読書記録
2007年 年間ベストテン | |||
順位 | 著者名 | 作品名 | 出版社 |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
貴志祐介 鯨統一郎 霧舎巧 本多孝好 森絵都 佐藤友哉 T.S.エリオット 小川洋子 バウム 愛川晶 |
硝子のハンマー 富士山大噴火 霧舎巧 傑作短編集 真夜中の五分前 カラフル フリッカー式 キャッツ ブラフマンの埋葬 オズの魔法使い ダイニング・メッセージ |
角川文庫 講談社文庫 講談社文庫 新潮文庫 文春文庫 講談社文庫 ちくま文庫 講談社文庫 ポプラ社 光文社文庫 |
読了数が少なかったせいか、好みが変わりつつあるせいか、不思議な作品が沢山のこりました。 『硝子のハンマー』は構成の妙と貴志ワールドの融合で白眉。 『富士山大噴火』はストーレートなタイトルから想像も出来ないくらいドキドキ! 『霧舎巧 傑作短編集』は久々に秀逸な本格短編集を読んだ気になれました。 『真夜中の五分前』は読ませる作品です。一気読み。 『カラフル』は感動とドキドキの一冊。 『フリッカー式』は重い設定を感じさせぬまま最後まで読ませるところがグッド。 『キャッツ』は想像していたよりも遙かにドラマティックでした。 『ブラフマンの埋葬』はその世界、外国を感じる雰囲気に脱帽。 『オズの魔法使い』は今更ながらに新鮮で、それでいて懐かしさに包まれます。 『ダイニング・メッセージ』も秀逸な本格短編集。インパクトの差が順位の差です。 『キャッツ』とか『オズの魔法使い』など、ミュージカルの影響を受けて読んだ作品が心に残っています。それらを抑えて上位3作はミステリィ。『硝子のハンマー』はぶっちぎり。『富士山大噴火』はまったく期待していなかったのでビックリ。『霧舎巧 傑作短編集』の様な短編集が毎回読みたいと思っています。多様な作品10冊となりましたが、もう少し本格ミステリィが増えると嬉しいなぁ。 |
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