百寺巡礼(山陽、山陰編)

 第71番 天台宗 山徳山  三佛寺

 倉吉市、三朝温泉街を通り抜け三佛寺の駐車に到着、そこで登山靴に履き替え急な坂道を登っていくと拝観所。
 さらに石段を登りきると正面奥の杉木立に囲まれて三佛寺の本堂が立つ。堂内には、阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来
 の三仏を安置する。三佛寺の名はこの三仏に由来すると言う。
 投入堂に行くには入山許可所で名前、住所、登山時刻を記帳。行方不明を防ぐためだそうです。また靴のチエックも受ける、
 私は登山用の杖は一時預かり、また、「六根清浄」という四文字の襷を渡された。これをかけて赤い門をくぐると登山開始だ。
 自然の木の根こを手と足で三点確保しながら一歩一歩登っていく。約1時間程度かけて登ると景色も楽しめ、石楠花、ブナなどの
 植物の垂直分布も感じることが出来る。鎖、ロープ、馬の背の尾根などの障害物を乗り越えると絶景の見える文殊堂に着く。
 さらに難所を抜けると、その名の通り断崖に投げこまれたように立っている投入堂に着く。 このようなお堂の不思議さ、美しさを  見て、苦労して登った喜びにしばらくひたる。(拝観するところも自然のまま、出来きることなら混まない時期を推薦いたします。)
 
                    投入堂への入り口    投入堂              文殊堂                    登山道

         
    木の根の登山道        外国人の学生に会う                本堂
 第72番 天台宗別格本山 大山寺
 本堂は杉木立に囲まれれるようにちんざする。大山寺は阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来、を祀る、西明院,中門院、南光院の
 三院に分かれ四十二の支院僧坊があった。現本堂は、大日如来を祀る大日堂だったが、神社と寺に分離した際、大山寺の
 根本中堂となったようです。
 大山から運ばれる岩石が賽の河原を創っていますが今は砂防堰堤が河川を守っています。

           



 第73番 天台宗 清水寺(島根県安来市)
 
日本海につながる中海を北に望む地に立つ、観音霊場の清水寺
 
ゆるやかな参道脇には赤や紫色ののぼりが並び商売繁盛を願っている。宿坊を見ながら進むと本堂の見える石段に着く。 
 
境内は、根本中堂(本堂)、護摩堂、毘沙門堂、三重塔などの堂宇が立ち並んでいる。
 清水寺は葬儀が行わない厄払いの寺であるため厄除けや病気平癒の祈祷など、根本堂に香煙の耐えることが無い
 内陣奥の中央厨子には秘仏十一面観音立像を安置する。(毎年7月17日開帳)
          
  

 第74番 臨済宗妙心寺派 一畑薬師教団総本山  一畑薬師
           
    本堂                                                    山門への石段


 第75番 曹洞宗  永明寺
 白壁と赤瓦の家が立ち並ぶ津和野は、藩政時代の城下町の面影を残す美しい町。その西端立つ永明寺。
 今は茅葺き屋根の本堂が郷愁を誘う小さなお寺。訪ねた時期は紅葉に包まれ、特に書院の池泉鑑賞式庭園は朝日に映え
 見事でした。
 その境内には、悲運の武将、坂崎出羽守や文豪、森鴎外の墓がひっそりとたたずむ。

    
     山門                   茅葺の本堂と朱雀門                  書院の庭園


 第76番 黄檗宗 東光寺  

  城下町の趣を残す萩市の一郭に、朱塗りの門を構えた中国風の寺が立つ。江戸時代に中国から伝来した黄檗宗の寺、
 東光寺は萩藩主三代藩主、毛利吉就が建立。以来、毛利家の廟所として、一族の菩提がと弔われている。
 
    
   三門                        石灯籠と墓石

 第77番 曹洞宗 瑠璃光寺

 駐車に入ると五重塔が池越しに飛び込んでくる。
 空にそびえる五重塔。優美で凛然としたそれは、日本の三名塔のひとつと称される。室町時代、守護大名、大内氏が、この地に
 築いた華やかな文化のシンボルだ。
 本堂は入り口からまっすぐ延びる参道の先に佇む。参道の庭園も綺麗です。本堂内陣中央には薬師如来と脇侍の日光、月光
 菩薩像が安置されている。

     
   本堂                       シンボルの五重塔              石を敷き詰めた参道

 第78番 華厳宗 阿弥陀寺
 仁王門から続く長い石段を登りつめると、ようやく中門にたどり着く。中門をくぐると紅葉の綺麗な本堂が見えてくる。
 堂内の内陣中央には、本尊の阿弥陀如来を中心に三尊が安置されている。
 境内に小川が流れ木々に覆われ大変趣のある寺です。
       
    郷誘を呼ぶ山門             宝物館                 念仏堂

 第79番 真言宗泉涌寺派大本山 浄土寺

 国道2号線沿いにある山陽本線のガードをくぐり、急な石段を登ると、鮮やかな朱塗り山門が目に入る。振り返って見ると、山門
 越しに尾道水道と向島が見える。唐門は身分お高い人を迎い入れるための門。
 浄土寺は聖徳太子創建と伝える中国地方屈指の古刹。本尊は十一面観音菩薩立像。

       
    本堂                     多宝塔                  尾道水道
 
 第80番 真言宗大覚寺派 明王院
 石段の上に立つ山門をくぐると正面に本堂、右側に庫裏と書院ある。左側には室町時代を代表する和洋建築として知られている。本尊は厨子に納められた秘仏の十一面観音立像。


            
     山門への石段           五重塔


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