本ページではJR東海発足時からの主力通勤車両である211系5000・6000番台を紹介します。
JR東海の電化全線、全電車配置区に配備されていた同系ですが、2006年10月改正で大垣区から撤退、2023年12月には神領区から撤退しています。
現在では東海道線(静岡地区)をメインに、御殿場線、身延線の西富士宮、を守備範囲としています。このほかには臨時運用のみですが武豊線での営業実績もあります。
また、211系5000・6000番台では製造後改造で転落防止ほろ、パンタグラフ交換のほか、2007年度からは日本車両でATS-PT設置工事が開始され、神領・静岡区双方の車で改造が開始され、2011年までに完了。
優先座席のシートを灰色からオレンジ色に変更し、同部のつり革も同様にオレンジ色に、出入り口のステップを黄色で目立たせる工事も2017年度には完成。
誕生から30年を超えた同系も後継車両の315系へのバトンタッチが始まり、2022年3月からは廃車も出始めています。
神領区の211系は3両編成が2023年度当初に、4両編成が12月に淘汰が完了しました。 |