☆私と娘のアメリカ紀行☆
〜3日目・インタビュアーにこ(笑)〜

午前8時30分。娘に起こされる...ラウンジで朝食。好きな物をいただく。
でも、軽めにしておこう。後が大変だから(笑)

今日は、メイさんとゆっくりお話するんだ!英語がどうのって言ってらんない!
今日のさきさんはひたすらビデオ係り。ホテルをでると町並みを写しながら解説している。
再びメイさん宅。そして、大きなツリーをバックにメイさんと私、二人並んでソファーに腰をかける。
向かえの席には通訳のニックさん。

いろいろなことを聞きたい。話したい。
お話するメイさんは私と目を合わせたままゆっくりとはっきりとお話してくださる。
頭の中で理解できる単語を並べてみるけれど、通じない。
すぐにニックさんに助けを求める。通訳してもらい、そして答える。


私もメイさんと目を合わせながら...

言葉は通じなくても分かりあえているような気がした。
遠く海を隔てても”リウマチ”という病気は共通なんだ...
辛いことも、痛みも、不安も”リウマチ同士”だから分かりあえる。


辛いことも聞いてみた。リウマチの奥さんを持ったご主人に。
新薬の治験のため、今までの薬を全て止めた時。
リウマチの活動が最高値に達すると、私たちはリウマチに負ける。ひとりでは何もできない。
痛みに心まで負けそうになる。そんな彼女を見て、彼はどう思ったか。

メイさんは涙を浮かべた。
彼は、新薬が必ずよい結果をもたらすと信じていた。
寝たきりになったメイさんを励まし、献身的な介護をした。

そして、新薬がメイさんの身体に効いた。
今では二人共通のスポーツであるサイクリングを楽しんでいると言った。


メイさんの左の方がご主人さま。
二人が話す視線の間にハートマークが見えた。ごちそうさま。

「お茶にしましょう」と出されたお菓子はハンドメイドクッキー、そして日本茶。
おいしかった〜

庭に作られたプールもリハビリには最高。
そしてひとりづつ、ビデオに向かって感想を話す。娘も話していた。
リウマチの母から産まれた娘にとって、母のリウマチは普通のことで、毎日がボランティアという娘。
今回の旅行で何を学んでくれたかな?

メイさんと、言葉は通じないけれど、気持ちは、心は通じたね。
アメリカ式に抱き合い、別れを惜しんだ。また会える日がくるのだろうか...


メイさんご夫婦。

夕方からタクシーでハリウッド、ユニバーサルシティーへ向かう。
どこを見ても観光で、お上りさん状態の私と娘。
残念ながら時間が遅く、中に入ることはできなかったけど、TVで見かける建物や町並み、
人々はこれぞアメリカ!って感じ。
おもちゃ屋さんで日本のおもちゃを見ると妙に懐かしい気がして...
夕食はピザ。さすがに大きい。


陽気な人たち。

そしてタクシーでロサンゼルスへ。高いビルが並び何だか力強さを感じた。
でも、夜は物騒だからと人は少なかった。リトルトウキョウもひっそりとしていた。

午後11時まで営業しているデパートでおみやげを買う。
いい物なのに(日本ならブランド品)無造作に積まれ、下に落ちている商品もある。
大らかと言うか、大雑把と言うか(笑)
家族のおみやげと私自身にご褒美?自分で唯一付けられる、ブレスレットを買った。

そしてホテルに戻り、家に電話する。久々に主人の声。「どう、楽しい?」「めっちゃ、楽しい!」
娘は中3の英語でも通じたと喜んで報告していた。そして最後の夜...


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