飛鳥部勝則
<ノンシリーズ> |
冬のスフィンクス (光文社文庫) |
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冬のスフィンクス |
ストーリィ
就寝に前に絵を見ると、その中の世界に入り込むことができる。そんな不思議な能力を持った盾経介。失踪した不思議な感性を持った友人。その婚約者姉妹の危険な魅力と行動。そして殺人事件。真実の世界は一体どこにあるのだろうか。
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感想
夢と現実と絵。一体、どれが現実の世界なのか、訳が分からなくなるタイプの作品です。そういう展開は決して嫌いではありませんが、ちょっと作品の中で迷子になってしまった感じです。もう少し、メインのストーリィに芯が通して欲しいと感じました。中盤から後半はまだ良いのですが、せめて序盤くらいは信じる世界があった方が良いのではないでしょうか。
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