自律神経訓練法(自己催眠法)


自律神経訓練法は催眠法関係の書籍がたくさんでており、
ほとんどの書籍に自律神経訓練法が紹介されています。

詳しくは書籍をご覧下さい。

あくまでも各自の責任で行ってください。最近はカルチャー教室も講座がもたれているようです。
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自律訓練法の標準練習法(暗示語は赤い文字)

 できるだけ静かなあまり明るすぎない落ち着ける部屋で行う。布団の上に仰向けに寝転んだり、
 いすやソファーの場合は楽に深く腰をかけて両腕を肘掛に乗せて行う。


効能
交感神経と副交感神経のバランスをとる。
不眠・高血圧・心臓病・神経痛・リューマチ

準備
目を閉じて複式呼吸を2〜3度行い、「心がとても落ち着いている」と心で繰り返す。

1 「右腕が重い」
  右腕(利き腕)から始め左腕・右脚・左脚の順に暗示をかける。はじめは5分くらいから始め
 10分くらいで止める。普通1日に3回(朝・昼・晩)で2〜3週間はかかる。

2 「右腕が温かい」
  腕が重いの要領で行う。


3 「心臓が静かに打っている」
  心臓病・心臓疾患系の反応が過敏な人、血圧の高い人はこの暗示はしないほうが無難。

4 「呼吸が楽だ」
  呼吸器系の病気・障害のある人はこの暗示は避ける。

5 「胃のあたりが暖かい」
  消化器系の器質的な病気、糖尿病の人は注意して最後に回す。

6 「額が涼しい」
 偏頭痛、頭痛もち、てんかん、脳損傷のある人は不快な反応が起こったりするので別な方法を
用いる。


参考
2〜3ヶ月から6ヶ月ぐらいでマスターできる。