掌の中の小鳥
今はもうない
ゲッベルスの贈り物
いくつもの週末
人狼城の恐怖
蒲生邸事件
ハーメルンに哭く笛
十三番目の陪審員
講談社文庫
講談社文庫
創元推理文庫
講談社文庫
創元推理文庫
集英社文庫
講談社文庫
文春文庫
徳間文庫
角川文庫
沢山の本を読んだ年ですが、当たり作品が多かった訳ではありません。それでも凄い作品に出逢う事が出来ました。

 『記憶の果て』は兎に角凄い!こんな作品を産み出せる浦賀和宏に今後期待大です。
 『七回死んだ男』はもう最高。これぞ西澤保彦ワールド!
 『掌の中の小鳥』は相変わらず優しい作品。題名の「掌」も良い感じです。
 『今はもうない』みたいな作品は当たりはずれが大きい。これは当たりです。
 『ゲッベルスの贈り物』は本格のニオイがします。
 『いくつもの週末』は「いくつもの週末」が良いんですよ!ホントに。
 『人狼城の恐怖』は黎人らしい作品です。色んな意味で凄い。(長さとか)
 『蒲生邸事件』は素敵なお話です。何となく懐かしい感じもします。
 『ハーメルンに哭く笛』は作風が好み。
 『十三番目の陪審員』は上手いです。

浦賀和宏作品に出逢えたことが最大の収穫です。他にも江國さんの作品がミステリィ以外で初のベストテン入り。この作品は本当に良いんです。 「いくつもの週末」のフレーズが出てきた時は本当に感動しました。こういう作品に出逢える事があるから、ミステリィ以外の本もやめられません。

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