ケガ・スポーツ障害の予防と手当て
ケガ・スポーツ障害の手当て
B傷の手当てと応急処置
☆傷の汚れを取り除く
まず、傷の汚れを取り除くことが重要です。水道水で構わないので、流しながら砂や 土などの異物を洗い流します。傷に食い込んでいる場合はガーゼなどを使って少しこ するようにします。時間が経って傷が腫れ、異物が埋まってからでは遅いので、始め に取り除くことが大切です。 このような処置をすることで雑菌の侵入を最小限にできます。逆に、すぐにこのよ うな処置をしないと雑菌で感染し、傷が長時間完治しなかったり、膿を持ったり、周 囲にも広がったり、と運動にも影響がでます。また、傷自体も変色して痕がはっきり 残り、見かけが悪くなります。
☆消毒と被覆
傷の様子によって、すり傷なら消毒してガーゼや絆創膏で覆う、裂けた傷で小さけ れば絆創膏で傷をとじるように寄せる、大きければ可能な範囲で寄せてガーゼなどで 覆い、病院で縫ってもらいます。 合宿先などで自然の土で大きく傷が汚染された場合には、破傷風などの病原菌の侵 入もありうるので病院で診てもらいましょう。
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