平成6年 No.6 (文章理解)

次の文章の要旨として、最も適当なものはどれか。

(本文略)

1.民主主義は、不断の努力によってのみ獲得できる。
2.民主主義は、制度的に保証されているものではない。
3.民主主義は、結果よりもプロセスが大切である。
4.民主主義は、常に監視され、批判されている。
5.民主主義は、国民の持つ最大の目的である。



おいおい、本文なしでどうやって解くんだよ?
確かに、正攻法ではそうなんですが、ときには本文を読まずに
わかってしまう(すくなくともいくつかの選択肢は消去できる)ことが
あるんですよ。

ポイントとしては、「常識で考えて正しいか?」ということです。
常識ではおかしくても、本文に述べられているという可能性はあります。
しかし、国家試験において常識を逸脱した文章は採用されにくいはずです。
特に平成12年からは問題が持ち帰れるようになったので、批判されるような
文章は載せにくいはずです。(でも、実際は悪問だと批判されていますけどね)
そのため、これから先は「常識で判断する」という手法がますます有効と考えます。
常識で判断して、容易に切れる選択肢は消しましょう。
では、1つづつ検討していきます。


1.民主主義は、不断の努力によってのみ獲得できる。
ん?どっかで聞いたような言葉ですね。憲法に似たようなこと書いてあったような。
とりあえず言っていることは正しい。後は本文に合うかどうか。とりあえず保留。

2.民主主義は、制度的に保証されているものではない。
そうでしたっけ?私の記憶では民主主義が大前提で保証されているのですが。
うーん、ちょっと記憶が曖昧ですが、民主主義は保証すべきなのでは?


3.民主主義は、結果よりもプロセスが大切である。
これもどっかで聞いたような言葉ですが、例えばスポーツならそうでしょう。
だけど、民主主義で政治を行う場合、結果は大事でしょう。
「頑張ったけど、経済回復できませんでした。でも頑張ったから許してね。 By 内閣総理大臣」
なんてこと許されるわけないと思うのですが。


4.民主主義は、常に監視され、批判されている。
そうですか?絶対王制が批判されたのは聞いたことありますが、
民主主義の批判てほとんど聞いたことがないように思います。
おまけに「常に」って、あやしいぞ。民主主義が監視されてるのをみたことないんですが。


5.民主主義は、国民の持つ最大の目的である。
最大の目的が民主主義の人はいるかもしれません。しかし、そんな人みたことあります?
いたとしてもわずかですよね。「国民の」なんて大嘘です。


というわけで2〜5はいかにもウソっぽいです。事実、正解は1です。


戻る