我孫子竹丸


<人形シリーズ>
人形はライブハウスで推理する (講談社文庫)

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人形はライブハウスで推理する
ストーリィ
人形シリーズ第4弾の短編集です。

 「人形はライブハウスで推理する」:睦月の弟・葉月が登場
 「ママは空に消える」:ママはお空のおばちゃんのところへ行ってしまった
 「ゲーム好きの死体」:バレンタインに朝永さんのところへ行ったらファンの女の子が…
 「人形は楽屋で推理する」:園児にプロポーズされた睦月
 「腹話術志願」:朝永さんに弟子入りしてきた男が警察に捕まる
 「夏の記憶」:引っ越してしまった友人に届かなかった手紙
感想
朝永さんと睦月の仲が急速接近! もしや、このシリーズは完結してしまうのでは…と不安になりましたが、幸い(?)もたもたしている様です。作品の雰囲気をとても良く表しているのが「ごしごし」でしょう。今回の鞠夫は純粋に探偵役。もうちょっと毒舌でも面白いかと。それでもユーモア小説、本格推理小説、恋愛小説を一纏めにした様な作品です。
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