今日はとってもいいお天気。こんな時はゆっくりと眠りたいと思いながら、
やっぱりいつものように5時３０分に目が覚める。今日はお弁当を作らなくてもいいのに．．．
（友だちは「お弁当作らなきゃ！」と言って飛び起きたそうである）
どこまで行っても母親なんだよね。

朝食はバイキング。いつもはパンとコーヒーくらいなのに、こんな時はしっかりといただく。

少し散歩でも．．．と思いホテルを出ると、タクシーのおじさんが観光を誘う。

誘われるままタクシーに乗り、エメラルドグリーンの海へ行き、ガラスボートに乗った。
船の底がガラス張りになっていて、生きた珊瑚をみたり、たくさんの魚たちに会う。

これぞ沖縄の海！と、すっかりいい気分。おみやげは砂浜で拾った珊瑚のかけら。

次に行ったのは「ひめゆりパーク」。大サボテン王国。園内を走る列車に乗って散歩。
サボテンの種類もたくさんあるんだね。

そして「ひめゆりの塔」。沖縄にきたら、来なくてはいけない場所だと思っていた。

たくさんの若い女の子たちが戦争の犠牲となった場所。

大きな穴の中で傷付いた兵士達を治療し、励ましていただろうこの場所に立ち、手をあわせた。
資料館の中にはまだ15〜６歳の彼女達の笑顔の写真がいっぱいだった。

彼女達の遺品や当時の国の教えが展示してある。そのなかに、可愛い少女の絵が書かれた
小物入れや手帳のような物があった。彼女達の心は今と何も変わらないのに．．．

そう思ったら涙がとまらなかった。
私も娘も教科書の中でしか知らなかった沖縄に言葉を失っていた。

3時間のドライブに運転手さんのガイド付きで￥9000だった。

ちょっと高いなあ〜と思いながらも、素通りしてしまったかも知れない沖縄を
知る事ができた。そう思ったら、明日のレンタカーをキャンセルしてまた
ちょっと高倉健さん似（よく言われるらしい）のおじさんにタクシーで案内してもらう事にした。

午後からはこの旅行の目的である「リウマチ友の会全国大会」に出席。

プログラムにそって、医療講演や特別講演、患者さんによる体験発表などを
聞かせていただいた。ウムウムと思わずうなずく内容だった。

念願だった、三重県のぎょうざさんや石川県のひとしずくさんに
お会いする事もできた。うれしかったあ〜！

今日の夜の食事は、娘と二人でステーキと決めていた。
ホテルから歩いて15分のところにステーキ屋さんがあった。
普段はいただかないようなちょっとリッチなお肉を頼む。ステーキは思いっきりジューシー
全部いただいて「二人で贅沢しちゃったね！」アメリカ風、沖縄の味を堪能した気分。

夕方の涼しい風の中をホテルまで遠回りして帰る事にする。
電気屋さん、オートバイ屋さん、喫茶店、どこも一緒だね。そんな事を話しながら
歩いているけど、すれ違う沖縄の子ども達はどこか、安室ちゃんやダパンプに似てる。
う〜んみんな可愛い。たまに言葉が通じない人に会う、どこの島の人だろう？

ホテルに戻って、ぎょうざさんやひとしずくさんとゆっくりお話もできたし。
ひとしずくさんとはオリオン缶ビールで乾杯もしちゃったね！（アラ？内緒だっけ？）

沖縄2日目の夜はちょっと幸せ気分だった。