倭人伝


魏の皇帝曹叡は、諸葛亮の脅威が無くなると、
都に盛大に宮殿を建て、各地から美女を集め、
後宮に入れた。

あるとき中華からはるか東のかなた倭国から使者が来た。

司馬懿 陛下、遠く倭国から使者が参っております。
曹叡 おお。倭とは遠く海を越えた所だな。人が住んでおったのか。


使者は貢物を献上し、邪馬台国の統治者、卑弥呼を
王として認めてくれるよう要請した。


曹叡 なんと、倭国の王は女性とな!!美人か!?
よかろう。女王として認めよう。
卑弥呼 曹叡もわらわの国の力を認めたようね。
これでわらわは正式な倭の女王だわ。

魏と境を接していた遼東の公孫淵は
呉と結びかけ、不穏な動きをしていた
曹叡は、公孫淵の討伐を司馬懿に命じた。
司馬懿は諸葛亮のときとはうって変わって電光石火で侵攻し、
これをさんざんに打ち破り、公孫淵を滅ぼした。

しかし、都に凱旋するころには、曹叡は崩御していた。


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