川端康成
<ノンシリーズ> |
雪国 (新潮文庫) |
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雪国 |
ストーリィ
島村が会いに行ったのは芸者の駒子。東京に住み日々を何となしに過ごす島村と、芸者として一生懸命生きる駒子。しかし島村は駒子の想いを受け入れず、一歩距離を置く。揺れながらも真っ直ぐ前を見据える駒子の強さが美しく描かれる。
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感想
日本を代表する作品の一つでしょう。「白」を感じる作品です。美しさと奥床しさを同時に感じます。が、芸者と云う物がどうにも良く分かりません。また、島村の行動はどうにも苛々もどかしい。中途半端でいい加減。こんな男に惹かれる駒子も不思議ですが、男と女ってそんなもの?
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