伯方雪日
<ノンシリーズ> |
誰もわたしを倒せない (創元推理文庫) |
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誰もわたしを倒せない |
ストーリィ
孤児院に捨てられた少年は、プロレスのカリスマ的存在・寿の背中を遠くに捕らえながら、確実にレスラーとしての道を歩み続ける。政治的な繋がりも持つ寿のミステリアスな存在と、覆面レスラーの殺害事件。寿の周囲で次々と起こる事件は、確かな道筋が存在していた。
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感想
プロレスの表と裏を取り上げた作品は少なくありませんが、本作を読むと、プロレスを嫌いになってしまう人が多いのではないでしょうか。あまり気分の良くないストーリィ,表現です。ミステリィ的な要素はかなり強く、力作と云う印象を強く受けますので、プロレスに対してあまり思い入れのない人や、物語は物語、と割り切れる人には面白いのではないでしょうか。
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