読書記録



2003年 年間ベストテン
順位 著者名 作品名 出版社
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
有栖川有栖
金城一紀
島田荘司
貴志祐介
横山秀夫
加納朋子
島田荘司
西澤保彦
光原百合
歌野晶午
幽霊刑事
GO
Pの密室
青の炎
動機
螺旋階段のアリス
最後のディナー
依存
十八の夏
安達ヶ原の鬼密室
講談社文庫
講談社文庫
講談社文庫
角川文庫
文春文庫
文春文庫
角川文庫
幻冬舎文庫
双葉社
講談社文庫
当たり作品が多く、何度もベストテンの入れ替えを行いました。

 『幽霊刑事』は設定の面白さにユーモアが加わった本格作品です。
 『GO』の表現はとても綺麗です。
 『Pの密室』は中編の良さ、簡潔さが効果的にきいています。
 『青の炎』には勢いがありました。一気に読ませます。
 『動機』は非常にしっかりとした作品。完成度が高いです。
 『螺旋階段のアリス』からはやっぱり加納朋子の優しさを感じます。
 『最後のディナー』は題名が良いですね。御手洗を満喫です。
 『依存』を読まずしてボアン先輩を語ることは出来ません。
 『十八の夏』で光原百合のシャープな一面を強く感じました。
 『安達ヶ原の鬼密室』のトリックは今年一番だったかも。

あまり本格らしくない作品が多いです。こてこての本格作品自体が減ってきているのかもしれません。島田荘司と歌野晶午はトリック主体の傾向がありますね。

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