娘との旅行 IN 沖縄! 三日目

さあ!今日は7時30分にタクシーがお迎えに来るよ。

お友達の家族(こちらも母と娘)2組と一緒にタクシー2台で出発です。

沖縄に来たらこれを食べなくちゃ!と言われて向かったのがアイスクリーム屋さん。
ブルーシールという名前のアイスクリーム屋さんだった。

朝からアイスクリ〜ム?と思いながらも、私は紅イモと抹茶のアイス。
娘は大好きなチョコレートアイス。
ウ〜ン!お・い・し・い!

タクシーの運転手さんのお話を聞きながら、沖縄本島北部へ向かう。
那覇市から北谷町(ちゃたん)を通り、所々にある米軍基地にまつわる話を聞いた。

**********

高校時代、演劇部に所属していた私が主役を勤めた『黒い太陽』というお芝居を思い出した。

沖縄のマリという名の少女。日本人のお母さんと黒人さんの父との間に生まれたハーフ。
戦争で両親を失いながらも、看護婦さんになるという夢を持ち明るく生きている。

でも友だちのエミリは戦争を憎み、自分をも憎み、米軍基地の中へと入って行く。
中では兵士達が銃などの演習をしていた。危険を感じたマリはエミリを助けに基地の中へ。

(銃声が響く。暗転)エミリをかばって撃たれたマリは
「私は..何も悪い事は..していないのに...どうして太陽は黒いの...」
と言って息を引き取る。そんなお芝居だった。

その頃この沖縄を訪れていれば、もっと違ったマリを演じる事ができたかも知れない。

**********

遠い昔を思い出しながら車は、恩納海岸に建つ素敵なホテルを横目に走る。
万座毛を望みながら運転手さんは「万人の人が座れる程の原っぱの事を万座毛と言う」と話してくれた。
「ホ〜」と感心しながら車は北へと走る。

名護市役所はクーラーがないと言う事で有名らしい。
えっ!沖縄でクーラーがない!暑くないの?
省エネ対策で風通しの良い建て方をしたらしい。シーサーもいっぱいいた。
確かに風通しのよさそうな建物だ。けど、見ている分には素敵だけど
中の人たちは暑いだろうね〜(よけいなお世話かな?)

タクシーのおじさんはいろんな話をしてくれる。

そして、ネオパークオキナワに到着。
洞くつのような入り口を入ると、いきなり鳥達が出迎えてくれる。
ピンクのフラミンゴや羽を広げた孔雀。ニワトリにスッポン。
馬やサルなど動物達が自然のままに暮らしているよう。
それに珍しい植物もたくさん。道ばたに咲く雑草もとてもきれいな花を咲かせていた。

午前中とは言え少し歩けばやっぱり暑い。
今度はパイナップルを食べ放題!おじさんやおばさん達が自分達で作った
パイナップルをその場で食べさせてくれる。

う〜ん!パイナップル〜!と言う味だった。これぞパイナップル!って感じかな。
ただ、贅沢を言うならば、もっと冷えてるといいんだけど...
取れたて摘みたてだからね。今はまだハウス物だけど、甘くて美味しかった。

パイナップルって畑になるんだよ。知ってた?ヤシの実みたいに木にはならないんだよ。

パイナップルを口に頬張りながら今度は海洋博公園へ。
エメラルドビーチと言う名のついた海岸はとても素敵だった。
その名の通りエメラルド色に輝く海と空。やっぱ、沖縄だぜ!

水族館では珍しい魚達を見て、いるかのオキちゃんのショーを見た。
オキちゃんは赤ちゃんを出産して、子育て真っ最中らしく、赤ちゃんに寄り添ったまま。
立派なお母さんぶりだった。ちょっと過保護?かな。人間も一緒だね。

お昼をすぎて、タクシーのおじさん達がよく行くと言うおそばやさんへ行く。

そこでやっと、ソーキそばと沖縄そばを食べる。どっちもおいしかった!
ほんとに地元の人たちが行くようなおそば屋さんってとこがまた良かった。

後は沖縄自動車道で一気に那覇まで。

今日はやっぱり疲れたのでホテルでお食事。
「ビール飲んでもいい?」と一応娘に聞いて、「オリオンビール大ジョッキください」
う〜〜〜うまい!
一人で飲むのはさみしいけど、まあいっか。

そして沖縄最後の夜。ひとしずくさんの所へ行き、またの再会を約束して。

娘の寝顔をみながら。おやすみなさい。


「沖縄旅行4日目」を
御覧になって下さる方はここをクリックして下さい!(^^)